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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

最終章 第五話のショット公開@ゲーム・オブ・スローンズ

第四話の終盤の展開から結びつくエピソードとなりますね。

いよいよ、人間同士のバトルが始まるのか?と予想している方も多いかと思いますが、思いもよらぬ展開が待っているのでしょうか?

 
デナーリスは精神的にショックを受け、不安定な様子であるようなショットもありました。
上の写真は、門前にゴールデンカンパニーが整列し、ジョンたちの前には穢れなき軍団と(生き残った僅かな)ドスラク人たちが整列しているようです。
互いに様子を伺ってるところでしょうかね?


整列しているゴールデンカンパニー(象さんは予算の関係でいません/笑)
この門前でバトルが起きる~~??とも思わされますが、バトルシーンを撮影していたという情報はなかったです。


赤の王城の門をどう突破するかを考えてるのかな?
その門は半年もかけて大掛かりなセットとして建築してましたからね。それも加味しながらご覧頂きたいと思います。

完成後にエキストラよる撮影があり(バトルではない)、しばらくしてから門の状態を造り替えていました。
当ブログでその時の門の状態も紹介しました。


ティリオンの表情がとても険しいです。
場所はドラゴンストーンの玉座の間っぽいです。
視線の先はデナーリスでしょう。

「起承転結」で言うなら、第四話の終盤から第五話は「転」にあたるかもしれないですね。驚くべきことが起きるっぽいです。



考えられるのはひとつですけどね。







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最終章#4は人種差別があったと議論勃発@ゲーム・オブ・スローンズ

ここ数年の間に、海外映画やドラマ(特にアメリカ)では人種や性を差別せず、平等に扱うような配慮が為されています。
キャスティングが顕著ですね。

そういう時代の流れの中にあり、「ゲーム・オブ・スローンズ」も今まで数多く「人種や性差別だ」と批判を食らってきました。
日本人が思っている以上に、とても神経質な人々は沢山います。

原作者GRRMが小説として書いていた時代、「ポリコレ」という観念はありませんでした。ドラマも制作を開始した2009年でさえ、今ほど神経質なキャスティングを要求されてはいませんでしたし。


以下は最終章第四話のネタバレが含まれています。未見の方は注意。




日本人のファンの中で、第四話の終盤に起きたことが「人種差別的だ!これは酷いじゃないか!」と思った人はいたでしょうか?

ドラマのサブキャラですが、ドラマの中で有色人種ながらも重要なキャラクターだったミッサンデイが惨たらしく処刑されてしまいました。
死の軍団との戦いでグレイワームが無事だったと安堵した直後の悲劇でした。

ミッサンデイとグレイワームは有色人種であり、かつては奴隷だった。
奴隷解放をしたのは白人のデナーリス。
当時、この設定自体でさえ人種差別であると揉めたようです。
海外のファンは、この「人種差別」の話が持ち上がると凄まじい議論が起きてしまいます。

日本人ファンで、この人種差別を取り上げる人は少ないです。
「単なるドラマに大騒ぎする必要もないでしょ?」という感じで、面白かっただの感動しただの凄かっただのでお子様並の感想で終始してしまう。

そういう面でも日本人は「ガラパゴス」だよなぁ~と思ってしまいます。
まぁ、移民で成り立ち、数多くの人種差別が渦巻いていたアメリカとの違いですけどね。今でも先住民は居留置に押し込めたままですし。

「人種差別だ」という視点で改めて第四話の終盤を思い出してみると、ミッサンデイの悲劇がより強く伝わってくることがわかります。

彼女はサーセイに捕らえられ、再び鎖がつけられた。
彼女は奴隷に戻ったことを象徴しているように見えてきます。


だから、ミッサンデイは「ドラカリス」と言った。

第三章でミッサンデイと穢れなき軍団を鎖から解放したデナーリス。
その時にデナーリスが言った言葉が「ドラカリス」だったからでしょう。


恐らくD&Dは人種差別な意図はなかったと思いますが、ミッサンデイの最期が再び奴隷に戻されたような格好でしたので、人種差別に敏感な人たちのレーダーに引っ掛かってしまいました。

ウェスタロスの中で唯一有色人種が住むドーンの描き方も批判が多かったです。サンド・スネークの扱いの酷さも随分指摘されてきました。

「ファンタジードラマにムキになるなよ~」という声も確かにありますが、「差別だ」とする人々の耳には届かない論調なんですよ。
「ファンタジーなら尚のこと、昔ながらの固定観念を捨てて発想は自由であっていいはずだ」となります。

この差別問題が持ち上がると、普段は温厚なファンサイトの掲示板も熱くなってしまいます。「また始まったか…」と、思わなくもない(苦笑)









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最終章#4「The Last of the Starks」を解説してみる@ゲーム・オブ・スローンズ

第四話は、出演していたキャストが口を揃えて言っていた「予想外の展開になる」の導入部となるエピソード。
エピソードタイトルは「The Last of the Starks」です。

以下はネタバレを含んでいます。未見の方は注意。




私個人、エピソードタイトルに驚きました。
生き残っていたスターク家の子供たち・・・彼らはもう揃うことはないという意味にも受け取れるからです。

ジョンはエダードの息子ではないと知らされたサンサとアリア。
ジョンは従兄で、正当な「ターガリエン」
そしてアリアは再びウィンターフェルを後にしました。

「ウィンターフェルは常にスタークでなければならない」

この言葉は、夜の王を倒すに至ることへの意味だったのかなぁ~と思えます。ジョンは「スターク」ではありませんから、アリアがウィンターフェルに戻ることが重要だったのかも。

アリアは無自覚ながらも、自分の役割を果たしたことになるのでしょう。
今度は再びハウンドと共に王都へ向かいます。
二人の目的はサーセイとマウンテンへの復讐。

サンサはデナーリスに対して否定的なため、北部の諸侯たちをデナーリスのために南下させることを拒絶しました。
野人たちは七王国のゴタゴタには無関係ですから、自分たちが住んでいた北へと戻ります。とりあえず、トアマンドは生存した状態で終了ということになりますね。

トアマンド、失恋の痛手を負いましたが(苦笑)



さて、第四話の終盤、デナーリスが憤る描写がありました。
ユーロンと手を組んでるサーセイの挑発も磨きがかかってきたようです。

ミッサンデイの最期の言葉「ドラカリス」

これは、ブランがフラッシュバックで見た、あのシーンに繋がってるのかしら?と思える言葉でした。

第七章では、オレナ・タイレルから「ドラゴンでいなさい」とアドバイスされていたデナーリス。あの言葉もここに繋がってきそうな気がします。

デナーリスは今回のエピソードで、北部にとって自分は外部者であると痛感していました。加えて、ミッサンデイもグレイワームも奇異な目で見られ、自分たちの居場所ではないという風に感じていたラインもありました。

北部で死の軍団に対して犠牲を払い阻止するための協力をしてきたデナーリスたちでしたが、第四章でティリオンがジョフリー殺しの裁判を受けた時、ブラックウォーターの戦いで「市民を守ったのに!」と憤ったことと同じ状況です。


※放送のオフ期にも関わらず、当ブログの過去記事にて撮影情報を読んだ方。
今後の展開がどうなるのかわかると思います。









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