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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

最終章#2:「人間の記憶」@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレを含んでいます。最終章未見の方は注意。



最終章第二話。
死の軍団がウィンターフェルに向かっているということで、主なキャラによる戦略会議が行われました。
その時、ブランは「夜の王は僕を狙っている」と話しましたね。

長らくドラマでは、夜の王の目的に関して触れられていません。
私たちは「なぜ夜の王は壁を越える必要があったのか?」という疑問を抱き続けてきました。しかしそれは、単に人間の命を奪うだけの目的ではないだろうということも感じていました。

ですから、ブランの「僕を狙っている」という話は、ようやく核心に迫ったようにも思えます。ブランは「人間は過去の記憶を失えば動物と同じ」という風な説明をしました。

三つ目の鴉は人類の記憶・・・確かにブランは、(先代の)三つ目の鴉から過去の膨大な記憶をインストールされました。
それを消すことが夜の王の狙いだとブランは説明。

ここで思い出して頂きたいのは、「人間の記憶~」云々に関して第七章で触れた人物がいました。その人物は知識の城にいたアーチ・メイスターです。

彼はサムに同じようなことを話しました。
知識の城は特別であり、人類の記憶が残っている場所であると言っていましたね。そのために、本に記述し残していると。

この共通点は何を示しているのでしょう?

「だったら、夜の王の最終目的地は知識の城ってことじゃないの?」
・・・このように受け取る人もいます。

第二話に於けるブランの話で「やっぱり夜の王の狙いはブランだったのか!」と思い込んでしまいますね。
でも本当にそうでしょうか?
まぁ、何だかんだ言っても、一ヶ月以内に真実がわかると思いますが。

中途半端に締め括りますが、「ブランが言ったことは第七章でも触れられていましたね」というお話でした。








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最終章 第三話のショット公開@ゲーム・オブ・スローンズ

放送前にHBOはエピソードタイトルの公表はしませんが、第三話は「死の軍団」でしょうかね?(予想ですけど)
タイトルは伏せておきながら、ショットは事前に見せてくれる親切心(苦笑)

第三話は死の軍団との戦いで終始するでしょう。
そして、視聴者にとっても辛いシーンを目撃することになるかもしれません。心の準備をしておく必要があるかも。

ショットを見ても、どんなシーンなのかは具体的にわかりませんが、死の軍団を迎え撃つ人々の姿で間違いないです。
これらのシーンは、冬の北アイルランドで二ヶ月近くもかかって撮影していたものです。しかも撮影は夜間。
寒さの中の撮影で大変だったそうです。


ウィンターフェルの城の上から様子を見ているサンサとアリアかな?
アリアはサンサに対して地下へ避難するように言ってるんでしょうかね。サンサは戦いに挑むアリアの心配をしてるのかもしれません。


デナーリスとジョンも、高台からウィンターフェルに到達するであろう死の軍団の様子を伺ってるんでしょうかね?
ウィンターフェルまでの道筋はその様子がわかるよう火が灯され、明るしてるのかな?


死の軍団を待ち構えているジェイミーとブライエニー。
第三話の予告にも挟み込まれてました。
ブライエニーの指揮の下、ジェイミーは隣で戦います。
ジェイミーはスタークの甲冑を身につけてます。


戦いの最中のジョン。
ファンの間で「なぜ甲冑を着てないんだ?」という疑問が出てます。
思うに、ジョンは今まで甲冑を着て戦ったことがないからかもしれませんね。「落し子対決」の時もそうでしたし。

また何かを見て動きが止まってるのかな?
戦っても戦っても、キリがないからでしょう。「堅牢な家」「凍った湖」での規模を上回る数の亡者だからでしょうか。
犠牲となった北部の人も加わっているだろうし。

そして、ちょっとファンが騒然としてるショット。
サンサの後ろ。こちらを見てる顔らしきものが映ってます。

誰??アリアに見えなくもない。
単に何かの模様や影が顔のように見えるだけかもですけど。
とりあえず、亡者ではなさそうです。
こういうのって、ゾクッとしますね(怖)






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最終章#2「A Knight of the Seven Kingdoms」を解説してみる@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレです。
最終章未見の方は注意。

放送後にエピソードタイトルが公表されます。
第二話は「A Knight of the Seven Kingdoms」(七王国の騎士)



今回のエピソードをご覧になって気づいたと思いますが、完全にウィンターフェル内で終始しました。
過去シーズンは視点があちこち飛んでいましたから、そういう意味でも、長らくバラバラだったものがひとつの場所に集ったのだと実感します。

そして最終章第二話は、「生死の狭間にある時間」と「デナーリスの孤立」というものが描かれていたように思います。

「死」と向き合っている人々


夜の王は「死」をもたらす死神です。
いよいよその「死」を拒絶し「生」のために戦うことになる前夜。
生き残れるかどうかは誰にもわからない。

死と向き合った時、「悔い」というのもが一番の苦痛になると思います。
それが如実に描かれていた人物は、ジェイミーではないでしょうか。
彼は「王殺し(キングスレイヤー)」と呼ばれ、「名誉なき男」とキャトリンにも言われた。

そんなジェイミーに「名誉」を見出したのはブライエニーです。



今回のエピソードと第一章第一話でのジェイミーの違いは誰もが感じるところですけど、根本的なところは変わっていません。
ブランとの会話に於いても浮き彫りにしていました。
「愛のためにやったこと」
ジェイミーがにウィンターフェルに一人で来たのも「愛のため」だと、私は思いました。

ブライエニーとは「男女の愛」ということではなく、尊敬や信頼に近い「愛」でしょうかね?
騎士として、本来成さねばならないことをブライエニーは気づかせてくれたんだと思います。それがブライエニーへの騎士任命に繋がっていたんじゃないかな?

もしもこの戦いで死ぬなら、「七王国の騎士」として死なせてやる・・・私はブライエニーに対するジェイミーの最も素晴らしい愛情表現だと思いました。

私は「ブライエニーとポドリックに死亡フラグ立ったのかなぁ~?」という複雑な気分にもなっちゃいましたが・・・。

デナーリスの孤立


ウィンターフェルでデナーリスは浮きまくっています。
北部で白っぽい衣装を着てるのは、そういう意図があるからでしょうかね?

過去シーズン、デナーリスは幾度も「征服者」と呼ばれていました。

彼女はドラゴン、穢れなき軍団、ドスラク人を率いて征服することは可能でしょうが、統治するには遠い道のりであることを示しています。
北部で浮いてるのがその証拠。

ウェスタロスのことを何もわかっていない。
北部のことも知らない・・・サンサからズバリ指摘されました。
そこに住む人たちのことも知らず、どうやって統治できるのか?ということでしょう。



ミーリーン等では奴隷を解放し、親方たちを押えつけました。
しかし、奴隷制度がまったくないウェスタロス。特に北部の場合、貴族は民を守ることも重要な役目です。
長年スターク家は北部の人々が安心して暮らせるよう務めてきました。
力と恐怖で民を従わせることではありません。

デナーリスは戦いに来ている。
サンサは守ろうとしている。
この違いが二人の会話シーンにて表現されていたように思えます。

ジョンの出生の真実も聞かされたデナーリス。
鉄の玉座に就く権利を主張し、そのための努力をしてきた彼女は、今後どうするのか?という状況となります。

サンサとの距離が縮まったかのように見せ、まったく縮まってなかった・・・という展開の仕方が上手いですね。

穢れなき軍団もドスラク人もウェスタロスではよそ者。
彼ら自身もここが居場所だとは思っていないでしょう。
肌の色が違ってることで妙な目で見られてしまう。グレイワームとミッサンデイはそれを痛感し、「行きたい場所へ行く」という話をしたのかな?と思います。

七王国の「羊」に対して「ドラゴン」はどうする?








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