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ゲーム・オブ・スローンズ 第二章のちょっとまとめ

第二章に入ると更にあちこちで動きが始まり、舞台もあっちこっちに飛びます。
新たな登場人物も増えてくるので、頭の中で整理しないと、誰と誰がどんな関係があるのか?利害が衝突してるのは誰と誰なのか?・・・ということがわかりにくくなってきます。

以下はネタバレを大いに含みます。


まず登場人物の整理。

◆第一章で退場した人物
・ロバート・バラシオン(狩りの時の怪我により死亡)
・エダード・スターク(王の手になるも、王の継承者に異を唱え謀反者として処刑)
・ヴィセーリス・ターガリエン(ドロゴを怒らせ溶かした金をかけられ死亡)
・ドロゴ(魔術師の女により生きた屍に。見かねたデナーリスの手にかけられ死亡)

◆スターク家
・長男ロブは父の敵を討つために軍を率いて王都へと目指す。
・母キャトリンは高巣城から出て、出陣していたロブと合流。
・長女サンサは王都に残されたまま。即位したジョフリーの許婚となっている。
・次女アリアは王都を後にし、ナイツ・ウォッチらと北へ向かうも、ラニスターの旗主”マウンテン”に捕らえられ、ハレンホールに連れて行かれる。
・次男ブランはロブのいない間、ウィンターフェルの城主となる。
・三男リコンは両親がいない状況に不安を抱いている。

◆バラシオン家
・ジョフリーは父ロバートの跡継ぎとして、王に君臨。大きな権力を手に入れたことで暴君化していき、民衆からも不満を持たれていた。
・太后サーセイは暴君化していく息子ジョフリーに手を焼きつつも、愛する息子を守るために手を尽くす。そして愛する弟ジェイミーがスターク家の捕虜となったことで、精神的不安からか酒の量が増えていく。
・長女ミアセラは王の手ティリオン・ラニスターによって、身の安全とマーテル家の支持も得るためドーンへと送られる。
・ロバートの弟スタニスは正当な王継承者であると主張し、光の神を崇めるメリサンドルを迎えてル=ロールに改宗し、王都へ攻め込む。
・ロバートの末弟レンリーもまた、正当な王継承者であると主張し、同じ主張をする兄スタニスと敵対することとなる。

◆ラニスター家
・タイウィンは周りの状況を読みながら戦略を練っていた。スタニス・バラシオンが王都へ攻め込むという情報を得て、自ら応戦するため王都へ向かう。
・長男ジェイミーはロブ・スターク率いる軍の捕虜となる。
・次男ティリオンは父タイゥインの代わりに王の手となり、ジョフリーに手を焼きながら、王都へ向かってくるスタニス軍との戦いの戦略を模索する。
愛する娼婦のシェイを連れて王都に来た。

◆ターガリエン家
・デナーリスはドロゴ亡き後、3頭のドラゴンの母となり、自分のもとに残ってくれたドスラク部族の民を率いて赤い地へと辿り着く。そして商人たちが築くクァースに入る。

◆北の壁:ナイツ・ウォッチ
・ジョン・スノウはモーモント率いる壁の向こう側の偵察隊に参加する。そして「二本指」と呼ばれているクォリンと合流し、哨士(レンジャー)として二本指と共に斥候の一行に加わるが、発見した野人の女イグリットの殺害を躊躇してしまい、二本指ら一行とはぐれてしまう。その結果、ジョンは野人に捕まってしまう。

◆タイレル家〔new!! 第二章より登場〕
・ロラスは「花の騎士」と呼ばれていて、妹のマージェリーとレンリー・バラシオンが結婚をした際に、王の盾に加わる。レンリーとは良い仲。
・マージェリーはレンリー・バラシオンの妻。しかし、男好きのレンリーから夜を共にしてもらえない。

◆グレイジョイ家〔new!! 第二章より登場〕
・ベイロンはシオンの父で鉄諸島の領主。
・シオンはロブに約束した船を手配するため、生まれ故郷である鉄諸島へ帰還するも、父ベイロンに足蹴にされる。そして父に認められたいがためにロブを裏切り、父の命令で北部の漁村を攻め込む。その足で勝手にウィンターフェルを侵略。
・ヤーラはシオンの姉。長い間父のもとに残っていた唯一の子だったため、世継ぎとして育てられ、指揮官として戦いに挑んだ経験が豊富。

他の重要な登場人物として(今後の展開にも大いに絡んでくる)、
・謎の男ジャクェン・フ=ガー
・レンリー・バラシオンの王の楯となっていた女騎士ブライエニー
・スターク家の旗手ルース・ボルトン

まぁ、このように書いていても混乱してきそうですが。

まずは、バラシオン家のスタニスとレンリーが互いに王の継承者を主張し敵対してしまいますが、メリサンドルの魔術によってレンリーは死んでしまう。
これによってレンリーが率いてきた軍はスタニスの軍に吸収され増大し、王都へと攻め込む準備が整う。

一方、スターク家の北の軍。母キャトリンは娘のサンサとアリアを解放させるため、捕虜のジェイミーを逃がしてしまう。ロブはシオンや母親の裏切りによって自ら課してきた責任感や正義感がほころび出し、戦略や政治的な判断よりも自分の心の本音に従ってしまう。
しかし、ロブのその甘さが仇になる(第三章でそれが降りかかる)

第二章のクライマックスは、王都に於けるスタニス率いる軍との戦い(ブラックウォーターの戦い)になります。
暴君の割に、ヘタレなジョフリーは指揮もせずに逃げてしまう。
一時は鬼火によって王都の軍が優位に立つも、不屈のスタニスは城壁へと攻め込む。
王のジョフリーが逃げ、その代わりに指揮官となったティリオンは負傷して倒れ、危機的状況になった時、タイウィン率いる軍が王都に到着して応戦し、スタニスの軍に勝利する。

そして、デナーリスはクァースの商人たちに利用されそうになり、黒魔術師によって民を殺害された上にドラゴンを奪われる。
次々と人から裏切られ、人間不信に陥ったデナーリス。

・・・と、ここまで登場人物について簡単にまとめてみました。






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