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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

「ドラカリス」@ゲーム・オブ・スローンズ

デナーリスがドラゴンに火を吹かせる時、「ドラカリス」と指示することは既にご存知だと思います。
その指示によって、今まで多くの人たちが燃やされました。
今回は、それに関するお話です。



ジョージ・R.R・マーティンが言うように、ドラゴンは現世で言うところの「大量破壊兵器」であり、ドラゴンが吹く炎はすべてを焼き尽くすほどの威力があります。

そのドラゴンの炎の攻撃を受け、人間が火だるまになるシーンはスタントによる実写なんですね。
ミーリーンの闘技場でハーピーの息子たちにドロゴンが炎を吹くシーンは、クレーンを用いて火を発射させていたそうです。
ドラマと言えど、スタントを使って火だるまになるシーンを撮影してるということも、特筆すべき点です。

当然のことながら、スタントは耐火服を着ているわけですが、火が着いた瞬間から30秒以上息を止めてアクションを行う。
消火されるまでは息を止めてなくてはならないので、考えると大変なことですよね。
燃えている最中に一瞬でも呼吸をしてしまうと内蔵が大火傷してしまうからで、水中で息を止めることとは全然違うと語っています。
そして、スタントコーディネーターによれば、一番怖いのは消したはずの火が再点火してしまうことだそうです。
こういった苦労や努力は、きちんと評価されてます。
第五章でのスタント(闘技場でのドロゴンのシーン)には、エミー賞が与えられました。



そして第七章では、更に人が燃えまくるそうで。
映画ですら成し得ていない人数を燃やすとかで、ギネスブックにも載せられるレベルの人数がひとつのシークエンスの中で燃えるんだそうですよ。
一回の撮影に20人ものスタントが燃え、シークエンスとしては70人以上が燃えることになるそうです。

映画で沢山人が燃えたシーンがあるのは「プライベート・ライアン」「ブレイブ・ハート」だそうです。戦争映画ですけどね。
「ゲーム・オブ・スローンズ」の場合は相手がドラゴンですので、攻撃力が高いこともあって、どんどん人間を燃やすことができるわけです。
ちなみに、どういったシーンで燃えまくるのか?となりますが、ラニスター軍が燃やされると思います。
迫力のあるシーンになるでしょうねぇ。








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