GIMPで明暗法を使って加工する
要は光と影で明暗のコントラストを強める感じにすることです。
現在は絵画だけではなく、写真の加工でも用いられ、ファンタジックな加工には欠かせないものです。
この明暗法をベースに色々な加工をし、素晴らしい写真に仕上げるんですね。
Photoshopですと、そういったノウハウをシェアしている方が多いですが、GIMPでのやり方のノウハウはそれほどないんじゃないかな?
写真の切り抜き方、合成するやり方とかはボチボチありますけどね。
・・・ということで、今回はGIMPで「明暗法」
わかりやすいように、人形の画像を使用して解説します。
1. 透明のレイヤーを重ねます。
2. 透明のレイヤーを灰色で塗りつぶします。
色は#808080にします。
塗りつぶしたら、レイヤーモードを「オーバーレイ」か「ソフトライト」に。
すると、下の基画が現れます。
作業は灰色のレイヤーで行います。
3. 暗くする部分を塗る。
向かって右側から光が当たっていると設定。
暗くする場合は、ブラシを使って黒で塗ります。
この時、ブラシの不透明度を半分以下に下げた方が良いと思います。
暗くなる部分の顔、髪、服をブラシでなぞります。
4. 明るくする部分を塗る。
暗くした反対側を白で塗っていきます。
これもブラシの不透明度は下げて。
光が当たっていると仮定しながら、顔、髪、服をなぞっていきます。
(目も白で明るくして際立たせます)
5. 一応完成。
少し不穏な雰囲気になりましたね。
わかりやすいように、作業前と後を比較してみます。
ここへ光や灯りを描くと効果が上がります。
たとえばこんな感じで。
Photoshopでの加工を見ていると、この作業がベースになっています。
あとは色の調整とか様々な演出をすることで、ファンタジックな加工写真になるんですね。
写真を幻想的にする基本ですので、私も四苦八苦しながらやってます(苦笑)
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