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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

HBOが流した最終章・別ヴァージョンのPV@ゲーム・オブ・スローンズ

日本は新しい元号の発表で賑わってますね。
世界のGOTファンは、HBOが流した別ヴァージョンのプロモで賑わってます(?)


先月登場した予告編では入ってなかったシーンが加わってます。

ティリオンの台詞が被されていて、「We must fight together now, or die」と言ってるようです。
ターガリエン(デナーリス)とラニスター(ティリオン)と共に協力し合うことを敬遠してる北部の諸侯たちに対して、語ってる台詞でしょうかね?

映像はデナーリスたちがウィンターフェルに到着し、諸侯たちが集ってる場での台詞に見えます。第一話の冒頭でしょう。

そして、プロモにはジョンが死の軍団と戦っている姿も入ってます。
剣を振るってる勇姿にファンは大喜び。
動画に流れているジョンの台詞は予告編と同じです。

暖炉に向いてるデナーリスに、ジョンは恋愛関係終了を告げたんでしょうかね。
ジョンは「レイガーの息子でエイゴン・ターガリエン」だと言ったかどうかはわかりませんが。
「嘘をついては真の戦いで戦えない」と正直さを主張してたジョンですから、デナーリスに対しても誤魔化しはしないでしょう。
神妙な雰囲気のシーンですね。
第一話はその辺のシーンで終えるのかな?







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最終章の序盤はゴタゴタが生じる?@ゲーム・オブ・スローンズ

日本ではスターチャンネルで細切れに出演者のインタビューを紹介してますが(上辺だけの軽いもの)、海外では様々なメディアが俳優、監督や脚本家のインタビューを掲載してます。
その中で気になるインタビューを紹介します。

放送開始まであと半月ですから、インタビューも加速してますね。


北部でのデナーリスの苦悩


まず、予告編等で流れていますが、デナーリス御一行がウィンターフェルに到着した後のこと。サンサは神妙な顔つきになってることから、デナーリスを歓迎している雰囲気ではありません。

サンサ役のソフィー曰く「ジョンはデナーリスにコントロールされてるんじゃないか?」という危機感を抱いているとのこと。
当然サンサは壁の向こう側で起きたことを知りません。
デナーリスがドラゴンを引き連れ、ジョンたちを救出に向かったことを知らない・・・ということを念頭に、私たちはサンサの危惧を推し量る必要があります。
しかもその時点で、サンサはジョンがターガリエンであり、デナーリスの甥であることは知らないでしょう。

そして北部の諸侯たちもターガリエンに否定的です。
情報が伝わっているのなら、デナーリスがサムの父親と弟を処刑したことを知っているかもしれず、狂王エイリスを思い起こさせることになります。

ジョンから「親友」だとサムを紹介されたデナーリスは、どんな反応をするでしょう?
サムの弟まで生きたまま燃やしました。
それについてサムはデナーリスを責めはしないでしょうが、デナーリス自身が困惑し、苦悩するかもしれません。
跪かなかっただけで処刑したわけですからね。

ジョンとデナーリスの苦悩


ジョンは自分が「エイゴン・ターガリエン」であるという真実を聞かされるでしょう。
エダードが実の父親ではなかったというショックも当然あるでしょうが、そのことにより、デナーリスへの思いも重く圧し掛かってくることは、想像するに難しくありません。

血縁関係があるにも関わらず、デナーリスとの恋愛関係を持ち続けて欲しいと願っているファンは多いんですが、ジョンの性格からすると有り得ないでしょうね。
キット自身も「彼は親戚とベッドを共にできる人間ではない」と述べています。

そして、第七章最終話の終盤で見せたティリオンの不穏な表情がありましたが、ピーターさんは「(2人の血縁関係は知らないが)あの2人の関係によって南部に侵攻する危機感を感じていた」と述べています。
その言葉の意図は恐らく、ジョンに惚れているデナーリスは助言を無視し、自分の感情を優先に行動しかねないと思ったからかも。

アリアとジョンの再会シーンは?


第一章第二話、アリアが王都へ向かうために荷作りしてる時、ジョンから”ニードル”をプレゼントされた温かなシーンの印象が強いですね。
そのため、アリアとジョンの再会シーンも感動的になることを期待してる方も多いと思います。私もその一人だったんですけど・・・。

キットは「別れのシーン以降、それぞれ残酷な日々を送ってきたため、2人を変えてしまった」と述べています。
もしかすると期待していたような再会シーンにはならないかもしれません。

ジョン自身、第一章第二話の「片隅に追いやられてる落し子のジョン」ではなくなりました。
アリアも「騎士に憧れてる無邪気な女の子」ではなくなりました。
沢山の惨い死を見続け、心の底から復讐したがっている女の子になり、現在は「顔のない男」です。

最終章の前半はウィンターフェルが中心?


予告編で死の軍団との戦いに繋がってるシーンが多く挿入されていました。
死の軍団とのバトルは「第三話」で間違いないでしょう。

大方の予想もそうでしたが、偽リークでさえ死の軍団とのバトルがクライマックスだと示していました。
ところがシーズンの中盤でそのバトルが展開されます。
延々と最終話まで4つのエピソードを使って死の軍団とのバトルが描かれるとも思えません。

ウィンターフェルでのバトルシーンは、大変大掛かりな撮影が行われました。
55日間(しかも冬の夜限定)の撮影を行ってきたんですね。
関わったスタッフ、エキストラなども過去最高の人数だったそうです。

俳優たちも今まで以上のリハーサル、アクション、訓練などに時間を割いたようです。冬の北アイルランドの夜は凍るような寒さ。
アリア役のメイジーは「泣きたかった」と語ってました。

ファンとして、そういった苦労も加味しながら、第三話を見たいと思ってます。

第四話以降、どうなるか定かではない


ウィンターフェルのバトルに関する情報は出てきていますが、第四話以降(もしかすると王都が中心になるかも?)については漠然としています。

予告編で王都にいるらしいティリオンが映っていましたが、王都には雪が積もっていません。


そのことから、「死の軍団の影響が及んでいない=第三話で死の軍団は終了?」という風に解釈している人もいます。
最終章は全編に渡って死の軍団の脅威が描かれると予想している人が多々ですが、クライマックスに向けた展開はそうじゃなさそうですよ。

私は過去記事で撮影情報をダラダラ書き続けてきましたが、それを読んだ方は察することができると思います。

ハウンド役のマッキャン。
スターチャンネルのインタビューで言いました。
「予想していたものと違う展開になる」

以前、サム役のジョン・ブラッドリーのインタビューも取り上げましたが、彼も「(最終章は)過去シーズンの印象を変える可能性がある」
そしてジェンドリー役のジョー・デンプシーは「有名な理論を信じているなら、クライマックスで裏切られた気分になるだろう」


Valar Morghulis







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写真・画像の合成加工は静止画によるVFX

映画やドラマ等で使われてる「VFX(視覚効果)」
それを使用してる作品は、今やファンタジーものやアクションものばかりではありません。
時々、映画などのメイキングとしてVFXで作成している動画を見ますが、写真や画像による合成加工と共通する部分が多々あるなぁ~と思います。

もちろんVFXは映像ですし、動いている人間や3DCGを用いるため、静止画像の合成加工よりも遥かに技術を要します。

しかし、映像としてCGを使ったりしながら風景を変えたり、グリーンスクリーンで撮影した人間を映像にはめ込むのは、静止画像の合成加工に通じるものがあります。


実際にこのような風景はありません。私が既存の写真を4枚用いて合成加工し、作り出した世界です。
その4枚の画像はこれです↓(人物は切り抜き後の状態)


で、「ゲーム・オブ・スローンズ」第七章のVFXによるメイキング映像。
映像や3DCGなどを重ねて馴染ませるのがわかると思います。コントラストの調整、エフェクト等をかけていますが、静止画の合成加工でも同様なことをします。
合成加工をする上でも参考になりますよ。


ちなみに、「CG」「SFX」という言葉を聞いたことがあると思いますが、何がどう違うのかイマイチわからないという方もいるでしょう。

・VFX:既存しているものを重ねて世界観を表現するものです。撮影された映像や3DCGなどを使用して合成、及び加工していきます。

・CG:ご存知の通り「コンピューター・グラフィック」のことで、ゼロから作り出すものです。現実にはない場所や物などですね。
そのCGで作られたものを用いるのがVFXのパターンです。撮影中、俳優は銃を持つ手つきだけで演技をし、後にCGの銃をはめ込むということはよくあるそうです。

・SFX:「特殊効果」と呼ばれ、実際の撮影現場で行われるものです。たとえば建物を燃やしたり、爆発させたり。人形を用いて死体にするのも、ここに含まれるそうです。








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