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デナーリスの服は何故ブルーなのか?@ゲーム・オブ・スローンズ

ふと思った。
「そう言えば、デナーリスってブルーの服(ドレス)を着てることが多いなぁ」と。
何か意味があるのかしら?と思ったので、調べてみました。
そしてブルーの衣装だけではなく、衣装デザイナーによると、デナーリスが今まで着ていた服にも色々と意味が込められていたことがわかりました。
デナーリスの衣装デザインを担当してるのはMichele Claptonという方で、サンサの衣装も担当しているそうです。

まず、第一章でドロゴに会う時にイリリオから贈られたドレス。


薄いラベンダーとピンクの薄いシルクで作られていて、これは彼女の弱さを表し、身体が透けて見えるようなドレスなのは、ドロゴに対して身体で惹きつけるという「身体だけの女性」という位置づけを示すものだそうです。
デナーリスを一人の人間として尊重してない表れということですね。

次はドロゴと結婚し、カリーシになったデナーリス。


デナーリスはカリーシとなり、新しい地位を反映した衣装になっていきます。
ドスラク人スタイルの粗い織物で、ズボンを着用した衣装。
彼女の性格が強くなってきていることを暗示しているのだそうです。
粗い織物はドラゴンの鱗にも似させているそうです。
ズボンは馬に乗りやすいようにということではなく、彼女の力強い成長を示すもの。

第二章クァースにて。贈られたドレスと奪われたドラゴンを探す時に着ていた衣装。


この頃からデナーリスは、自分で軍隊を持ち、船を得てウェスタロスへ向かうことを決意しました。クァースに辿り着いた際、デナーリスはドレスを贈られました(左のドレス)
これは、彼女が望むものを手に入れようとしていることが意図されたデザインだそうです。金色のベルトのような装飾は”鎧”を象徴してるそうです。
鎧でガードしているような精神状態を表してるとか。
そして、ドラゴンを探す際の衣装(右側)は、彼女が強さを持ち出した反映。
高い地位を示すデザインが正面に施され、ドスラク風のスカートはカリーシであることを再認識させる意味合いがあるそうです。その衣装もズボンを着用しています。

クァースを出て船に乗り、デナーリスは本格的に戦力を得ていき、征服と奴隷解放を行い始めていきます。


ここから濃いブルーの衣装を着用するようになりました。
伝統的にブルーは聖母マリアと関連しているそうです。
奴隷の救世主としてのデナーリスは、第三章の最終話で「Mhysa(ミサ)」と呼ばれました。
加えて、彼女は「穢れなき軍団」という大規模な軍隊を手に入れ
、戦う準備が整ってきたということを象徴しているそうです。

ミーリーンを支配した後、デナーリスはブルーのドレスではなく、白いドレスを着るケースが増えました。
これは、親方たちもブルー系の服を着ているため、彼らとの区別化。更に高貴な者であることを象徴する白を着用したのではないか?と言われてます。

このように、衣装の意味を知ることも面白いですね。
ウェスタロスに到着したデナーリスの衣装には、どのような意味が込められているのでしょうね。








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第七章では誰が”退場”するでしょう?@ゲーム・オブ・スローンズ

関心ごとは「一体誰が次のシーズンで退場するのかしら?」ということもあるでしょう。
漏れたリークでは少し挙げられていましたが、今回はそれには触れません。
ですから、「ネタバレは困る」という方も安心して(?)ご覧下さい(苦笑)

予想として圧倒的に多いのは、サーセイです。
「そろそろ退場して欲しいのだが」という意見が多いくらい。
第六章の最終話での展開と魔女の予言を重ねると、彼女が手にした権力は短命なのではないか?というところからの理由もあります。
しかし、悪者キャラが第六章で退場したので、唯一(人間の)悪者キャラがそう簡単に消えそうもありませんが。

次点はメリサンドル。
アリアと再会してどうのこうの~になるのでは?とかありますが、彼女はこれからの展開に必要だと思うんですけどね(個人的に)

あとは、デナーリス側の取り巻きの誰か・・・っていう意見も多いです。
それはミッサンデイなのか、グレイワームなのか、はたまたダーリオなのかはわかりませんが、デナーリスは順調にコトが運ばないだろうということで、犠牲は不可避なのでは?ということなんですけどね
一番退場しやすい位置にいるのは、ミッサンデイよりも戦士であるグレイワーム・・・。

では、北部ではどうでしょう?
サンサが一番ヤバイと思われてます。
でも先日のパネルディスカッションに登場してたので、どうでしょうかね。
北部からの退場者はいないかもしれません。
ジョンとラムジーの戦いで北部は多くの戦死者を出しましたし、北部を再びまとめ上げる作業がこれからの展開でありますから、退場者が出るようなシチュエーションはないんじゃないかと思います(リトルフィンガーの動きを加味しなければ)

そして、「第七章ではそれほど退場者は出ないのではないか」という意見も多いです。
第六章で人員整理したのではないか?と思えるほどの退場者が出ましたので、意外と第七章でのメインキャラクターは健在のまま最終章に行くという予想。


ところで、先日のパネルディスカッションで「第七章にカメオで出るミュージシャン」も明らかとなりました。
それは、エド・シーランという英国のミュージシャン。
駄洒落じゃないけど「シーラン?知らん」という方も多いかも(私は知らん)
この方です↓

やっぱり知らん(苦笑)
なので、どこに登場しようが気づかないと思います。
今までもミュージシャンのカメオ出演はあったんですよ。
日本では「知ってる人は知っている」という方々が多かったですので、言われても「ふ~ん」てな感じですけどね。

第八章は個人的にドイツのバンド「Corvus Corax」をお願いしたい。
バンド名が”ワタリガラス”ですし。
↑和太鼓集団「Wadokyo」とのコラボ。

でも音楽抜きの登場なら別にいいや(苦笑)






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ご存知の通り最終章は6話です@ゲーム・オブ・スローンズ

珍しく日本のメディアも取り上げていましたが「最終章は6話のみ」という表現の仕方に呆れてしまいました。

私も前々からブログで書いていましたが、クライマックスにかかる残りの2シーズンは合計13話であろうということをご存知だった方もいるでしょう。
今年の第七章は7話であることから、最終章は6話であろうと予測はできていました。

ちなみに、最終章の脚本担当者も決まっています。
第一話:Dave Hill
第二話:Bryan Cogman
残りの四話:D&D(David Benioff と D.B. Weiss )

まぁ~、日本のメディアの表現の仕方ですと、アメリカのドラマに有りがちな「放送打ち切り」みたいなニュアンスに受け取れるので悪質ですね。
現にそのように受け取った人もいるみたいですし。
「日本のメディアって、そういう風にネガティブな印象操作をするんだな」ということを実感しました。
シーズン全体の放送時間は540分という情報もあり、一話あたりの時間が長いのかもしれないという話もあります。
特に最終章の最終話は映画並みの長さになるという予想から、他の5エピソードは70分前後ではないかと言われています。

最終章の放送時期も、もしかしたら来年の冬になるんじゃないか?と予想するファンもいます。撮影は例年通り9月からですけど、更に待ち時間が増えるのだろうか?(苦笑)

そして、日本のメディアはパネルディスカッションに於けるエピソード数だけに触れていましたが、スピンオフを製作する可能性についての話題には触れていません。
D&DはGOTが終了した後、スピンオフの製作については否定していなかったそうです。
そのスピンオフは、GOTで始まる以前の物語だろうと言われてます。
特にファンの間では、「ロバートの反乱」時期を描いて欲しいという人が多いですね。

で、パネルディスカッションですので質疑回答があったのは言うまでもありません。
興味深い質問として
Q:夜の王側はドラゴンがいますか?
A(ベニオフ):Maybe

これはGOTには限らず、起承転結のある物語は大抵結末は予め決めてあるものです。
「ハリー・ポッター」も原作者は最初に結末がインスピレーションとして湧いたと語っていました。彼女はその結末を書いた原稿を金庫に入れておいてたそうです。
その結末に向けて、ハリー・ポッターの物語が始まったのです。
ジョージ.R.R.マーティンは結末を明確に決めているかはわかりませんが、少なくともD&Dは決めていたそうです。

ヒュー・グラント主演の映画「Re:Life ~リライフ~」は、主人公が脚本家。
壁にぶち当たって金欠になった主人公は、大学の脚本を教える臨時講師の仕事を引き受け、生徒に脚本を書くための重要なことは「登場人物を設定し、今どのような状況でどのような結末に向かうか最初に決める」という台詞で言っていました。
それが決まれば、あとは結末に向けての肉付け。
起承転結に於いて「結」が肝心なのは言うまでもありません。

GOTも最後の2シーズンに向けての肉付けを6シーズンかけて描いてきました。
その残りの2シーズンは本格的に結末に向けた展開になると、D&Dは語っています。

さあ、いよいよ今まで分散していた視点がウェスタロスの同じ場所へ集まります。









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