awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ドラマ:ナイト・オブ・キリングとエクソシスト

「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影はクリスマスのためにお休み中。
俳優の皆さんもオフに入ったようです。

・・・ということで、今回はスターチャンネルの新しいドラマに少し触れたいと思います。

まずは、今週からスタートした「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」
原題は「The Night of」なんですよね。

パキスタン系アメリカ人の青年が美女に誘われて家へ行って、お酒とか何やらで寝ちゃったんですけど、その寝てる間に美女が・・・という出だし。
彼が寝ちゃってる間に何が起こったの?というお話なんでしょうかね?

慌てて美女の家から飛び出すも、車の鍵を置いてきちゃって戻ったり、動揺しているから左折禁止(アメリカは日本と車線が逆ですので)のところを左折して警察に止められちゃったり、ちょっと強引な展開な気もしましたが(苦笑)

地味な印象のするドラマですけど、個人的には嫌いじゃないです。
サイコサスペンスなのかなぁ?
主人公が「実は多重人格だった」とかだとよくあるパターンだから、そういうのじゃなきゃいいけど。


そして、来月というか来年の一月からドラマの「エクソシスト」ががが。
幼き頃に映画を見ました。
トラウマになりました(苦笑)
大人になって、エグい映画は沢山見てきましたが(SAWとか)、どぉ~~~しても「エクソシスト」だけは今も苦手です。

スターチャンネルでは、年に一度くらいは「エクソシスト」を放送するんですよねー。
番組宣伝で、あのリーガンの恐ろしい顔を映すんですよ・・・避けて欲しいのに。
で、ドラマの「エクソシスト」をやるもんだから、張り切って映画の「エクソシスト」シリーズも放送するらしい。その番組宣伝で、やはりリーガンの恐ろしい顔を(半泣)
やめて・・・orz


このポスター、大変な体勢になってますよぉ(ざわざわ)







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季節外れのイースターエッグを探せ@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレを含んでいます。


「イースターエッグって?」と思われるかもしれませんが、映画やドラマでは遊び心にチョッと何かを仕込んでいることがあります。
カメオ出演している人だったり、セットなどに仕込まれていたり。
それを見つけ出すことを「イースターエッグ」になぞらえているんだと思います。

「ゲーム・オブ・スローンズ」も例外ではありません。
ジョン・スノウがナイツ・ウォッチになった頃のセットの中に、「R+Lという文字が刻まれている」というのを聞いたことがある方もいるかもしれません。
それと同じように、細かしいけれど驚く発見を紹介したいと思います。

まずは、鉄の玉座。
よく見つけ出すよなぁ~と感心しますよ。
矢印で示している剣なんですが、「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフの剣と「キングダム・オブ・ヘブン」の剣なんですねー。

 


次は、サンサとラムジーの婚儀のシーン。
シオンが着ていた服はロブと同じ服(マントは違います)
 
肉親のいないサンサのために、兄ロブと同じ服を着て・・・ということなんでしょうかね?


さて、ドラマでは伏線も張られていることが多いんですが、映像でも伏線っぽく張って回収していることがあります。

ティリオンとシェイのシーン。

美しいショットですよね。
それが、二人の終わりにも用いられていました。


両方とも、王の手の部屋なんですよ。
二人の始まりと終わりが同じような構図なのが切ないですよね。

それと、以前も紹介しましたが、サーセイとオレナのシーン。
(クリックすると大きく表示します)


丁度スターチャンネルで第一章から連続放送していますし、DVDなどで再度ドラマを見る際には、より深く見ることができるのではないかな?と思います。






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素朴な疑問シリーズ:2つの言葉編@ゲーム・オブ・スローンズ

今回は、特定のキャラクターについてではありませんが、ドラマを見ていて割と気にも留めてない点に着目した「良い質問」を取り上げてみたいと思います。
恐らく、「お、そう言われてみれば・・・」と思うかもしれない質問です。

質問に対する意見は主観ですが、なかなか鋭い洞察力を感じさせます。

◆「何も知らない、ジョン・スノウ」とデナーリスに対する「知られたことよ」のパラレル(並行)についてどう思いますか?

※注)ジョン・スノウは「You know nothing, Jon Snow」と言われ、デナーリスはドスラクの女性から(第一章、第六章等で)「It is known」と言われてることを指しています。
尚、「It is known」の字幕表現は統一されていません。便宜上、ここでは「知られたことよ」という台詞で表記します。


・原作ですと、「知られたことよ(It is known)」は誤った情報、過度な迷信情報と共に使用されています。
知識を与えているように思えて、実はそうでもない場合です。
デナーリスが「知られたことよ」と言われるのは、間違った情報を基に行動しないようにということを示していると思われます。
ジョンの場合は、必要以上に考え、知識を持ちながらも自己否定、自己卑下している。「何も知らない、ジョン・スノウ」という言葉は、考え過ぎないで行動しなさいということだと思います。
似ているような意味合いの言葉ながら、正反対の言葉のように思います。

・繰り返し同じフレーズを用いるのは作者のスタイルでしょう。
二人は知識を学ぶ必要はなく、自分の置かれた場所の文化や慣習、価値観など、既に知っている人を信頼することを学ぶべきとしているのだろう。

・デナーリスがドスラク人から「知られたことよ」と言われるのは、文化や慣習を教えられている側面がある。
ジョンが「何も知らない」と言われるのは、例えば野人の文化や慣習の中でジョンは異質であり、明らかに理解していないということを教えられている側面がある。


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ジョンへの言葉は有名ですけど、ドスラクの女性による「It is known」は字幕によって表現は異なっているせいで気づかない点です。






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