GIMPで合成加工:「光と影」は難しいけど大事
テレビにしろPCにしろ、綺麗な映像や画像に触れる機会が多くなっています。その中にあって、画像の「合成加工」も例外ではありません。
一昔以上前の合成のやり方が時代遅れなのは言うまでもありません(基本となる切り抜きは別として)
CGも3D化し、ゲームのグラフィックもどんどん進化しています。
※「SEKIRO」を私独自に合成加工し作成したものです。
そういうことで、画像の合成加工もどんどん進化してます。ファンタジックに合成するものは特にそうです。
「綺麗~♪」と思われる合成加工を目指すなら、どうしたら「綺麗」な画像に仕上げられるのか?ってことです。
私が様々なクリエーターさん(Photoshop使用)が紹介するチュートリアルで見て感じたのは、とにかく「光と影」の重要性です。
キチンと切り抜き、馴染ませることはできて当たり前。
そこへ演出として、光を加える。
光を加えるのって、思ってる以上に難しいんです。
「明るくキラキラにしとけばいいんじゃね?」ってわけにはいきません。
画像に於いて光はインパクトを与えます。
しかもその光が何を焦点に当てているか、何を表現しようとしてるか示すものになると私は思っています。
単なる演出ではなく、中心になることすらあります。
ですから、光を加えることは結構難しい。
そして光があれば、必ず「影」が生じます。
常日頃、生活の中でも光がどう当たるとどう影ができるかを観察しておく必要はあります。
絵画には「明暗法(キアロスクーロ)」というものがあり、15世紀ぐらいから世界的に広がった技法です。西洋の絵画で多く見られますね。
映画でも光と影を重要視してるものが多く見られます。
もしファンタジックで綺麗な合成加工を目指す方がいましたら、光の加え方を十分練習してみて下さい。
まぁこれは、切り抜き、馴染ませ方に慣れてる方っていう前提ですけど。
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