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ゲーム・オブ・スローンズ 第六章#10(最終話)

待ちかねてた第六章も終わりです。
日本はアメリカなどから2年ほど遅れてドラマを放送し始め、駆け足で第六章に追いつきましたが、次章まで丸々一年待つことは初めてになります。
今回の最終話は、長らくバラバラに展開していたことが「いよいよか」という感じで真ん中に集まり出してきた印象。

以下ネタバレ含んでいます。



◆王都
サーセイとロラス・タイレルの裁判が大聖堂で始まった。最初はロラスの審判から。
ロラスは自分のすべての罪を認める告白をし、七神正教の一員となる決意を表明。
それは家名も地位もすべて捨てるということであり、父メイス・タイレルは困惑。
早々とその場で額に七神の印を刻まれるロラス。
マージェリーは約束が違うと抗議する。

一方、サーセイやクァイバーン、マウンテンは不審な動きを見せていた。
クァイバーンは小鳥たちにパイセルを襲わせて死なせる。

裁判の場に現れないサーセイ。
ランセルら雀たちがサーセイを連れ出しに赤の王城へと向かう途中、不審な子供をランセルが追いかける。
地下へ入っていく子供を追いかけ辿り着いた場所は、鬼火の素がセッティングされ、ロウソクの火が灯されていた。そのロウソクが短くなり鬼火の素に火が迫っていた。

城では裁判に向かおうとしたトメンはマウンテンに阻止され、サーセイは城の窓から大聖堂を眺めていた。
大聖堂の中では、ロラスの額に傷をつけたことに憤慨したマージェリーが外へロラスを連れて出ようとし、騒然としていた。
とその時、鬼火の炎が大聖堂を襲い掛かってきた。
大聖堂の中にいた者はすべて鬼火に包まれた。

その様子を満足そうに見て、ワインを飲みながらほくそ笑むサーセイ。
そして、捕えられていた時に「告白なさい」と言ってたセプタ(女司祭でシェイム、シェイムの女)を台の上に縛りつけ、マウンテンによって辱めを受けさせた。
サーセイは「シェイム、シェイム」と言いながら部屋を出る。

サーセイと同様に大聖堂が爆発する様子を見ていたトメン。
大聖堂にいた愛するマージェリーを失い、悲しみと絶望から城の窓から身を投げた。

◆ウィンターフェル
戦が終わって落ち着いてきたウィンターフェル。
ジョンはかつての思い出にふけっていたところに、ダヴォスはメリサンドルにスタニス・バラシオンの娘シリーンに何をしたか、ジョンに告白するよう迫った。
メリサンドルはシリーンを火炙りにしたことを認めるが、神の意志であると主張。
ダヴォスは処刑を望んだが、ジョンは北部から追放すると宣言し、メリサンドルはウィンターフェルを後にして南へ向かった。

サンサはウィンターフェルの心の木(祈りの木)のある場所にいた。そこへリトル・フィンガーがやって来た。
サンサが城主になるだろうと思い込んでいるリトル・フィンガーは、「私の夢は玉座に座り、その隣にサンサが・・・」と自分の夢を語って言い寄るも、サンサは「いい夢ね」と言い、素っ気なくスルー。

◆ミーリーン
いよいよウェスタロスへ渡る時が来たデナーリス。
彼女はダーリオに「あなたはミーリーンに残りなさい」と命令。
ダーリオはデナーリスの側にいて、一緒にウェスタロスに行きたいと懇願するが、デナーリスはキッパリと拒否。セカンド・サンズはミーリーンに残って、治安維持の役目があると説明する。
そして、デナーリスはティリオンに対し、「女王の手」に任命する。


◆オールドタウン
ジリと共にオールドタウンの知識の城へ着いたサム。
受付を通してひとまず案内された場所は図書室だったが、その規模の大きさにサムの目はキラキラ(ジリとリトル・サムは中に入れない)

◆ドーン
一話目以来のドーン。
ドーラン・マーテルを殺害したエラリア・サンドは、タイレル家のオレナと会っていた。
オレナは息子、孫の二人を殺され、ラニスター家に復讐するためにエラリアと手を組む。
そして、そこへ現れたのはヴァリスだった。


◆双子城
フレイ家ではリヴァーランの城を取り戻した祝いの宴が始まっていた。
ジェイミーも出席していたが、調子に乗ってるウォルダー・フレイに「ラニスター家があってこそのフレイ家のくせに」と皮肉を言い放ち、宴の場から去っていく。
ちなみに、エドミュア・タリーは再びフレイ家に囚われた。

宴が終わり客人が帰った頃、ウォルダーはひとりで飲んでいた。
そこへひとりの女性が料理を運んできた。
それを食べるウォルダーは、息子が姿を現さないことを憤慨していたが、女性は「ここにいますよ」と告げる。
息子はウォルダーが食べた料理の食材になっていた。
(以前、ブランがジョジェンたちに話していた”ネズミの料理人”と同じ)
そして、その女性はアリア・スタークだった。
アリアはリストにあるウォルダーを殺害。

◆壁の向こう側
ブランは壁の南側へ向かっていた。死者は魔法で守られている壁を越えられないと叔父のベンジェン。
やがて襲い掛かる魔物から生きている人間を守る側で戦うと言って、ブランと別れた。
ブランは近くにある心の木に触れ、かつて三つ目の鴉と一緒に見た光景であるタワー・オブ・ジョイ(喜びの塔)にフラッシュバック。
父エダードが塔の中へ入っていくところの続きを見ていた。
塔の中では、血塗れになった叔母のリアナが横たわっていた。

エダードがようやく再会できたリアナでしたが、彼女は「約束して。この子を守ると約束して」と呟き、エダードは生まれたばかりの赤ん坊を託された。
R+L=J 大当たり?

◆再びウィンターフェル
北部の諸侯たちがウィンターフェルに集まっていた。
ジョンは今まさに「冬来る」という状況になり、北部の者たちが団結して北から襲ってくる夜の王に立ち向かわねばならないと力説。
しかし、諸侯たちは落し子のジョンの話に素っ気ない反応。
その時に皆の気持ちを変えさせたのは、リアナ・モーモントだった!
スターク家に忠誠を誓ったはずなのに、裏切り者のボルトン家に歯向かわなかった諸侯たちを批判。リアナに痛いところを突かれ、しかも図星。
次々に諸侯たちは、ジョンを北の王として忠誠を誓い始める。

リアナちゃん、満足そうな笑みでしたね(笑)
第五章の最終話の時には想像もしてなかった展開。
ジョンが北の王になるとは(胸熱)

◆再び王都
帰路に着いていたジェイミーとブロンは、王都の街から煙が立ちこめているのを見て、急いで王都に向かう。
そしてジェイミーが城に戻ったのは、トメンとマージェリーが死んだので女王になったサーセイの戴冠式の最中だった。


◆ナローシー(狭い海)
デナーリスが率いている者たちを乗せた船の大群は、ウェスタロスに向かって航海。
三頭のドラゴンは船の上を飛び交っていた。



10話目のインサイドストーリー

いつ戻っていたのか、ヴァリス(苦笑)

終わってしまったぁぁぁぁ~~!!
なんか、玉座争奪戦は女同士になるのかな?
デナーリスとサーセイ、そして鉄諸島はヤーラが。
それにしても、このドラマは女性が強いわ。
リアナ・モーモントもお子様とは言えないほどの貫禄だし。

北の王となったジョン・スノウですが、北部も狙ってたリトル・フィンガーが黙って引き下がらないでしょうねー。
谷間+北部を支配するとウェスタロスの半分以上支配できるわけですから、すごすご引き下がらない気がしますが、「冬来る」ですからね。
リトル・フィンガーじゃ太刀打ち不可能。

やはりジョンはリアナの息子であるとハッキリしました(レイガーとの子ならターガリエン家の落し子になるんだけど)
デナーリスからすると、甥っ子?

アリアは、やはり「顔のない男」になってましたね。
彼女のリストにはサーセイ、マウンテンが入ってますがどうなるんでしょうね?






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