awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

裏話:第一章#5~#6@ゲーム・オブ・スローンズ

さっそく。

◆第一章 第五話「狼と獅子」
  • オープニングタイトルに谷間の高巣城が加わった
  • ロラス・タイレルに馬上試合で負けたマウンテン。腹いせに馬の首を斬首。そのシーンは人形の馬とCGを使って表現した。
  • ロバートとサーセイが二人で会話するシーンは、原作者のお気に入りらしい。
  • ライサ・アリンの胸は作り物ですが、ロビン役の子はちゃんと吸っていた。画面上では焦点に当てないよう撮影。

◆第一章 第六話「黄金の冠」
  • このエピソードでロラス・タイレル役の俳優がクレジットされていたが、出演していない。
  • エピソードタイトルの”冠”は頭部を指す比喩として用いられることもあり、「黄金の冠」は「金色の髪」というダブルミーニングでもある。
  • エダードが脚を刺され、ベッドで目覚めたシーン。その撮影時、エダード役のショーン・ビーンは風邪を引いて体調が悪かったため、ベッドで辛そうにしているのは演技ではなかった。
  • デナーリスが馬の心臓を喰らいつくシーンで使われた心臓はグミで、血に見立てた赤いシロップが出る仕様だった。スタッフはグミの中にシロップを注ぎ足し続けたため、デナーリス役のエミリア・クラークはシロップでベトベトになっていた。
  • ブロン役のジェローム・フリンは、決闘裁判のシーンを数テイク撮っていたうち、何度か”月の扉”の開口部に足を突っ込んだ。彼はインタビューで「何度も月の扉から落ちた」と冗談で答えた。
  • ジョフリーがサンサに謝罪したシーンは、王になる前の彼が母サーセイの言うことを聞き入れるという対比として描かれた。まだ邪悪さが露骨ではなかった。
  • ヴィセーリスが溶けた黄金をかけられるシーンは衣装にも影響を与えるため、ワンテイクで撮影しなければならなかった。
  • ヴィセーリスが持っていた剣のスティールは鋭利だったので、慎重に扱う必要があった。
  • 溶けた黄金をかけられるシーンでは、ヴィセーリスの背中などにスモークマシーンを取り付け、髪のようにみせた帽子を被っていた。液体自体は冷たかった。
  • ヴィセーリスのメイクアップデザイナーは、彼が「ロード・オブ・ザ・リング」のレゴラスに似ないよう頑張ったらしい(苦笑)
  • ティリオンは天空房で看守のモードに叩かれていたが、本当にバシバシ叩かれていた。撮影後にはアザができていた。
  • 高巣城の玉座のセットには安全装置がなく、ロビン役の子が誤って怪我をしないよう、ライサ・アリン役のケイト・ディッキーは撮影中も右手でガードしていた。
  • ロバートがエダードに再び王の手のピンバッジを与えたシーン。ロバート役のマーク・アディが最後に撮影したシーンだった。










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裏話:第一章#3~#4@ゲーム・オブ・スローンズ

昨日に引き続き―

◆第一章 第三話「冥夜の守人」
(原題のエピソードタイトルは、”スノウ閣下”です)
  • 原題のエピソードタイトルは、アリザー・ソーンがジョンに嫌味として言った「スノウ閣下」からつけられた。
  • 主要キャストのうち、このエピソードにはシオンとハウンドが出ていません。
  • 王都の赤の王城に到着したエダードを出迎えた雑士を演じていたのは、ドラマのキャスティング・デレクターです。
  • このエピソードは、2011年2月2日に亡くなった”ばあや”役のマーガレット・ジョンの思い出に捧げられた。
  • デナーリスが発音として教わっていたドスラク語の「athjahakar」は「誇り」という意味。第三章でもミッサンデイから同じ「athjahakar」で発音を再度教わる。
  • 結局、ブランを殺害するための刺客は誰が仕向けたのか不明のまま。
  • 死人が出なかった最初のエピソード。第一章では唯一。
  • アリアがナイフでテーブルを刺している朝食のシーン。サンサ役のソフィー・ターナーが初めて撮影したシーンだった。
  • プロデューサーはシリオ・フォレル役の俳優に髪を剃って欲しいと思ったが、結局モサモサ頭でOKとなった。


◆第一章 第四話「壊れたものたち」
(原題のエピソードタイトルは”不自由、落とし子、壊れたもの”です)
  • 第一章の主要キャスト全員が登場するエピソードです。
  • このエピソードで初めて「グレイジョイの反乱」「マンス・レイダー」について言及された。
  • アリア役のメイジー・ウィリアムズとサンサ役のソフィー・ターナーは馬上試合のリハーサルに出てなかったため、ジョン・アリンの従士だったヒューの血塗れを見た反応は演技ではなくリアル。
  • 高所恐怖症のサムが初めて壁の上へ来たシーン。撮影は暑い日で、凍えそうなほど寒そうに見せるのは苦労したらしい。
  • ジョンとサムが黒の城のエレベーターに乗っていた時、機械的な故障で一時間以上閉じ込められた。怪我をした場合に備えて、スタッフは看護師をスタンバイさせた。ジョン役のキットは看護師を見て不安になったらしい。
  • エダードとサーセイが会話をするシーンは、第一章で最初に撮影したシーンだった(パイロット版は別として)









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裏話:第一章#1~#2@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章までの繋ぎとして、今までのエピソードの裏話を紹介します。
日本のwikiにも一部紹介されていますが、それ以外の裏話を。

◆第一章 第一話「冬来たる」
  • このエピソードでは、パイロット版で撮影されたシーンも含まれていることはご存知だと思います。そのパイロット版を使用したシーンは、ウィンターフェルの陰窩で、王ロバートが王の手にエダードを指名したシーン。宴会でのエダードとベンジェンの会話シーン。宴会でサンサがサーセイに挨拶をしたサンサ自身のシーン(キャトリンとサーセイは後からの撮影。パイロット版はエダードもベンジェンも髪型が違うのでわかります)
  • ティリオンがロスと一緒にいるシーンは、ティリオンが誰でどのような人物かを説明するために加えられた。本来の初登場シーンは、宴会の最中にジョンの前に現れる場面の予定だった。
  • 第一章では、ティリオンとシオンの髪の色が数パターンある。
  • 王ロバートがウィンターフェルに到着し馬から降りるシーン。彼の衣装はとても重く、三人がかりで馬から降りた。その部分は編集でカットして繋げた。
  • ドロゴとデナーリスの結婚披露宴で、ドロゴを演じたジェイソン・モモアはアドリブで「i te haka」と言った。その言葉には英語での字幕もありません。これは、マオリ族の言葉で「戦いの踊りをやめる」という意味らしい(モモアさんは、オーディション時に”haka”を披露しました。ラグビーの試合とかでご存知の方も多いでしょう)
  • ブランが塔から落ちるシーンは、数パターン撮影された。落下していくブランの姿は、女性のスタント。
  • ブランが落下した壊れた塔は、その後ブランの寝室のシーンで使用された。
  • ジョン・アリンの遺体が安置されていたシーンは、殺人の被害者を画面上に出すお約束として取り入れた(自然死・病死ではないという意図)

◆第一章 第二話「王の道」
  • サーセイがキャトリンにロバートとの子の話をしますが、原作ではサーセイはロバートの子を産んではいません。しかし、ドラマでは後にサーセイとロバートはその子供の話をするので、キャトリンに同情していると見せかけた作り話ではない。
  • 第一話のオープニングクレジットで、ジョラー・モーモント役のイアン・ギレンにはモーモント家の熊がなかったが、第二話から熊がついている。
  • 共演のキャストによると、ショーン・ビーンは他人のサンドイッチを盗み食いしていたことで知られていた(苦笑)
  • 王都への道中、ロバートとエダードが二人で話をしてるシーンでは、ジェイミーが傍で立っている設定だったが、スケジュールの都合でジェイミー抜きになった。
  • サーセイのカツラが傾いてるシーンがいくつかある。


次回は第三話と第四話の予定です(これで何とか7月まで繋げられるかな?)







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