awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

GIMP:メグ・ライアンを理想的な中年女性にしてみた

ハリウッド女優は顔のお直しをする方が多いんですが、加齢に伴うお直しで「えぇぇぇ~」な感じに様変わりする方も多いですね。

昔はキュートさで可愛かったメグ・ライアン。
「恋人たちの予感」は凄く大好きな作品。
そのメグ・ライアンの現在は・・・お直しで「無理してるな」という痛々しさすら感じるお姿になってしまってますね。

そこで!
彼女を(私から見て)理想的な中年女性に、と思いレタッチしてみました。

どうでしょうか?

実物のメグ・ライアンはこちら。
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続いて、この方もレタッチしてみました。
レタッチ後の画像。

誰だかわかります??
この女優さんも顔のお直しをした方ですので、そのお直し顔を若返らせた顔となってます。

実物の顔はこちら。
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「やっぱ、誰だかわからん」という感じでしょうかね?(苦笑)

この映画に出てた方です。
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「ブリジット・ジョーンズの日記3 ダメな私の最後のモテ期」より。
レニー・ゼルウィガーです。

「え?誰?」というような風貌になってしまっていましたが、その映画の出演時には少し昔の顔に戻した(?)っぽかったです。



ただ表情が硬くなっていましたので、お直しの影響はあったと思います。
第一作目は好きなんですけど、三作目のこの作品はチョッと共感できなかったですね。43歳という年齢設定なんですが、イイ年した単なるイタイ女になってるのが。


・・・ということで、レタッチでした(苦笑)







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結末 みんなの予想@ゲーム・オブ・スローンズ

「ゲーム・オブ・スローンズ」の第八章(最終章)まで、まだまだ何ヶ月も待たなければなりません(半年以上も先か)
待たされているファンは、「結末がどうなるのか?」という話で賑わってます。まぁ、それしかすることがないんですけどね(苦笑)

読んでいると、どれも似たような予想であったり、希望的な予想であったり。
特に個々のキャラクターへの予想で盛り上がってますね。
セオリーとは違って気軽なものですけど、海外のファンがどのような予想をしているのか紹介したいと思います。


海外ファンの予想


◆ジョン・スノウ
・夜の王と戦い勝利するも退場する。
・夜の王と戦い勝利し、七王国の王となる。

◆デナーリス
・王都を破壊し、結果的に退場する。
・ジョンとの子供を出産し、退場する。

◆サンサ
・ウィンターフェルの城主であり北の女王になる。
・ティリオンとの婚姻が復活する。
・ジョンと結婚する。
・ジェンドリーと結婚する。
 (ロバートが果たせなかったバラシオン家とスターク家の婚姻関係を結ぶ)
・ハウンドの優しさを思い出し結婚する。
・ジョラー・モーモントと結婚する。

◆アリア
・旅人となる(旅のお供はジェンドリーやハウンド)
・サンサと共に北部を治める。
・ジェンドリーと結婚する。

◆ブラン
・三つ目の鴉の役目を終えて「ブラン・ザ・ビルダー」となる。
・真の戦いで退場する。
・ウィンターフェルの心の木と一体化する。

◆サーセイ
・ジェイミーによって退場する。
・アリアによって退場する。

◆ジェイミー
・サーセイを退場させ、真の戦いではスタークを守って退場する。
・真の戦いで負傷し、ブライエニーに看取られながら退場する。

◆夜の王
・ジョンによって倒される。
・アリアによって倒される。

◆ハウンド
・マウンテンを退場させる。
・光の戦士となり七王国を救う。
・サンサと結婚する。
・アリアと一緒に旅を始める。

◆ジェンドリー
・正式に「バラシオン」の姓を与えられる。
・アリアと結婚する。
・サンサと結婚する。
・アリアと一緒に旅を始める。
・鍛冶屋のままで終わる。

――以上、多く語られているキャラのみ挙げてみました。
生き残るキャラとして予想されてるのは、サンサ、アリア、ハウンド、ティリオン、ブライエニー、ジェンドリー、ダヴォス、サム(+ジリ+リトルサム)あたりが多いですね。

読んでわかると思いますが、カップリング予想が多いです(苦笑)
掲示板のような雑談ですと、誰と誰が結婚するか?という話がほとんど。
そういった傾向に「GRRMはジェーン・オースティンではない」と釘を刺すファンもいますけどね。

私の予想


私は個々のキャラがどうなるか?という関心はそれほどありません。
物語としてどのように完成していくか?ということだけです。
各々のキャラにも伏線が張られているかと思いますが、それも含めてすべては結末へと繋がっている必要があります。
誰かと誰がくっ付くのか?ということさえも・・・です。

たとえば、ジョラー・モーモント。


彼はデナーリスに惚れています。彼女のためなら命をも捨てる覚悟でしょう。
しかし、第二章のクァースで仮面をつけていた女性から「また彼女を裏切るの?」と二度も尋ねられました。
ジョラーは否定しましたけど、彼女が二度も同じことを繰り返し質問した意図は何だったのか?というのが気にかかるところ。
彼女はジョラーに「ヴァリリアを通る時は警戒しなくてはいけない」と言い、石化人に襲われることを暗に予言してましたし。

現在、デナーリスはジョンに惚れていますし、相思相愛でしょう。
ミーリーンの時はダーリオと関係を持っていたデナーリスでしたが、ジョラーの裏切り行為を知って追放。
その追放状態を脱したジョラーにとって、再び三角関係的な状況です。


さて、結末に関し、GRRMはD&Dに予めどうなるのかを示していました。
もしかすると原作でも辿り着こうとするアイディアの内容かもしれません。

ドラマでは色々と設定が変わっていますが、途中の道筋は異なっていても、結末は同じにするつもりではないか?とも言われています。



第七章第一話、OPクレジットの直後に死の軍団が人間の世界で行進している様子が描写されていました(ブランが見ていたヴィジョン)
そして第七章の最終シーンは夜の王が壁を破壊し、人間界に突き進んでいる死の軍団の様子で終えましたね。
つまり、「第七章はどのようにして死の軍団が壁を越え、人間の住む世界へ入り込めてしまうのか?」の経緯を描いてきたとも言えます。

ジョンは危機感を誰よりも持ちながら、結局自ら死の軍団を引き入れてしまったことがわかりました。
一方、夜の王はずっと準備してきたこともわかりました(ヴィセーリオンを引き上げるデカい鎖とか)

このことから「人間は、死の軍団が人間界に入ってこなければならなかった何かを引き起こす」というのが私の予想です。
夜の王はアリアが崇拝する(?)死神の体現化。
死の軍団は究極の「誰でもない者」そのものです。
亡者たちは生きていた時「誰か」でしたが、死んだ後は「誰でもない」です。
黒と白の館に並べてある死者たちのマスクと何が違うんですか?と。

他には・・・、
「冬来たる」
スターク家の標語が何を意味しているのかも、第八章でわかるかもしれませんね。
第一章第一話のエピソードタイトルが最後の最後で「そこに繋がっていたのかぁ~」という風になったら、私は凄く唸るんだけどなぁ(笑)

そして、ジョンたちは夜の王を人類の敵だと見据えて戦うでしょうが、実は・・・という辺りで「驚きの展開」のひとつになる気がします。








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夜の王は「悪」なのか?@ゲーム・オブ・スローンズ

第八章は「真の戦い」として、人間と死の軍団のバトルが展開される・・・という風に予想できますが、夜の王は「悪なのか?」という点に今回は焦点を当てたいと思います。

注)長い記事の上に理屈っぽいです。


「悪」の位置づけ


物語に於いて、人間の悪者も登場しました。
サーセイ、ジョフリー、リトルフィンガー、ラムジーなんかが代表的ですね。
人間の悪というのは、選択によるものだ」とD&Dは語ったそうです。

確かに人間は常に選択しながら生きています。
「今夜は何を食べよう」「何を着よう」etc・・・・、それ以外でも無意識のうちに選択しながら行動していると言えます。

その選択肢の中から独り善がりなことや、保身などの自己都合でチョイスし、それが「悪いこと」に繋がる場合もあります。
性格も反映されるでしょう。
それらが重なった時、一般的に位置づけている「善」「常識」から外れると「悪」とみなされる。

ラムジーは当初、落し子という身分で蔑視されていました。
心の奥底で父親から認められたいという願望が強かったのでは?と思います。
それはウィンターフェルを襲撃した時のシオンと同じ承認欲求でした。シオンとは似た者同士だったかもしれません。
しかし「拘束する者」「拘束される者」となり、落し子でありながらラムジーはシオンに対して優位な立場になった。

ラムジーにとって父ルースに認められるチャンスでした。
そして悲願だったであろうボルトン姓を与えられたわけですが、婚姻によって誕生した子供より立場は弱い。
そこで彼が選択したのは、邪魔者を消して自分の立場を確固たるものにするということでした。

では、夜の王はどうか?



夜の王に関してD&Dは、「人間のような選択肢があるわけではなく、死を与えるだけだ」と語っていたそうです。
「死」に対してどう意味づけするかは人間であり、夜の王には「死」の意味や理由はないということです。
人間は死を忌み嫌うものですから、それをもたらす夜の王を敵対するのは当然のことでしょう。

私たち人間は、自分の生活、生命を脅かすものを「悪」とみなします。
病気をもたらすウィルスさえも「悪」です。
でもウィルスに悪意があるわけじゃないんですけどね。

サーセイもこう言っていました。
「病原菌に悪意はなくとも退治するでしょ?」

そういう理屈からすれば、夜の王も当然「悪」とみなします。

ならば贈り物を与える「顔のない男」はどうでしょうか。
誰もアリアやジャクェンを「悪」だとは思わない。
キャラクターの位置づけによって受け取り方が異なるという良い例です。

穢れなき軍団とホワイトウォーカー



「この2つが何か?」
・・・と思われるかもしれませんが、このように指摘してる人もいます。
「どちらも赤ん坊を犠牲にしていた」

穢れなき軍団は弱さを克服するため、母親の前で赤ん坊を殺害すると言っていましたね。一方、夜の王はクラスターの息子(生まれたばかりの赤ん坊)をホワイトウォーカーとして変化(へんげ)させました。
どちらも赤ん坊の命を犠牲にしていたということ。

そして穢れなき軍団もホワイトウォーカーも命令に従うのみです。

つまり、デナーリスが率いている穢れなき軍団と夜の王が率いているホワイトウォーカーは、基本的に違いはないということです。

◆余談:物語は既に起きたことを繰り返してる?◆


話が逸れますが・・・。
「夜の王には未来が見える能力がある」と思っていましたが、「夜の王は過去を見ている」という意見があるんですね。
これはブランも然りです。

夜の王はジョンたちがイーストウォッチへ来ることがわかってたため、「未来を知ってた」と私は単純にそう思っていました。
そのヒントとして、鴉でイーストウォッチを偵察していたブランは、既にそこへ乗り込んだジョンたちの姿を見ていたシーンがあったからです。
このことから、ブランは未来を見る能力を持ち、夜の王も同様であろうと。

しかし、それらは「未来ではなく既に起っていた過去の出来事」という視点。

ブランとホーダーの件で、現在と過去が繋がってループが完成してましたね。
それと同じじゃないか?ということです。

全ては既に起きたこと。
夜の王は過去の出来事に関与せず、粛々と再現してるだけなのかも?
物語は現実の世界と同様に未知の未来へと進んでいるように思ってますが、「実はもう変えられない過去を繰り返している」ということならどうでしょう?

第六章の予告編の時、ブランのナレーションで「これから何が起きるのか知る術はない」と言っていました。
それは視線逸らし、引っ掛けだったのかもしれませんねぇ(苦笑)
やはりループを完成させるのがブランの役割なのかも。

んん~、OPクレジットで輪が回ってるのはそういう意味なのかなぁ~??
メビウスの帯とかですかね?


メビウスの帯は、表だったものが裏となり、裏だったものが表になりますよね。しかもそれは繰り返される無限大=「∞」というカタチになります。
「光と闇」「善と悪」もそうであると、GRRMは表現したがってるのでしょうか?









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