GIMPで合成加工:ゲームによって表現が広がる世界観
ゲームの映画化は、もうすいぶん前から行われてはいましたけどもね。
私自身、画像の合成加工をするにあたり、ゲーム未経験の頃とはだいぶ違ってきました。特にSFファンタジーなんかは、無理して「こんな感じ?」と頭で絞り出していたのが、今は割とすんなりイメージできるようになりました。
それと、以前も書きましたけど、フリーソフトのGIMPによる合成は、素人感が出ても仕方ないっていう固定観念は捨てて頂きたいです。
素人の合成は、なぜ「素人っぽさ」が出てしまうのか…その根本を知る必要があります。
近未来を強く感じさせるサイバーパンク風な画像も増えてきました。こういった世界観の画像は雨で道路が濡れてるシチュエーションが多いです。
ですから、特に光の反射を表現することが重要になります。
背景は写真です。人物画はAI生成画。
もともと写真は通路が雨によって濡れている画像でしたし、晩秋の氷雨を感じさせるような雰囲気に色調整しました。
上の2枚はオーソドックスな合成加工です。Photoshopでの加工でよく見るような合成。GIMPでも、ここまではできます。
案外、このような人物画の合成加工って難しいんですよね。
バストアップで正面を向いたカメラ目線ですと、何を表現したいのかを明確にしないといけない。人物のオリジナル画像自体、モノクロでした。
かなりコントラストを強めにしました。
一転して、水彩画のような感じにした合成加工。
上の画像を加工した後、この画像に取り掛かりました。
人物画によって、どのように加工するかが違ってくることがわかって頂けるかと思います。どうしてもエフェクト等は、人様が作成したCC0画像のお世話になることが多くなりますね。
GIMPに入ってるスクリプトでは、表現しきれないことが多いですので。
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