第八章「サンサは退場する」説@ゲーム・オブ・スローンズ
撮影はまだ終わっていませんし、ネット上では様々なセオリーや予想、(ファンフィクションだらけの)リークやらで賑わっています。
今回は、「第八章でサンサは退場(死亡)するのではないか?」という予想を。
サンサ退場説の一番の根拠は、大狼レディの死。
スターク家の子供たちの運命は大狼と重なっている・・・というものです。
レディの死と繋がってるのだとしたら「どのように?」
サンサはサーセイに捕らえられる
サンサはサーセイの命令により、ゴールデンカンパニー(若しくはラニスター軍)によって拉致されるのではないか?という意見があります。
サーセイは北部を潰すため、サンサを人質に取る可能性があるということです。
(”リークもどき”のジェイミーを拉致するという内容より、対北部戦略として説得力はありますね)
「サンサが捕虜になる→退場」を予想している人は「過去シーズンに於いて、繰り返しヒントが示されていた」と述べています。
そのヒントとは・・・
第二章、ブラックウォーターの戦い。
スタニスの軍が攻撃してきた時、城の女性たちは一箇所に集まっていました。
サンサは初めて戦を経験しました。
その時、サーセイはサンサに色々と教えていました。
自分たちが劣勢になった場合、敵の兵士たちからどういう目に遭うのか。
そして、負けた時のためにイリーン・ペインが待機していることも。
ブラックウォーターの戦いでサーセイがトメンと共に死を覚悟したのは、敵に捕らわれることの意味を知っているから。
サンサも第六章の「落し子対決」の前夜、ジョンに「(私を)守るなんて無理よ」と告げたのは、サーセイから戦の側面を教えられたため。
今回、サーセイは北部を敵だとみなしているので、北部で重要な人物サンサを捕らえる作戦に出るでしょう。
加えてサンサの身の安全に関してのライン。
ブライエニーはリヴァーランや王都に向かえとサンサから指示された際、その都度サンサを心配していました。
更に伏線として、第七章でサーセイから王都へ来るようにとの手紙を受け取ったサンサ。ブライエニーに代理として行くよう指示した際、サンサは「サーセイが生きているうちは王都へは行かない」「私を捕虜にしたかったら、彼女が北部へ来ればいい」と語った。
同じ第七章で、サンサがアリアの部屋で物色していた時、サンサは「私に忠実な者が大勢いる」と言い、アリアは「彼らは今ここにいないけどね」と常に守られているわけではないことを示しました。
サンサは、ウィンターフェルにいれば自分は安全であると思っている。
これらもヒントなのでは?ということです。
ティリオンがサンサを引き渡す約束をしたかも
第七章の最終話、ティリオンとサーセイが密談しましたが、肝心な話の内容はわかっていませんね。
その話し合いによって、サーセイは自分たちも北部へ派兵するという話をジョンにしました。
しかし、それは嘘だった。
ティリオンはサーセイが妊娠していることを知った上で、休戦するための条件を改めて話し合った可能性があります。
サーセイはジョフリーを殺したのはオレナであると知りながら、ティリオンには黙ったままでしょう。
そこでジョフリー殺しの容疑者として、サンサを引き渡すよう条件を出したかもしれないとのこと。
ティリオンがそれを飲んだとしたら?
彼は死の軍団がどうのこうの以前に、とにかく休戦したがっていました。
デナーリスを信頼しつつも、ティリオンはやはりラニスター家の人間なのです。
兄であるジェイミーがデナーリスと戦う姿を見て、耐えられなくなった可能性があります。
最愛の兄を死なせたくないばかりに、サンサを引き渡すという条件を受け入れたかもしれません。
その密談の後、ティリオンには台詞がありませんでした。
北部へ行く手段の話し合いの際も、何も語らず黙していました。
彼はサーセイが休戦を受け入れる気はないということを知らないと思います。
デナーリスとラニスター家の戦いを止めるためジョンを裏切ることになり、後ろめたい気持ちになっていたんじゃないか?ということですが。
勝つか死ぬか
サーセイが死の軍団や北部軍に攻め込まれ劣勢になった場合。
躊躇なく王都を吹き飛ばすことになるかもしれない(自分は逃げるにしても)
その時、王都でサンサが捕らわれていた場合、彼女は犠牲となってしまいます。
ジョンはサーセイと交渉しようとするかもしれないし、アリアも動き出すかもしれない。しかし、サンサを救出することは困難でしょう。
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セオリーの多くは、サンサは生き残るとしています。
リーク(もどき)も同様です。
死の軍団との戦いにしか目を向けていないものが多いからなんですけどね。
死の軍団の恐ろしさは勿論ですが、第八章ではサーセイの恐ろしさもトコトン描かれるのではないか?と思います。
むしろ、死の軍団よりも恐ろしいと感じさせるかもしれません。
第一章から自分本位で残酷な人間としてサーセイを描いてきました。
しかしジョンは「同じ人間だから」と思っている節があり、彼女の残酷性を甘く見ている部分があります。
エダードも見抜けませんでした。
真の敵・・・実は南にいたという展開になったりして。
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