裏話:第七章 #3@ゲーム・オブ・スローンズ
ノイズが多すぎて困る。
今回はそれほど長くはありませんが、原作に関して「ど~のこ~の」は3倍くらい書いてありましたねー。それを省き、純粋にドラマだけについては「これだけ」って感じ(笑)
◆第七章 第三話「女王の正義」
- 「王の正義」または「女王の正義」とは、王室の死刑執行人の称号。この用語は国王の司法を指すことでも使用されている。
- このエピソードでキャスタリーロックとハイガーデンが登場した。七王国の各首都のうち登場していないのはストームズエンドとサンスピア。
- ストームズエンドは第二章で登場させる予定だったが、予算の関係でできなかった。海岸のそばにいたレンリー・バラシオンの野営は「ストームズランド」で、彼らの会話シーンにて述べていた。
- 第五章でドーンが登場したが、ドーラン・マーテルがいた場所はサンスピアではなく、マーテル家の私的な家のあるウォーターガーデン。
- ウェスターランドの特定の城(キャスタリーロック)が登場したのは初めて。第二章でロブ・スタークはウェスターランドの北側で野営していたが、城は登場していなかった。
- 前回の第二話でデナーリスの戦略会議に出ていたヤーラ・グレイジョイ、エラリア・サンドは捕らえられてしまい、オレナ・タイレルはラニスター軍に敗北し、死ぬことを強要された。デナーリス側の派閥が一気に減ったことになる。
- オレナ・タイレルとエラリア・サンドは、それぞれジョフリーとミアセラが殺害された方法で復讐されたことになる(※但し、オレナの飲んだ毒はジョフリー殺害の毒とは異なる)
- サーセイが「鉄の銀行」のティコに、大聖堂の爆破は悲劇的な事故であったと語ったが、ティコはそれを信じないだろうし、サーセイ自身も特に信じさせようとはしていない。ホットパイですら、あれはサーセイがやったと語っていた。
- サーセイの使用人は第二章でサンサの初潮、ティリオンとシェイの仲を目撃した人物。第七章ではサーセイの姿をコピーしている。
- サーセイは第五章で贖罪の道行きで髪を切られたが、その出来事から少なくとも一年は経過している。髪が短いままなのは、サーセイがあえて髪を伸ばしていないと思われる。
- 第七章が始まる際に、公式による各エピソードの簡潔な説明で、第三話ではサーセイが「贈り物を返す」と記されていた。それはミアセラが毒殺されたのと同じ毒を使ってエラリアの娘を毒殺することを指す。
- ユーロンは馬に乗って玉座の間に現れた。「ブラックウォーターの戦い」の後、王の手に任命されるタイウィン・ラニスターと同じ登場の仕方だった。
- サーセイは大聖堂の爆破、エラリアの娘の殺害後に興奮を覚えたようだ。これは狂王エイリスと酷似している。
- サーセイ役のレナ・ヘディは、またもボディ・ダブルを使用した。前回(第五章)は建前的に「妊娠」や「ストイックな演技のため」という理由が語られていたが、今回は何故またボディ・ダブルを使ったのか不明。
- エラリアの娘タイエニーは、第六章に引き続き会話としての台詞がなかった。「ママ」という僅かな台詞で終わった。
- エラリア役の女優は、「彼女(エラリア)はまだ生きている可能性はあるが、ドラマの中ではもう登場しない」と語った。
- 今シーズンでマーテル家の血を引き継ぐサンド・スネイクの三人が全員死んだことになるが、第四章でオベリンは「8人の娘がいる」と言っていた。サーセイに「姉と同じ”エリア”と名づけた娘がいる」とも言っていたことから、マーテル家は全滅したことにはならない(※ドーンは落し子であっても尊重されている)
- ブランがウィンターフェルに戻ったが、サンサとの会話シーンは初めて。第一章ではブランとサンサの会話シーンはなかった。
- デナーリスはロブ・スタークが「北の王」だったことを知らないようだ。ジョンの前の北の王はロブ。ティリオンもヴァリスもデナーリスに教えていなかったらしい。
- デナーリスはジョンに「ロバート・バラシオンとエダード・スタークは暗殺者を送り込み、私を殺そうとした」と語っていたが、エダードがデナーリスの殺害を反対していたことも知らない。バリスタン・セルミーもヴァリスも当時の事情を知っていたはずだが、正確な情報をデナーリスに教えていないことになる。
- ジョンはダヴォスに、ナイツウオッチの兄弟に殺害され復活したことを言わないよう制止した。ティリオンをはじめ、ナイツウォッチの誓約があるにも関わらず、ウィンターフェルに戻ってるジョンに疑問を持っていないようだ。
- デナーリスが死んだ二人の兄の名をドラゴンにつけたと語ったのは初めて。
- ジョンたちを部屋に案内させるため、デナーリスはドスラク人に「Idriso jin mahrazhis gacheshaanmori。Timorea chek、vosma vitihiri mora」と命じた。言語学者は英語字幕をつける前提の台詞にしたのに、字幕はつかなかった。言語学者は「なぜ字幕がなかったのはわからない」と語った。そもそも、ドスラク語は英語の字幕表記が省かれることが多い。
- キャスタリーロックの下水道を通るグレイワーム。ミーリーンでも下水道を通って奴隷たちに武器を渡した。
- グレイワームが死にかけているラニスターの兵士に「残りのラニスターの兵士はどこだ!」と問いただす台詞は、当初ヴァリリア語にする予定だった。しかしヴァリリア語では相手に通じないため共通語(英語)になった。
- ユーロンの艦隊が西海岸に到達するのが早すぎ。このエピソードでユーロンは王都へ行ってたにも関わらず、穢れなき軍団に追いついていた。ヤーラたちの船を攻撃した後、艦隊は二手に分かれていたのかもしれないという意見がある。しかし穢れなき軍団の船とは海上で遭遇していない。
- キャスタリーロックのインテリアセットのいくつかは、第六章でのリヴァーランのセットを再利用したものであるとわかる。
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