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ゲーム・オブ・スローンズ 第四章を振り返る2

ラニスターお家騒動を主に書いた「ゲーム・オブ・スローンズ 第四章を振り返る」の続きです。

今回も以下ネタバレ含んでます。



ティリオンがジョフリーを殺害した容疑で裁判にかけられ、愛人のシェイが裏切りの偽証をしたせいで感情的になったティリオンが決闘裁判の申し入れをした。
身体の小さなティリオン自ら戦えるわけでもなく、オベリンが代理で戦ってくれることに。
それは、オベリンの姉と子供を殺害したマウンテンへの敵討ちの機会でもあった。
しかし、恨みを晴らすことに拘り過ぎたオベリンは、隙を与えてしまい、マウンテンに殺されてしまう・・・まで書きました。

これで死刑が確定したティリオン。
マウンテンを起用したサーセイは、マジでティリオンの息の根を止めようとしてたんですねぇ。

このラニスターお家騒動はここから佳境。
やはり弟の命は救いたいジェイミーはヴァリスの協力のもと、王都からティリオンを逃すことに。
牢屋から出してもらえたティリオンは、こっそり父親の部屋に行くんですね。もう二度と会うこともない父親の顔でも見ようとしたんでしょうか?
その父親の部屋のベッドにいたのは、シェイだった。
もともと娼婦のシェイでしたが、更に裏切られショックのティリオン。

なんだかんだで、ティリオンはシェイの首を絞めて殺害。
その足で便所に向かい、用を足してた父親とご対面。
そこでもなんだかんだあり、ティリオンは父親に向けて矢を放って殺害し、ヴァリスが待っている場所へ向かう。
ティリオンはヴァリスによって木箱に入れられ、エッソスに向かう船の積荷として乗船。
その直後、王都に鐘が鳴り響く。
ヴァリスはその鐘の音を聞いて、とっさにエッソスに向かう船に荷物扱いしているティリオンの入ってる木箱共々乗船しましたとさ。

王都では、このようにラニスター家の愛憎劇が繰り広げられていたのでした。
第四章の冒頭を覚えてるでしょうか?
スターク家で受け継がれていたヴァリリア鋼の剣。北の王ロブ・スタークを殺害した勝利品として手に入れたタイウィンの満足そうな顔。
自分の家名に拘り続けていたタイウィンは、自分の息子の手で殺されるとは思いもしませんでしたねー。
王都までも牛耳っていたタイウィンの死は、王都に影を落とすことになります。
それは第五章で。


さて、第四章でもうひとつ重要な展開が「黒の城の死闘」です。
野人とナイツ・ウォッチの戦い。
ある意味、無駄な戦いなんですけどね。
何のためにナイツ・ウォッチは壁を守っているのか?ということを互いに理解してない。

長年、野人らは見下され虐げられてきた歴史があり、壁がどうのというよりもナイツ・ウォッチに恨みがあるって感じですね。
そもそも、白い悪魔であるホワイト・ウォーカーを防ぐために北の壁が作られたのであり、その壁ができた時に北に残された”最初の人々”の子孫が自由民(野人)なわけです。
ドラマでも何度も語られているように、北部の人たちと先祖は同じ”最初の人々”
しかし、七王国にも含まれず、独自で共同体を維持してきた野人たちは”最初の人々”の慣習が根強く残っていた。
そのためなのか、ナイツ・ウオッチをはじめとする北部の者たちは、野人は野蛮で下等民族だと見下してきた。
そして当のナイツ・ウォッチすら、北の壁が何のためにあるのかを履き違え続け、野人を南側に流入させないための壁であると思い込んでいた。

ナイツ・ウォッチというのは、もともと北部の者にとっては名誉な仕事だった。
ジョン・スノウも名誉だと信じて志願したんですね。
ところが実際に壁へ着くと、剣すら持ったことのない平民の犯罪者だらけ。
第一章でジョンの困惑と落胆ぶりが描かれていました。
ウィンターフェルしか知らなかったジョンにとって、現実をまざまざと見せ付けられることに。

なぜなら北部以外、北の壁は犯罪者の流刑地みたいな扱い。
ナイツ・ウォッチになるのは名誉ではなく、刑罰としてですからね。
人員は減る一方、壁へのサポートもほとんどない。

ホワイト・ウォーカーなんぞ見たこともなく、それは昔の神話みたいに思われ、危機感が薄れている状況でしたが、「冬来る」
敵を履き違えている者同士の「黒の城の死闘」で、ナイツ・ウォッチは野人から壁を死守できたと思うわけです。
しかし、ジョン・スノウは少ない人数のナイツ・ウォッチがこのまま壁を死守できるとは思っていなくて、野人たちをまとめてる「壁の向こうの王」マンス・レイダーと停戦交渉するために向かう。

マンスに会ったジョンですが、マンスの目的を聞かされる。
それは、冬が来る前に自由民を壁の南側へ移動させたいということ。彼は壁の門を通らせてくれさえすれば攻撃はしないというもの。
マンスは、ホワイト・ウォーカーの脅威から民を守りたかっただけなんです。
壁はそんな自由民の逃げ場を塞いでるし、ナイツ・ウォッチは通過させないよう監視。
それならば戦って壁を征服するしかないと、マンスは思ったんですね。
ジョンはそれまでマンスの本当の目的を知りませんでしたが、第五章で本当の敵はホワイト・ウォーカーであるとジョン・スノウは気づき、「こんな少ないナイツ・ウォッチでは到底太刀打ちできるわけがない!ヤバイ!」となるわけです。

ジョンがマンスと会っている最中、そこへスタニス・バラシオン率いる軍が襲ってきた。
スタニスはまずウィンターフェルを制圧し、王都へ乗り込む計画。
正統な王であるスタニスに跪かないマンスはスタニスの捕虜となる。

このように、第四章は王都と北の壁での出来事が中心となっていましたが、サンサ、アリア、ブランのスターク家の子らの展開も何気に重要な局面を迎えようとします。
バラバラになったスターク家の子供らについては、また後日。









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ゲーム・オブ・スローンズ エンディング曲

ドラマのオープニングは同じ曲なんですが、エンディングは毎回違ってますね。
エピソードの内容によっては、無音でエンドクレジットだけってことがあります。
また、メインテーマをアレンジして流してることも。

個人的になりますが、印象深いエンディング曲を集めてみました。
まずは、第三章でジェイミーがボルトンの部下たちに捕らえられ、右手を切断されたという驚きの展開で、ジェイミーの叫び声の直後に流れたエンディング曲がやけに明るくて、それも驚きでしたね。

The Bear and the Maiden Fair


あと、比較的よくエンディングで流れるラニスター家のテーマ曲とも呼べる「The Rains of Castamere」という歌。
第四章のエピソード2、ジョフリーが死んでしまう回でのエンディングは、ジョフリーを演じてる俳優が歌う「The Rains of Castamere」でした。



チェロ演奏Vr.もあります。いい曲ですよね。


そして最後に、第四章のエピソード10(最終回)のエンディング曲。
アリア・スタークが船に乗って新たな地へと旅立つシーンで流れましたね。

The Children












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ゲーム・オブ・スローンズ 嫌われキャラクターランキング


アメリカのYahooですが、ゲーム・オブ・スローンズを見てる人たちから「Really Need to Die(マジ○ね)」と思われてるキャラクター10人が選ばれました(苦笑)
まぁ、嫌われ度の高いキャラクターってことですね。
画面に出ると「ムカつく~!こいつ!」ランキング(?)

◆10位:パイセル(王都にいる上級学匠)
あ~、確かにムカつきますねー。弱ってるフリしたスケベ爺様。

◆9位:雀聖下(ハイ・スパロー)の部下で「シェイムシェイム」と連呼した女
あのサーセイにさえ同情しちゃうくらい、ムッとしたドヤ顔がムカつきますね(笑)

◆8位:雀聖下(ハイ・スパロー)
私個人はムカつかないんですけどね(苦笑)
信仰を振りかざして偉そうだからでしょうかね?

◆7位:シオン・グレイジョイ
やはりロブを裏切ったせいでしょうね。
そしてウィンターフェルをボロボロにした張本人。

◆6位:エラリア・サンド
オベリンの愛人ですが、彼を殺された復讐で可愛いミアセラを毒殺しちゃったから、嫌われ度が高まってしまったと思われる。

◆5位:メリサンドル
スタニスを良いようにコントロールし、常にドヤ顔した女祭司。
そしてスタニスの娘まで生贄にさせたことで、嫌われ度は高まりましたね。そこまでして、光の神が成したのは雪を溶かすだけってのがまた(苦笑)

◆4位:オリー
自分の両親を野人に殺された可哀想な少年ですが、イグリットの背後から矢を射った後のドヤ顔がムカついたって人も多い(苦笑)
何より、ジョン・スノウを殺害するのに加担したことが嫌われる最たる要因か?

◆3位:アリザー・ソーン
この人は~私が最も嫌ってる人物です(苦笑)
ナイツ・ウォッチの武術指南役で、最初っからジョン・スノウを目の敵にしてましたね。
いちいちジョンに嫌味やら反発やらして、とうとうジョンを殺してしまう。
役者さんには悪いんですが、あの顔を見るだけでムカッとします(笑)

◆2位:ルース・ボルトン
やはり、スターク家を裏切ったことが大きい。しかもタイウィン・ラニスターの手先になりやがった。

そして、堂々の1位は、ラムジー・スノウ(ボルトン)
残虐性が滲み出てる邪悪な顔つきからしても、嫌われ度1位は予想通り。
あのシオンに対してさえ同情してしまうぐらいの残虐さ。
ホビット族っぽい顔なんですけどねぇ~(苦笑)


嫌われ度No.1のボルトン家





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