awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

シリオ・フォレルの言葉@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレ含んでいます。


シリオ・フォレルを覚えてますでしょうか?
第一章でアリアに剣術を教えていた先生です。
父エダード・スタークは、アリアが持っていた剣”ニードル”を見て、ブレーヴォスの舞うような剣術が良いのでは?と思ったらしく、そこでシリオを剣の指南役として迎えました。

そのシリオは第一章で王都の騎士マリーン・トラントによって殺害され、第五章でアリアはシリオの敵を討ちましたね。
奇しくもアリアは第五章でシリオの出身地ブレーヴォスに辿り着いていました。
目的は「顔のない男」であるジャクェン・フ=ガーに会うためでしたが。

アリアはジャクェンのような暗殺者になりたいと思っていましたが、「顔のない男」「誰でもない者」にしかジャクェンのような暗殺者にはなれません。
アリアは自分自身を本当に捨てきれるか?が、第五章~第六章の6話目の流れでした。

ジャクェンは「数多の顔の神」に仕える者。
数多の顔の神・・・様々な神の名はあっても、ひとつであるという概念ですね。
そして、”黒と白の館”は、死を望む者が訪れ安楽死をさせる場所。
死というのは忌まわしいということではなく、歓迎することとして捉えています。
つまり、ジャクェンは死を誘う死神ってことでしょうか。

ところがアリアは、死ぬべき人間とそうじゃない人間は異なるという考えを捨て切れていませんでした。

アリアは「誰でもない者」になるためのチャンスを与えられ、二度失敗しました。
ジャクェンは、館にいる少女にアリアの殺害を命じます。


話によれば、第六章の8話目はアリアが中心になりそうだということです。
エピソードのタイトルが「No One(誰でもない者)」
アリアは6話目で隠していたニードルを再び手にしました。

そこで、シリオがアリアに言った言葉。


あの言葉が伏線になっていたんでしょうねー。
シリオは死神に会ったら言うべき言葉として、「まだ死なぬ」とアリアに教えていました。
生き残るという意思が重要なんだと教えたんですね。
恐らく、アリアは舞うような剣術を思い出すのではないかしら?





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