落ち込む・後味の悪い映画
有名なところでは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ミリオンダラー・ベイビー」「ミスト」「ファニー・ゲーム」などがよく挙げられます。
そこで、私個人が「うわぁ~、これはキツイ」と思った作品を紹介します。
ハッピーエンディングも良いけど、たまにはキツイ映画も見たいな・・・と思った時の参考にして下さい(苦笑)
まぁ、わざわざ見ることもないですけど。
まず、キツイ度合いが低いものから。
◆フランスの友だち(1989年/フランス)
ずいぶん昔に見た映画です。第二次世界大戦中のフランスでの物語。
感情移入して見ていると、落ち込みます。
◆ザ・バニシング ―消失―(1988年/オランダ=フランス)
後にハリウッドでリメイクされた映画です(リメイクの方は衝撃がまったくありません)
ドライブ中、恋人が突然消えてしまった。一体どこへ行ってしまったのか・・・?という疑問を抱かせながら展開していきます。
思わず「こーれーはー!!」と言いたくなるオチです。
◆リリア 4-ever(2002年/スウェーデン)
この作品はDVDスルーもしてないので、CSやケーブルテレビで放映でもしてくれないと見る機会はないと思いますけども。
「やるせないわぁ~」っていう展開がずっと続きます。
監督は社会問題として製作した映画なんですよ。つまり現実にあるということ。
気が重くなりました。
注意 映画の冒頭のシーンをここで紹介します。
が!、これだけでもショックを受けるような描写です。
再生する場合は気をつけて下さい(グロではありません。精神的な意味で)
【シーンの解説】
●冒頭
リリアは母親と一緒にアメリカへ移り住む話になっていましたが、母親は愛人と共に先に行き、あちらで落ち着いたら迎えに来る…と、突如の変更。それに対して不満を抱いたリリア。
母親たちが出発し、たった一人取り残された彼女の苦難がそこから始まる。
●ラムシュタインの曲が流れてるシーン
ショッキングなシーンですけど、実は映画自体のOPでもあります。
彷徨うように走り続けるリリア、そして…。
彼女に何が起きたのか?という疑問を抱かせ、その経緯が描かれていきます。彼女が辿った運命は余りにも残酷であったことがわかっていきます。
◆アメリカン・クライム(2007年/アメリカ)
ホントにキツイ映画でしたよ(ドラマのアメリカン・クライムじゃないですよ)
実話を基にした作品で、ほぼ忠実に描いているそうです。
見てる途中で「もうやめて!!」と言いたくなるくらいでした。
集団で行うことは、悪いことでも罪悪感が薄れるという恐ろしい心理状態ですね。
「是非ご覧下さい」とは言えない、4作品を紹介しました。
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