「誰でもない者」に関しての続き@ゲーム・オブ・スローンズ
あくまでも、私個人の解釈なんですけど、書き忘れがありましたので追加。
私が「アリア・スタークは誰でもないのだ」=「私は私」=「誰でもない者」という風に捉えたことを書きました。
それを裏付けるようなシーンがあったことを思い出しました。
第二章のこのシーンです。
アリアはハレンホールに連れて行かれましたね。
そこで、ジャクェンと再会(北の壁に向う道中でも会ってました)
ジャクェンはアリアが助けた命3人分、名前を言えば消してやると言い、アリアはまず2人の名を言って消してもらった。
で、アリアはタイウィン・ラニスターが出撃に出た後、ハレンホールから逃げるために見張りを消すようジャクェンに頼みますが、ジャクェンは「ダメだ」と断ります。
そこでアリアは「ジェクェン・フ=ガー」と名を告げた。
ジャクェンは「取り消してくれ」と懇願。
ジャクェンが「誰でもない者」であり、自分の名前が重要ではないのなら、「取り消してくれ」とアリアに懇願するでしょうか?
アリアが取り消すと、ジャクェンは安堵しました。
つまり「ジャクェンはジャクェンである」=「誰でもないジャクェン」ということに。
アリアが黒と白の館に行って以降、ずっと「誰でもない者(No One)」は、名前を失うことだという風に思わされてきました。
それは、館にいたジャクェンが「誰でもない」と言ったからです。
名前は顔につけられるものじゃなく、命に付けられる(だから命名と呼ぶ?)
ハレンホールにいた男は中の人がジャクェンだったんでしょう。
しかし、館にいた男は中の人が別の名だとしたら?
んん~、私たちも騙されたんでしょうかね?(苦笑)
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