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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を深く掘り下げ、ドラマをより楽しむことを目指しています。

ティリオンの不穏な表情の謎@ゲーム・オブ・スローンズ

最終章まで先はまだまだ長い。
「ゲーム・オブ・スローンズ」に関して書けることと言えば、撮影情報かセオリーぐらいしかありません(苦笑)

以下は第七章のネタバレを含んでいます。未見の方は注意。



この長い長い待ち時間の間に「色々と想像してくれたまえ」と言わんばかりの展開が、第七章最終話で起こりました。
それは、サーセイとティリオンの密談です。

サーセイはドラゴンピットで休戦の条件として、ジョン・スノウが忠誠を誓うことを明確に提示しました。
しかし、ジョンの(ばか)正直さによって決裂。
そこでティリオンがサーセイと交渉する~という話の流れでした。

サーセイと話をして戻ってきたティリオン。
そしてサーセイも姿を現し、立ち位置を変えて「協力する」と告げた。
ここで、「ティリオンと何が話し合われ、何でサーセイは立ち位置を変えたのか?」という疑問を抱くこととなりました。

サーセイの妊娠に感づいたティリオン。そこで場面が切り替わりました。
ですから、二人が何を話したのかまったくわからない。
そこで、このようなセオリーが。

ティリオンは、死を覚悟した

◆ティリオンが出した条件


まず、サーセイが休戦に応じるとデナーリスに伝えたのは、そうすることによってデナーリス側は北部に集中することになるからです。
つまり、王都は攻撃を受ける危険を回避できるという話をしたのではないか?と。

そして、ティリオンは最も重要な情報として「ドラゴンの一頭が死の軍団によって殺された」という話をしたかもしれないという予想です。

サーセイはドラゴンが一頭いなかったことをジェイミーに話しました。
それはティリオンがドラゴンの情報を教えたからではないかと。
デナーリスのドラゴンが死の軍団によって死んだという情報は、サーセイにとって有意義な情報となります。

◆サーセイにとって死の軍団とドラゴンは脅威ではなくなった


ジョンはドラゴンピットで、亡者を火で倒せることを教えました。
それによって、サーセイはドラゴンの炎で死の軍団の大半がやられると考えたでしょう。一方、ドラゴンの一頭は死の軍団にやられた。
残りのドラゴンも同様にやられる可能性があると読んだかもしれない(ヴィセーリオンが夜の王側のドラゴンになっていることは、誰も知らない)

デナーリスたちが死の軍団と戦えば、穢れなき軍団やドスラク人らの戦力は相当低下することになります。
サーセイは生き残っているドラゴン対策をすれば良いだけとなる。

または、死の軍団が北部での戦いで勝って王都へ攻め込んできた場合、サーセイは炎を使えば良いとなる(鬼火使用)

◆真の戦いでティリオンは死ぬ覚悟ができた


ドラゴンの情報をサーセイに教えた時点で、ティリオンはデナーリスに反逆したことになります。
ですから、サーセイ、デナーリス、死の軍団のいずれが勝っても、ティリオンは死を免れないことを覚悟しているのだろうということです。

サーセイとの密談の後、ティリオンはドラマ上で何も語らず黙していました。
そして最終話の終盤、デナーリスの部屋を訪れたジョンを陰から見ていたティリオンのシーンに繋がっていました。

不穏な表情は、デナーリスを裏切ったことへの後ろめたさと死の覚悟ではないか?ということです。

デナーリスが戦いに勝った場合、反逆行為で処刑される。
サーセイが勝った場合、当然殺される。
死の軍団が勝った場合も生き延びていることはないだろう。

ティリオンのジョンに対する「嘘も方便だということを学べ」という台詞は、ティリオン自身がデナーリスたちに嘘をつくという伏線かもしれません。

余談


「真実っていうのも良し悪しだな」byスタニス・バラシオン

ジョンは嘘をついていては真の戦いを戦い抜けないと言いました。
そんな彼は、自分がターガリエンであるという真実を突きつけられる。

「愛と名誉」についてメイスター・エイモンはジョンに語り、ジョンは父エダードなら「最善を選択するだろう」と答えました。

しかしジョンが尊敬してやまないエダードは、生涯ジョンに嘘をついていたことになります。
それはリアナとの約束であり、彼女への愛によって偽り続けてきました。
そしてジョフリーが真の王であると宣言したのも娘たちへの愛からです。

ジョンもまた、野人の中にスパイとして潜りこんだ際も愛と名誉の狭間に立たされました。彼の場合は愛を捨てましたが。

どちらかを選ぶ時は、一方を裏切らなくてはなりません。

第一章、エダードがロバートの依頼を受けるか、北部に留まるかを選択しなければならないシーンがありました。
それはさましく「愛と名誉の狭間」
ドラマではとても上手く描写していました。

エダードの肩に「愛と名誉」が圧し掛かっていたシーンでした。

最終章、その「愛と名誉」「嘘と真実」というものがポイントになるかもしれません。









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