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個人的な疑問の覚え書き@ゲーム・オブ・スローンズ

第六章の5話目は、ウェスタロスの歴史に関わる重要なポイントが示されていた気がします。

以下、ネタバレ含んでいます。


5話目で時間を割いていたのはブランに関係すること。
フラッシュバックの謎など、いろいろとまだ不明な点があるんですけどね。

海外で”セオリー”と呼ばれている”憶測”などでは、そのフラッシュバックは単に過去へ遡っていた「タイムトラベル」ではなく、「タイムパラドックス」なのでは?という意見も多々見受けられました。
「タイムパラドックス」というのは、現在と同じ時に過去も未来も同時に存在する”並行世界”に近い感じですかね?

その「タイムパラドックスではないか?」と、今回のエピソードでは「やはりそうなのかな?」と思わせるシーンがありました。
三つ目の鴉が最後にブランを連れていったのは、父エダードがアリン家へ旅立つ日(その日を選んだのにも理由があると思われます)
その時、心の木はホワイト・ウォーカーに襲われている最中で、ミーラがブランに呼びかけてる叫び声が過去のウィンターフェルにいたブランの耳に届きました。
しかも、少年のホーダーも反応して倒れましたよね。
単に過去へ遡っていたなら、恐らく声は届かなかったのでは?と。
こういった、時間軸関係の要素は頭が混乱しやすいんですよねー。

さて、5話目の最初にフラッシュバックした際、心の木の顔が大きく映し出されました。


この顔、見覚えがありませんか?
三つ目の鴉に似ているんですよ。



三つ目の鴉は「1000年待った」「(世の中を)千とひとつの目で見てきた」とブランに言いましたよね。
彼は心の木の根で身動きが取れない状態にいましたが、三つ目の鴉=心の木?
最初の人々によって切り倒された木も多いということですが、北部には心の木が多くあり、ウィンターフェルにもあります。

では三つ目の鴉は何故そう呼ばれるんでしょう?
わかりませ~ん(苦笑)
今後、ブランに何かがあって鴉になる?(ブランを演じる子自体、第六章で出演が終わるという話ですし)
「ブラン=三つ目の鴉=心の木」ってことなのかも。
三つ目の鴉はブランに「歩けないが飛ぶことはできる」と言いましたし。「ブラン=三つ目の鴉=心の木」なら歩けない(木は歩かないから)
ブランが塔から転落した後、三つ目の鴉のヴィジョンを見るようになったんだけど、あれはブラン自身が自分を導いてた可能性が。

ホーダーがブランの旅に必要だったのは、ブランが生まれるずっと前から決まっていたことに。しかも、ホーダーがホーダーになった時点でブランは存在していた・・・やはり並行世界なのか?

それと、個人的に謎なのが、森の子らが夜の王を作るのにドラゴングラスを刺し込みましたが、夜の王になるとなんでドラゴングラスによって砕け散っちゃうんでしょう?
あとヴァリリア鋼にも弱いですよね。
ナイツ・ウォッチの総帥だったジオー・モーモントが、ジョンにヴァリリア鋼の剣を与えたことも伏線になってる?
ジオーの息子ジョラーが灰鱗病になったのは、ヴァリリアへ行く伏線?
石化人の存在も意味があるんだろうねぇ~。単なる厄介者とは違う気がします。

以前、ジョンたちが壁の北側へ偵察に行った際、サムが埋められてたドラゴングラスを見つけました。”最初の人々”が埋めたとされていますが、森の子らによって白き魔物が作られてると知って奪って埋めたんでしょうか?
そのドラゴングラスで夜の王を倒せると知ったのは、サムが初めてだったりして。
しかも、メイスターになりたいと思っていたサムがドラゴングラスの効果を知ったことも、大きな意味があるんでしょうね。

それらの伏線回収は今後されていくと思います。
「あれはそういうことだったのか」という具合に。

三つ目の鴉の目的は一体何か?ってのも、今はよくわかっていません。
森の子らが人間から自分たちを守るために作った夜の王ですが、森の子らも手に負えなくなったという顛末ですよね。
最初の人々が北の壁を造った時点で既に夜の王はホワイト・ウォーカーとして脅威だったわけで、森の子らによる魔術で北の壁を強化したという言い伝えがあるそうです。
なんか「何やってん?森の子らは」って感じ(苦笑)

三つ目の鴉は「過去を記したインクは既に乾いている」と言いました。
ブランが「過去」だと思っている過去は変えられない。
しかし、タイムパラドックスならば、新たな時間軸で新たな過去~現在~未来は作り出せるわけです。
それをブランに教えようとしてた?
そのためには、ブランが三つ目の鴉になる必要がある・・・とかそういう感じなのかしら?

わからん(苦笑)





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