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裏話:第七章 #5@ゲーム・オブ・スローンズ

最終章が終わり、裏話を書くのもあと9話分です。
「あのエピソードにはそういう意味があったのか」等、ちょっと振り返って思い出してみるのも良いかもしれません。



◆第七章 第五話「イーストウォッチ」
  • イーストウォッチは海と堅牢な家に近い北の壁であり、ホワイトウォーカーが襲ってくる可能性が最も高い壁。
  • OPクレジットでの映像にイーストウォッチが加えられた。
  • このエピソードはリアルタイムで放送を見ている視聴率が前エピソードを上回った。
  • デナーリスは「車輪の輪を壊す」ということを命題にし、奴隷制度の廃止や悪い支配者を倒すことを目的にしている(これはドラマの方向性)しかし、彼女はすべての人の君主になりたがっている。
  • デナーリスは自分の持つ「力」(軍隊とドラゴン)に頼っている。
  • ランディル・ターリーは、ロバートの反乱時にターガリエン側として戦っていた(ストームズ・エンドを包囲していた)が、今回デナーリス側につかなかったのは、彼女はウェスタロスで育ったわけでもなく、しかもよそ者であるドスラクや穢れなき軍団を引き連れてきたため。ウェスタロスをよそ者に支配されたくないという気持ちがあった。
  • 君主はナイツウォッチの誓い(宣誓)から解放することができる。以前、スタニスがジョンに対して正式に「スターク」とし、ウィンターフェルの城主にすると言ったのはそのため。このことにより、サムがナイツウォッチの誓いから解放されれば、ターリー家の城主になれる可能性もある。
  • ランディルとディコンを火刑にしたデナーリスをティリオンは「狂王」を彷彿させると思っていたが、D&Dによれば「デナーリスは選択肢を与えていた。狂王は生きた人を燃やして喜んでいたがデナーリスは違う」と語っていた。
  • ティリオンは「これでまた偉大な家がなくなってしまう」と言った。バラシオン家、マーテル家、タイレル家に続きターリー家もなくなるという意味。
  • ジョンを「北の王」にせず、サンサにすべきだったという意見が出た。ブランは「三つ目の鴉」となり継承権を放棄したため、サンサがウィンターフェルの城主になるのは当然と言える。ジョンはレイガー・ターガリエンの正式な子供であるため、”落し子”ではないにしろ、本来「北の王」にはなれない。
  • 原作者のGRRMは、玉座を巡る戦いでの実質的な力を持つ者は剣を振るう者ではなく、政治的に卓越している者としている。そういったことから、サンサは政治的プレーヤーとして優れていると指摘した。
  • リトルフィンガーと話していた女性使用人は、エミリア・クラークのボディダブルのひとり(ロングショットや背後からのショットを撮影する際に演じる人)
  • ドロゴンがジョンに懐いたのはジョンが「ターガリエン」の血筋であることを示している。
  • ジェンドリーとジョンの初対面のシーン。ジェンドリーはロバートの落し子であるが、互いの父親は共に戦ったとジェンドリーが言った。しかし実際は違うことになる。ジョンの父親はレイガーであり、ジェンドリーの父親ロバートから殺害された。
  • ウィンターフェルから手紙を受け取ったジョンは、アリアとブランが生きてると思わなかったと言った。ブライエニーがアリアに会ったのは第四章、サムがブランに会ったのは第三章であり、その後の数年間は誰も二人を目撃していないためであろう。
  • ジョラー・モーモントはこのエピソードで3回以上衣装が変わっている。
  • ジョンがイーストウォッチに向かうためにドラゴンストーンを去る際、デナーリスに「来たるべき戦いでの幸運を祈る」と言った。この言葉は過去シーズンでマンス・レーダー、アーサー・デインが言った言葉と同じ。二人はその後に死んだので、不吉な言葉になるかもしれない。
  • ショーランナーは以前「ジェンドリー、ヤーラ、エドミュア・タリーが再び登場するかはわからない」と語っていた。それは演じていた俳優にも言っていたらしい。
  • ジェンドリーが短髪になっていたのは、自分の姿を隠すためだという理由がある(※遠目から見るとポドリックと被るためとも言われてますが)
  • ダヴォスがジェンドリーと再会した際、「まだボートを漕いでると思った」とジョークを言ったが、これはファンの間で「ジェンドリーはまだボートを漕いでいるのだろう」と言われ続けていたため、それに合わせた台詞。
  • ジェンドリーは自らウォーハンマーを造った。これは父であるロバート・バラシオンが使っていた武器で、レイガー・ターガリエンの甲冑にも穴を開け、一撃で倒したとされている。
  • そのウォーハンマーはバラシオン家の紋章の色を逆にした配色がされている。ウェスタロスの落し子は、紋章の色を逆にして使用する(ジョンの場合も白い大狼となる)
  • ジョンたちが壁越えをして「亡者狩り」をするのは、ドラマのオリジナルライン。
  • ミアのソロスらが野人に捕まっていたが、他の旗印なき兄弟団がどうなったのかは不明。強引に考えれば、ミアのソロスたちは先頭となって壁際にいて、彼らが捕まった際に後続の兄弟団は後退したかもしれない。
  • ジョンらとソロスたちが会うシーンでは、それぞれのキャラがどこかで一度は会っていたり、関わっていたことがわかるシーンとなっている。
  • 北の壁であるイーストウォッチはこのエピソードで初めて舞台として描かれた。城壁の拠点とする場所は黒の城の他に、第三章でサムとブランが出会った廃墟が登場していた。
  • トアマンドが「今、女王は何人いるんだ?」と尋ねたシーンは、サーセイとデナーリスの他に、サンサも加わることを示唆しているのではないか?と言われている。






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