awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

2022年のゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY)の話

個人的には、どのゲームがGOTYを獲ろうと「ふ~ん」なレベルですが。
GOTYにノミネーションされたゲームは5つ。
その中で注目されてるのは、「エルデンリング」と「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」のどちらが獲るのだろう?ということですね。

猫ちゃんのゲーム「STRAY」もノミネーション



私はプレイしてませんが(日本ではパッケージ版が販売されてない)、「STRAY」という猫ちゃんのゲームもノミネーションされてることに注目しました。
(プレイしたいんですよー。パッケージ版を出してくれないかなぁ~)

まぁ、そもそもゲームはどんな基準で賞を与える傾向にあるかわからないので、私は何とも言えません。
映画のアカデミー賞なら、インディーの「STRAY」に賞を与えるでしょう。

プレイヤーが猫となって冒険し、言葉に頼らない物語を体験していくゲームだそうです。アイディアを以て「新しいゲーム体験」を尊重するなならば、「STRAY」が受賞しても納得はできます(受賞の確率は低いけど、ノミネーションされただけでも素晴らしい)

海外のゲーマーさんの意見も二分してる



「エルデンリング」を推してるゲーマーさんは多いかもしれませんけど、「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」推しの人も少なからずいます。この2つのゲームが有力候補であり、どちらかが受賞することは間違いないでしょう。

再度言いますが、GOTY自体がどういった基準で決まるのか私はわかりません。
ゲームに関わる細かな部門の賞もありますから、総合的な判断で決まるんでしょうけどもね。

◎私が思う「エルデンリング」

フロムが初めてオープンワールドに挑戦したゲームです。しかし中身は過去作のダクソのシステムを流用してる感じです。
「ダークソウル4」と言われてしまうほど、酷似してます。
ストーリー部分での評価はされないでしょう。だって理解できてるプレイヤーがどれだけいますか?ってレベルですよ。

意識高い系プレイヤーは、ストーリーも褒めるんでしょうけども(苦笑)
大半の人は「ぶっ壊れ、最強武器!最強戦技!」にしか関心は向いてません。

エルデンリングの評価ポイントと思えることを簡単に言えば、メインクエスト・サブクエストという従来のオープンワールドゲームのお約束を破ったこと。
プレイヤーがどこへ行こうが何をしようが自由…という、ある種の突き放したゲーム形態は新しい。



でも、本当のところ攻略ルートは決まってます。
強化素材に番号があり、エリアによって入手できる番号の素材が決まっており、順番通りじゃないと強化できないからです。

個人的には、発売時にNPCイベント等が未完成だったのがマイナスに感じます。

◎私が思う「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」

戦闘と物語を両立させることを目指したそうです。
実際、どちらかに偏ってる印象はないです。しかし、物語をしっかり描いてるからこそのゲームだと思います。

プレイヤーの感情も揺り動かしながらのゲーム体験。
人の感情というのは体験と結びついて「記憶」として深く残るものなんです。
三人称視点で見ているドラマや映画とは違い、ゲームはプレイヤー自身も関わっているように感じられ、それが体験として繋がってると思います。
当事者感覚になるというか。

戦闘で四苦八苦しながら討伐した達成感も重要で、そこも抜かりないというのがラグナロクへの印象です。

ただ続編ですし、壮大な物語の完結に花を持たせてもらえるかどうか…かな?
クレイトスをはじめとする、演じた俳優さんたちへの労いも加味されて欲しいですけどね。ゲームのバリアフリー化など多様性への配慮や完成度から見れば、こちらに軍配が上がりそうだとは思うんですけども…。


――でもまぁ、四の五の書いておきながら何ですけど、結局なんだかんだ言っても「エルデンリング」emojiでしょうね。
ゲーム自体は粗削り感がありますけど、プレイヤーは型のハマった遊び方ではなく、各々の楽しみ方ができる幅があるという魅力はありますからね。
それに、今年を代表するゲームであることには違いませんから。









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