awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ドラマではカットした重要なこと@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレ含んでいます。



サーセイは少女時代に魔女から将来を占ってもらいました。
ところが、その予言は不吉な内容であり、その通りの運命になってると本人も自覚しています。

原作ですと更にサーセイの最期までも予言していたそうです。
その箇所を引用しますと、
"Gold shall be their crowns and gold their shrouds,” she said. “And when your tears have drowned you, the valonqar shall wrap his hands about your pale white throat and choke the life from you.

この文章の中の「Valonqar」はヴァリリア語で、「弟」という意味だそうです。
引用の箇所を簡単に言うと、「あんたは弟に首を絞められて死ぬわよ」ということだそうです。
ドラマでは、若く美しい女王に全て奪われ、三人の子供は死ぬ・・・(魔女高笑い)で終わっていました。なぜドラマではカットしてたのか理由はわかりません。
まぁ、恐らく「弟に殺される」となると、ジェイミーかティリオンに絞られてしまい、視聴者は「どちらかがサーセイを殺すんだな」という風に見てしまうからですかね?

サーセイはブラックウォーターの戦いの際、戦のどさくさ紛れに王の楯によってティリオンを殺そうとしました。
ティリオンの命を狙った理由を「生まれた時に母親を殺したから」ということにしておきたかったんでしょうか?

視聴者の大半は、母親を死なせたことを根に持ち、小鬼である容姿も毛嫌いしているからだと思っているでしょうが(私もそうでした)、自分の命を奪うのはティリオンだと決め付けているからなんでしょうね。
本当のところは、ティリオンを憎んでいるだけではなく恐れてもいる・・・というのが、原作からは垣間見えてきます。

さて、「Valonqar」は「弟」以外にも「若い男」「次男」という風にも捉えることもできるということで、「Valonqar候補」なるものが記載されてるページがあります。
http://awoiaf.westeros.org/index.php/Valonqar/Theories

ページに挙げられてるスタニス・バラシオン、トメン・バラシオン、ロラス・タイレルは対象から外れますね。

私はジェイミーが最有力だと思います。
もしくは、ジェイミーの姿をまとってるアリア(フレイ家の宴で、アリアはジェイミーを見ていました)
アリアにリスト通り殺害させるため、肝心の予言の箇所はカットしてた可能性はあります(外見はジェイミーでも中の人は違うため)

さぁ、どう思いますか?
「Valonqarは誰?」と、世界中のファンは予想しまくっています。
ドラマは100%原作通りに展開させてないので、Valonqarに拘らなくても良いでしょうけどね。






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日本語の吹き替えでは悩んだろうなぁ@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレ含んでいます。
第六章未見の方は注意。



ふと思ったんです。
ホーダーが「ホーダー」になる、あのシーン。

字幕も苦慮したようで「無理があるな(苦笑)」という感じでしたが、吹き替えだとどうなるんだろう?と(私は日本語吹き替えでは見ていませんので、悪しからず)

心の木が夜の王に襲われ、ゾンビ集団がブランたちを追いかけ、外に逃げ出したミーラがホーダーに「ドアを押さえて!!」と叫んでるシーンです。
英語ですと「Hold The Door」ですね。
イギリス英語のアクセントでは「ホールダ(明確にダとは言わない)・ドー」って聞こえるんです。ハリー・ポッターの登場人物ダンブルドアは「ダンブードー」という風に聞こえていたので、それと同じです。
実際ブランたちは、ホーダーを「ホーゥドー」みたいな発音してましたからね。
日本で「Hodor」を”ホーダー”としたのはスペルによるもので(本が最初だったし)、実際に発音を聞いたら表記と違うことが多いですからね。

で、日本語字幕は「どうしたものだー?」と頭を抱えたと思います(苦笑)
ミーラの「ドアを押さえて!」に「ホールド・ダ・ドア」と併記させてましたが、「The」は聞こえるかどうかぐらいにしか発しない言葉です。
でも、「ホーダー」で辻褄を合わせるには「Door」ではなく「The」を強調しないといけなくなったんですねー。

しかしですね、これは日本だけの話じゃないんですねー。
世界中で放映されてるドラマですから、いろんな言葉があります。
英語の台詞だからこそ「Hold The Door」→「Hodor」になるんであって、違う言語で「ドアを押さえて!」→「Hodor」になるのは日本同様「どうすんねん?これ!」と思ったでしょうねー(苦笑)

しかも字幕よりも困難なのは吹き替え。
ということで、非英語圏の「Hold The Door」を集めたものがありました。


日本語・・・・・・・吹き替えでは実際こうだったんですかね?(さすがにドアを”扉”とは言わないわな)
かなり無理があるじゃないですかー(苦笑)







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ユーロンのセオリーが過密状態@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレ含んでいます。
第六章未見の方は注意。


鉄諸島のユーロン・グレイジョイに関するセオリーが出まくってきました。

第七章では、ユーロンの存在が大きく扱われるのではないか?との予測です。
当然、ファン個人のセオリーですので、各々のセオリーが完全一致・・・ということはありません。むしろ、バラバラ(苦笑)
セオリーを読んでいる内に、お腹がいっぱいになりそうな位です。

中でも、原作を読んでいるファンの見解は説得力があるんですが、ドラマが原作通りに話が展開するかどうかはわかりません。
原作ファンが期待していた「レディ・ストーンハート(死後のキャトリン)」は、ドラマには出さないということで、原作ファンはガッカリということもありましたし。

では、ファンによるセオリーの一部を紹介します。
  • ユーロンはジャクェンである。
  • (上記に似てますが)ユーロンは顔のない男で、ダーリオと同一人物である。
  • ユーロンはデナーリスを撃退するため、利害が一致してるサーセイと結婚する。
まー、話半分で聞いてた方が良い内容ばかりなんですが、「ユーロンはジャクェンである」というのは面白いですね。

ユーロンは兄ベイロンを吊り橋から突き落としましたが、彼はベイロンに「我こそが溺神である」と言っていたのも、「顔のない男」である根拠らしいです。
ユーロンは放蕩していてた人で、原作ではヴァリリアにも立ち寄ってるらしい(ヴァリリアでドラゴンを撃退する角笛を発見して持ってるとかどうとか)

ヴァリリアに行ったとしたら、ユーロンはブレーヴォスにも立ち寄った?
アリアのように黒と白の館で修行した可能性もなくもない?
「ユーロンはジャクエンである」と言っても、そもそも”ジャクェン”という個別の人間がいるわけではないのです。
単にこの顔をまとってるだけ。
      ↓

しかし、顔のない男であるとしたらユーロンの目的が曖昧になる気がします。
なぜヤーラとシオンをも殺そうとしたのでしょう?

そして、ユーロンがサーセイと結婚する・・・というのも、発想としては面白いですね。
サーセイにはデナーリスが率いる軍隊に対抗できる軍力はありません。ラニスター軍の次に大きいタイレル軍はデナーリス側についてます。
加えてデナーリスには、穢れなき軍団、ドスラク人の集団、ドーンの軍隊、ヤーラ・グレイジョイ率いる軍隊がいますし、ドラゴンが三頭。
しかもサーセイたちには、海上で戦える軍がありません。
そこでユーロン。
海で戦える軍が必要になり、結婚することを条件に協力を申し出たユーロンに応じる。
ユーロンは角笛でドラゴンも攻撃できます、ということらしい。

ユーロンが「顔のない男」だとしたら、ジャクェンは何か目的があって近づいた可能性があります。神の計画に偶然はありません。

さて、話が長くなってしまいましたが、「ユーロン=ダーリオ」説は「ちょっと無理がありすぎないか?」という感じですけどね。
ミーリーンと鉄諸島を行き来している・・・という話に私は笑ってしまいましたが。
セオリーなので、「ねーよ」と突っ込むのもヨシです(苦笑)

上記はファンによるセオリーでした。
次は、ファンサイトによる第七章の展開についての記事を紹介します。
「セオリーレベルではなく、次章の展開を事前に知りたくない」という方はここまで・・・ということで。


さぁ、ここからは次章の展開のヒントぐらいは知りたいという、好奇心のある方向けの記事となります。

ファンサイト「ウィキ・オブ・スローンズ」に記載されていた記事を紹介します。
サイトによると、第七章はやはりユーロンが大きく扱われるようです。
但し、本当にその通りに展開するというものではありません。

セオリーでも挙がっていたんですが、ヤーラとシオンたちはウェスタロスに向う途中、追ってきたユーロン・グレイジョイ率いる船団に攻撃されます。
そして、上記のセオリーと似てはいるんですが、
・ユーロンとサーセイは手を結ぶ(結婚には至らないみたい?)
・ユーロンは、ヤーラかシオンのいずれかを捕虜として捕える。
・ユーロンは、サンド・スネーク(三姉妹)の少なくとも一人を殺す。

ユーロンがヤーラたちを攻撃という点ですが、第六章の最終話でエッソスを離れた直後のデナーリスたちは一緒に航海していました。
彼らはそのままの状態で(ひとつの船団として)ウェスタロスに向い、同一地点で上陸するのか、それとも複数の場所で上陸するのかは定かではないようです。
もしヤーラたちがデナーリスたちと一緒に航海している最中なら、ユーロンは三頭のドラゴンをも相手にしなければなりません。

途中でヤーラたちが違う上陸地点に向けてデナーリスたちの船団と分かれたなら、上記のヤーラかシオンのいずれかが捕虜になるという展開は有り得ます。

第七章は短いシーズンですので、一話一話の中身は濃厚になりそうですね。







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