awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

またも、ゲームの難易度は必要ないとかいう輩が

なんでゲームをしてる人って「自分視点」でものを考えるんでしょうかね?
幼少期からゲームをプレイしてる人にとっちゃ、ゲームの難易度は俗物的な感じがするんでしょうか?
「ファミコンの時代には難易度なんてなかった」と、オッサンになった世代が上から目線で語り出すし。


ゲーマーのためだけにゲームが開発されてるのではない


ゲーム会社にとっちゃ、ゲームはビジネスですよ。
より多くの人にプレイして欲しいと思うのは当たり前のことでしょう?
フロムみたいに会社の方針として「難易度は設けません」としてるなら別ですが、多くの会社はそうじゃない。

ちなみに、フロムは難易度選択を設けてはいませんが、救済措置はあります。
但し、それを利用してプレイすると、ベテランプレイヤーが「卑怯者」呼ばわりしてきます。わざわざフロムが用意したことすら否定してるんだから、俺様ルールにも程がある。
ゲーマーの自惚れたい自己満足が本当に厄よ。

今は様々な商品にもバリアフリー化が進んでます。
ゲームも徐々に配慮し始めてますね。
そんな流れの中、難易度不要論が生じる。
「同じ難易度だからこそ、同じゲーム体験できる。それを宮崎氏は尊重してるし、正論だ」と意気揚々と語り出す輩もいますが、すべての会社の方針をフロム並みにしろってことか?

バカも休み休み言いたまえよ。

映画ならば、ハリウッド映画がイギリスのマイク・リー監督作品みたいな映画を撮るか?と言えば、それは有り得ません。
(※マイク・リー監督は脚本を使わずリハーサルもやらず、俳優たちに即興で演じさせることを徹底している)

ハリウッド映画は大衆向けの娯楽映画で、ビジネスとして映画制作してるんです。
出資者もヒットを見込めるから金を出すし、配給会社も買い付けてくれ、大きな映画館で上映されて集客できるようになってる。

”単館系”と呼ばれ、フィルム2~3本で巡業する映画とは、そこが違います。
フロムはカルト映画のようにコアなファンがつき、単館系映画からのし上がってきたようなものです。
単館系映画の良さとハリウッド映画の良さは異なります。
ゲームも同じようなもので、そこを理解できてない人が多いですね。

難易度不要論者は、自分の不慣れなことをやってみたらいい


たとえば、常日頃料理をしない人に、キャベツと包丁を渡して「1mm幅で千切りして下さい」と言ったらどうなる?



料理に慣れてる人は難なくできます。
ビギナーはどうですか?
恐る恐る2.5~3mmぐらいの幅で切るのが精一杯でしょう。
下手すりゃ、自分の指を切る。

同じ包丁、同じキャベツなんだから同じ体験ですよね!と言えますか?
「2~3mm幅は”千切り”じゃなく”細切り”じゃねぇか」って鼻で笑いながら馬鹿にする態度、難易度不要などと主張してるようなゲーマーはやるんですよ。

千切りにかかる時間も不慣れな人と慣れた人では大きく違ってきます。
そこにスライサーが用意されてたらどうです?
使いたくなるでしょ?
難度を下げてくれるわけです。効率も格段に上がる。
料理に不慣れでも、料理を楽しく作れる方がいいに決まってる。

ゲーマーは、そういうことを否定してるんです。
わかりますかね?
「スライサーを使うことは邪道だろ」って言ったら、料理を作ること自体が億劫になるでしょうが。

結局、下手な人に対して優越感に浸りたいがために、難易度不要と言い出すんでしょうね。今でさえ、低難易度でプレイする人を見下してるんだし。

多くの人は、誰かに褒められたくてゲームしてるわけじゃないんだわ。
ゲームを楽しみたいからプレイするんでしょ?

若いのに「自由な選択」よりもゲーム会社が「これでやれ」って宛がう難度を有難がってるなんて、情けないわ。
これでもか!とHP盛り盛りでガッチガチに硬い敵に延々とペチペチやって、敵から一発ポコッと叩かれただけでゲームオーバーしちゃう仕様でも「ありがてぇ~!」って言いそうね。

ゲームにステイタスを求め、自惚れ、難易度なんて必要ないなどと言い出す。
もっと視野を広くして物事を見て欲しいですね。








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