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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

俳優がオーディション時に演じたキャラクター@ゲーム・オブ・スローンズ

ドラマ制作を開始する前にはキャスティングが行われます(パイロット版も含み)
これは「GOT」に限らず、どのドラマや映画も同じです。
日本の場合は”オーディション”という形式でキャスティングすることは、ほとんどありません。
それが良いことかどうかは知りませんが、俳優を目指す人たちにチャンスを与える機会は少ないでしょう。

パイロット版と正式にシリーズとして放送された第一章では、キャスティングに変更があったことをご存知の方も多いと思います。
今回は、起用された役柄とは違う役柄でオーディションを受けた人たちを紹介します(既に知ってる人もいるかもしれませんが)

◆ジョン・スノウ

・アルフィー・アレン

D&Dはアルフィー・アレンの優れた演技を認めていましたが、「彼はどう見てもジョン・スノウではなかった」と説明していました。
でもシオン役はピッタリはまってますね。

・イワン・リオン

イワン・リオンの場合は、当初「ヴィセーリス」と「ジョン・スノウ」のキャラクターでオーディションを受けたそうです。
そして後日連絡が届き、改めて「ジョン・スノウ」のオーディションを受けた流れ。キット・ハリントンも同様で、ジョン・スノウ役は2人に絞られていたという話は有名です。

結果的に、キット・ハリントンが役を勝ち取ったわけです。
イワンは自分がもしジョン・スノウだったら、まったく異なるキャラクターになっただろうと語っていました。
キャスティングする側は最初からキャラクターのイメージがあり、それに合致するかどうかで決まることを俳優は知っています。

・ジョー・デンプシー

彼は「ジョン・スノウ」でオーディションを受けましたが、残念ながらチャンスを掴むことはできませんでした。
ジョン・スノウの他に「ピップ」「グレン」役もダメでした。そして結果的に「ジェンドリー」の役となったわけです。

しかし、ジェンドリーは第一章で2つのエピソードにしか出ません。しかもキャラクターの属性が不明のままだった。
彼は悲観的に、第二章のジェンドリー役は別の俳優を起用するだろうと思っていたそうです。

◆ロバート・バラシオン

・コンリース・ヒル

ロバート・バラシオンとして既に撮影していたそうです。
しかし、(実際にロバート・バラシオン役をした)マーク・アディで再キャストすることになり、コンリース・ヒルは「彼の方が相応しいだろう」と答えたそうです。「相応しいものが役を得る。それが”ショービジネス”なのだ」と。
大人の対応ですねぇ。

◆ジョフリー・バラシオン

・ユージン・サイモン

もしかしたら、ジョフリーはユージンが演じたかもしれない・・・というところまできていたらしいです。
結局、ジョフリーはジャック・グリーンソンが演じましたが、ユージンは「それで良かった」と、ジャックの憎々しいジョフリーに納得したとか。

最終的に彼はランセル・ラニスター役となりました。変貌を遂げるキャラクターということもあり、満足しているそうです。

◆カール・ドロゴ

・Conan Stevens

結果的にドラマで演じたのは、第一章のグレガー・クレゲイン(マウンテン)役でした。
ロラス・タイレルと馬上試合をして、負けた腹いせに馬を斬ったシーンに出ていましたが、この時マウンテンを演じた人は2人いて、混乱のもとでしたね(苦笑)

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ドラマを見続けていると、俳優を通してキャラクターのイメージが出来上がっていきます。ですから、ジョン・スノウがキット・ハリントンでない場合、もはやイメージしにくいですよね。

それはジョン・スノウだけではなく、他のキャラクターで演じた俳優も見事にキャラクターを作り上げたと言えるでしょう。
ラムジーとシオンは、イワンとアルフィー以外ではイメージできませんし。

キャスティングというのは、制作側が描いているイメージに近いかどうか。
複数の俳優を比較しながら振り分けていくわけですし、俳優自身の努力だけではどうにもならない部分も多々あるのだなぁ~と思いました。

そういえば、
第八章でゴールデン・カンパニーのリーダー役としてキャストされたと伝えられていたMarc Rissmannは、どうもキャンセルっぽいです。
詳しい情報はわかりません。







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