第八章 たぶん偽リークですが素晴らしい筋書(弐)@ゲーム・オブ・スローンズ
今回は第五話と第六話(最終話)
一応、偽物のリーク内容だと思いますが、「ネタバレ扱い」とします。
◆第五話
このエピソードは、ブランが時間を遡ったシーンから始まる。
森の子らが最初の人々の男を夜の王に変えさせることを止めようとし、ブランは狼潜りでその男に入り込んでいた。
ブランは森の子らに警告しようとした。
しかし”さるぐつわ”をされ、縛り付けられてしまった。
ブランはその瞬間悟った。あの時見た場面は、既に自分が入り込んでいた状態であったのだと。
リーフはドラゴングラスを男の胸に刺し込んだ。
ブランはドラゴングラスが体の中に入ったことで、自身が持っていた能力以上にパワフルさが増していた。
ブランはヴィジョンから戻れなくなっていた。
現在のブランは過去に行ったまま白い目となって動かなくなっていた。
ユーロンは捕虜たちを公開処刑にするため、ベイラー大聖堂のあった場所へ連行。
はじめにヤーラを生きたまま鬼火で燃やし、その間、ユーロンは彼女を助けようとするシオンの首を絞めていた。
これは、ロバートの反乱が起きるキッカケとなった、狂王エイリスがエダード・スタークの父リカードと兄ブランドンに対して行ったことと同じ行為だった。
ジョラー・モーモントは斬首された。
ユーロンは彼の首をデナーリスに送りつけるつもりだった。
ジェイミーはこれらの光景を見ることを強いられていた。
デナーリスはユーロンが捕虜を処刑したと知り、大激怒した。
ジョンとティリオンの忠告を聞き入れず、彼女はユーロンを殺すためにドラゴンと共に王都へ向かった。
デナーリスが去った後、ウィンターフェルではカーホールドが襲われたという報せが入る。そして、次に狙われるのはドレッドフォートかウィンターフェルだと思われた。
ジョンはデナーリスがドラゴンを連れて王都へ行ってしまっていたため、慌てていた。
とにかくウィンターフェルで守りを固めるため、ジョンはすべての老若男女にドラゴングラスとヴァリリア鋼の武器を与えた。
デナーリスはブラックウォーター湾上に到着し、すぐさまユーロンの艦隊を焼き払った。そして、赤の王城と周辺を焼き払う。
デナーリスのこの無計画な報復の最も大きな要因は、ジョラーの死だった。
彼女は何の罪もない一般市民を巻き添えにし、逃げ惑い悲鳴をあげる市民を生きたまま燃やしていた。
と、その時、デナーリスは我に返り、ドラゴンによって市民を大虐殺したことに気づき、動揺してしまった。
デナーリスは破壊した玉座の間を歩き出した。
焼き払われた屋根から雪が舞っていた。
彼女は雪が積もっている鉄の玉座に向かって歩いていた。
ずっと手に入れたかった玉座に手を伸ばし触れようとした時、外からドラゴンの鳴き声が聞こえてきた。
デナーリスは王都に雪が降り続いていることで、夜の王が近づいてきていることに気づいた。
彼女はウィンターフェルに戻ろうとした際、何百、何千もの人たちの遺体を見て、これは自分のせいだと悔やむ。
最終シーンは、生き延びていたユーロンが自分の艦隊とは違う船に乗っているシーン。その船にはジェイミーとクァイバーンも乗っていた。
ユーロンはデナーリスが王都へ来て攻撃することを予想し、予め王都の地下に隠れていた。ジェイミーは鎖で繋がれていた。
◆第六話(最終話)
このエピソードは、ウィンターフェルに帰ってきたデナーリスから始まる。
ティリオンはジェイミーとユーロンがどうなったのか尋ねた。
デナーリスは全員死んだと答えた。
ジョンは死の軍団と戦うための兵と武器を集める用意をしていた。
ウィンターフェル周辺が吹雪き出していた。
死の軍団は吹雪と共に現れた。
夜の王はヴィセーリオンに乗っていた。
デナーリスは夜の王と戦うため、ドロゴンに乗る。
それはウィンターフェル上で繰り広げられる「竜の舞踏」であった。
しかし、ドロゴンの炎は夜の王には効果がなく、むしろヴィセーリオンの噴出した青い炎によってドロゴンはやられてしまう。
デナーリスはドロゴンと共に落下。
ドロゴンはデナーリスの体を守るように落下していた。
夜の王はデナーリスを殺そうと着陸したが、ジョンがデナーリスを庇うように間に入った。
ジョンのロング・クロウは夜の王を斬りつけた。ところが夜の王には何の効果もなかった。その時、レイガルがジョンを守るように着地し、ジョンは落下した際に気を失っていたデナーリスを抱き、レイガルに乗った。
夜の王は死んだドロゴンもヴィセーリオンのようにするつもりだったが、ジョンはレイガルに指示を出し、死んだドロゴンに向かって火を噴かせ死体を焼いた。
そしてジョンはレイガルにウィンターフェルへ向かわせ、サンサ、アリア、ティリオンなど、ウィンターフェルに取り残されている人たちの救出ができた。
全員が今、レイガルに乗っていた。ジョンはブランが言っていた”神の目”あたりに向かって逃げていた。
レイガルによって脱出し、サンサは城にいた多くの人々が死の軍団によって殺された場面を思い出し、泣き出した。
夜の王と死の軍団らは、歴代の冬の王たちが眠るウィンターフェルの地下墓地に向かっていた。
夜の王が地下墓所の地面に手を触れると亀裂が走った。すると暗闇の中で多くの氷のような目が見開いた。
トアマンド、グレイ・ワーム、ハウンドらは、ジョンがレイガルによって多くの人を脱出させている間も死の軍団と戦っていた。
彼らは決死の覚悟でウィンターフェルを守るため、死者と戦っていた。
レイガルが”神の目”に到着し、次にジョンはウィアウッドの近くで倒れているブランを助けるために戻ろうとレイガルに再び乗る。
その時、デナーリスは痛みで意識を取り戻した。
陣痛が始まっていたが、ジョンには妊娠したことを伝えていなかったため、ジョンはデナーリスが何の痛みに襲われているのかわからなかった。
デナーリスは落下したことにより、とても衰弱していた。彼女は出産した後、生きられないことをわかっていた。
そしてデナーリスは女の子を出産。
デナーリスは息絶え絶えになりながら、自分の兄レイガーが死んだ後に亡くなった女性の名前と同じ「リアナ」にして欲しいとジョンに頼む。
ジョンが「その女性は俺の母親だ」と告げてる時、デナーリスは息を引き取った。
ジョンは赤ん坊を腕に抱く(エダードがジョンを受け取ったシーンのように)
その後、ジョンはデナーリスをどこか遠い場所で火葬するために連れて行った。
ジョンはその場所にブランがいるヴィジョンを見た。しかしブランの目が白ではなく夜の王ように青い目をしていた。
ブランは”神の目”の彼方で驚くべき力によって嵐を巻き起こし始めた。
すると、ヴィセーリオンに乗った夜の王が現れた。
ジョンはレイガルに乗り、上空で夜の王と睨み合う。
”神の目”の上空で「竜の舞踏」が再び始まる。
ドラゴンがそれぞれ炎を噴き、互いにそれを避けていた。
ジョンが青い炎を避け続けていると、次の瞬間、夜の王は別の側面を見せた。ジョンが夜の王を通して見たのは間違いなく、ブランの目だった。
夜の王を倒すのはブランを死なせることに繋がると、ジョンはレイガルに炎を噴く指令を出せなくなっていた。
ジョンはウィンターフェルへ戻り、ブランの体の傍でドラゴンから降りた。そして涙を流しながらロング・クロウを握った。
その時、ヴィセーリオンに乗った夜の王がやって来た。
ジョンは迷いが生じていたが、夜の王の姿を見てロング・クロウをブランの心臓に突き刺した。
剣は燃え出し、赤く光り出した。
夜の王とヴィセーリオンが粉々になり、繋がっている死の軍団も粉々になって崩れた。
画面は暗くなり、時間が経過した場面となる。
王都は壊滅的だったが、復興のために動き出した。
北部のいくつかの城も壊滅的だったが、建て直しを始めていた。
最後はウィンターフェル。周辺の雪もすっかり溶けていた。
ジョンは娘のリアナ、サンサ、アリア、ダヴォス、ブライエニー、ジェンドリー、ティリオンやその他の者たちと一緒にいた。
ジョンは現在、七王国の王であるが、彼は長く王座に留まる気はないと話していた。それぞれの国の独立を目指していたからだ。
ジェンドリーは合法的にストームズエンドを与えられた。
ティリオンはキャスタリーロック、サンサはウィンターフェル、ブライエニーはハイガーデンを任せられた。
アリアは城はいらないと断り、西へ行かせて欲しいと頼む。ジョンは快く承諾した。
ジョン自身も、どこへでも行けることを望んだ。
そして娘リアナをエダードのように見守りたいと願った。
ジョンは娘を地下墓所に連れて行った。
破壊されていたが、だいぶ修繕されていた。
彼は母親の墓の前で微笑みながら涙を浮かべ、母と娘を見ていた。
一方、ジェイミーとユーロンがどうなったか、誰も知らなかった。
恐らく死んだのだろう。
―― 終わり ――
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「ブラン=夜の王」理論から考えたストーリーみたいですね。
あと「神の目」は重要な場所ではないか?という説も取り入れたっぽい。
ブランが夜の王であるとするなら、ジョジェン・リードはブランが夜の王になる「弧(サークル)」を完成させるために、危険な旅を始めたことになりますね(ホーダーがホーダーになったことと同じ)
夜の王を倒すには夜の王になってるブランを死なせなければならない。
不死者の館の伏線は、一応オチがつけてありましたね。
ま、ツッコミどころもありますけど。
妊婦になって腹がデカくなっているはずのデナーリスにジョンが気づいていなかったとか、そういう点は「ないだろう~」と思います。
それにしても、ジェイミーは何の役にも立ってませんがな(笑)
ジョラーとダーリオがジェイミーを救出しに王都へ向かうってのも、ちょっと強引な気が。
あと、ベリックはどうしたんだろう?
ティリオンも影薄いし(笑)
第五話あたりから筋書きに息切れを感じましたが、終わり方は個人的に好きなパターンです。
想像しながら読んでいたら、ちょっと涙ぐんだりしてしまいました(苦笑)
第八章の放送開始まで一年待ち続けなくてはなりませんので、偽物であっても「仮」として楽しめれば~と思います。
とても長くなりましたが、ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★