awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

裏話:第三章#7~#8@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章まであと二ヶ月!



◆第三章 第七話「女剣士と熊」
  • 原題のエピソードタイトル「The Bear and the Maiden Fair」は Westerosというバンドの曲名。
  • このエピソードは、原作者ジョージ・R.R・マーティン自身のブログで2012年に発表されたもの。しかし、熊のシーンは書いてなかった。
  • 熊を使用するシーンは、国際輸送に関する法的な問題があり、ジェイミー役のニコライとブライエニー役のグェンドリンはアメリカのロサンゼルスへ行って撮影。ロサンゼルスのスタジオの駐車場にセットを作った。
  • ブライエニーが熊と対峙しているのを見ている観衆は北アイルランドで撮影し、ロサンゼルスで撮影したものとはデジタル合成。
  • ブライエニー役のグェンドリンは実際に熊と一緒にいた。彼女が熊に襲われる部分はスタントによる。そして、スタントのためにブライエニーが着ていたドレスは同じものを6着作られていた。物語の連続性を保つため、ドレスの破損も同様に行わなければならなかった。
  • 登場した熊はショーン・ペン監督作品の映画「イントゥ・ザ・ワイルド」にも登場してた。
  • ジョフリーが祖父タイウィンにデナーリスのドラゴンの話をするが、ジョフリーが誰からその話を聞いたかは不明。恐らくヴァリスからだろうと憶測。
  • デナーリスがユンカイの親方から受け取った黄金の延べ棒は、本来ならば二人の奴隷が運べる重さではなく、フォークリフトぐらいでなければ無理なほどの重さ。


◆第三章 第八話「次子 -セカンドサンズ-」
  • タイトルは傭兵組織名だが、「第二の息子(セカンドサンズ)」は次男であるティリオン、スタニス、そして正式な息子ではない落とし子ジェンドリー、ターリー家の長男とみなされていないサムも示している。
  • サンサはティリオンから年齢を尋ねられた時、「14歳」だと答えた。第一章でサーセイから年齢を尋ねられた時は「13歳」と答えており、1シーズンのストーリーラインはだいたい1年であるということがわかる。ティリオンと結婚した時のサンサは15回目の命名日前であろうと推測される。
  • ジリの赤ん坊を奪いにきたホワイト・ウォーカーを演じていた人は、第二章最終話で登場したホワイト・ウォーカーも演じていた
  • ジェンドリーがメリサンドルからヒルを這わされたシーン。ジェンドリー役のデンプシーは本物のヒルを体に這わされたが、噛み付かれる前に取り除かれた。血を吸った後のヒル(メリサンドルが回収する)は本物ではない。






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原作者が語る「スピンオフ」に関すること@ゲーム・オブ・スローンズ

先日書きました「スピンオフを計画中だというニュース」に関連する情報です。
そのニュースが伝わった後、スピンオフはどの話が描かれるのか?という予想で盛り上がっているということも書きましたが、原作者のジョージ・R.R・マーティン(以下GRRM)がスピンオフに関して自身のブログで語っています。



まず、当初の情報ですと4人の作家(脚本家)が発表されました。
GRRMによれば、作家はもう一人いるそうです。
ですから、5人ということになり、その一人も発表されるであろうと。

GRRMは「スピンオフの情報は誤解や誤ったものがネット上で拡散されている」と、自らのブログで”正しい”情報を記載する経緯を語っており、「4人のうち2人の作家と関わっている」ことを誤りと指摘。
彼は「すべての作家と関わっている」と述べています。

スピンオフは「異なる作家による4つのストーリーの可能性」としていますが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の続編的なストーリーはないと断言
しかも「ゲーム・オブ・スローンズとは切り離している」としています。
「ホットパイの冒険は描かない」と例えているように、ドラマで既に登場しているキャラクターも排除するようです。

スピンオフで描かれるのでは?と予想が多かった「ロバートの反乱」ですけど、GRRMは「それはやっていない」と否定。
既に多くのファンが知っている物語に新たな真実を加えることもないし、ドラマを見てファンが驚く事柄はないから・・・という理由だそうで。
更に、多くの原作のファンが予想していた「ダンクとエッグの物語」も「やっていない」と否定。

そもそも、GRRMは「”スピンオフ”という言葉は好きじゃない」と言っています。
”スピンオフ”という言葉のイメージは元のストーリーに縛られてしまうからで、彼は新たな世界観を描くことを目指しているらしい。
ひとつに固執したくない「GRRM・ワールド」としての可能性でしょうかね?

エイゴンの征服、長い夜、ヴァリリアの歴史などは、まだ候補から外れてはいませんが、私は原作を読んでいないので、どの物語が可能性として高いのか予想できません(汗)
このスピンオフですが、来年「ゲーム・オブ・スローンズ」が終了してから、どのくらい後に制作されるかも未定。
でもHBOは積極的に制作を開始するような気もします。







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もしかするとリトル・サムは重要キャラかも??@ゲーム・オブ・スローンズ

突然頭に過ぎったんですけど、リトル・サムって結構重要な赤ちゃんではないか?と。
以下は、私が勝手に想像したセオリーを・・・(セオリーと呼べるかはわかりませんが)
まぁ、ネタ的に読んで頂けたらと思います。


先日、HBOは公式に何枚か第七章の写真をUPしましたね。
その中に、オールドタウンにてジリが何かの書物を読んでいる写真がありました。

ジリが何を読んでいるのか、それを解読したファンがいたことを以前にも書きました。
大雑把に内容を言いますと「救世主Azor Ahaiが再び生まれてくる」というもの。
ずいぶん前から、「Azor Ahaiの生まれ変わりは誰か?」という話題でファンの予想が山盛りです。デナーリス、ジョン・スノウ、ブラン、ジョラー・モーモント、サム等々。

ずっと私は「Azor Ahaiの生まれ変わりがあるならば、ジョンなのではないか?」と思っていたんですが、第七章の画像を見て、「それはリトル・サムかもしれない」と。

まず、予言は隠喩や比喩であるということは指摘されていました。
文字通りではない・・・ということです。
Azor Ahaiに関しては「血を流す星」「塩と煙」という文言が予言に記され、生まれ変わりが誕生する時の状況を示しています。

では「血を流す星」は何でしょう?
ジリが初めて登場した第二章は、赤い彗星が現れていたエピソードです。
ジリは妊娠中でした。
そして、第三章でリトル・サムが誕生した直後に、ナイツウォッチの反乱が起きました(血が流れた)

「塩と煙」ですが、予言はエッソスということがポイントで、「雪」を「塩」だという風に捉えたかもしれないとの意見もあり、塩が雪だとするならば北部を指します。
「煙」は霧か吹雪かもしれません。
ちなみに、ジョン・スノウは「氷(雪=塩)と炎(煙)の子」となりますが。

反乱を起こしたナイツウォッチを対処するため、ジョンたちがクラスターの砦へと行きましたけど、砦は遺された娘たち(妻たち)の希望で焼かれました。
その時、雪が降っていた。もちろん燃やしてますから煙が出てます。
砦はリトル・サムが誕生した場所です。

クラスターは生まれた息子をホワイトウォーカーに与えていたことで、砦で暮らす保障を得ていたわけですが、夜の王はクラスターの息子の中にAzor Ahaiになる子が誕生すると知っていたのかもしれません。
Azor Ahaiの生まれ変わりとして誕生しても、無力な赤ん坊のうちに自分たちに取り込めば良いということかもしれない~~~とか(苦笑)

サムとジリが砦から逃げて壁に向かっている最中に、ホワイトウォーカーが執拗に赤ん坊を連れ去りに来ました。
それ自体が疑問だったんですよ。
そこまで赤ん坊を追いかけてくるのは、余程の理由があるからだろうと。

サムたちが何とか黒の城に辿り着き、エイモンに報告します。
ジリの名前を聞いたエイモンは「花の名前」だと言いましたね。
「ジリ・フラワー」(日本ではストックと呼ばれてます)は、Common Wallflower(”一般的な、共通の”壁の花)、night-scented(夜の香り)、 mother-of-the-evening(夕暮れの母)という名前も持ちます。
なかなか意味深な名前ではないでしょうか?



そして、エイモンは死の床で「手遅れになる前に南へ連れて行け」とジリに言いました。リトル・サムを安全な場所へ連れて行けという意味ですよね。
エイモンの言葉は何かを示唆しているケースがありますからね。
ジリへの忠告は大事なことだったと思います。
それに、ジリがサムに対して再三再四「リトル・サムを守って欲しい」と頼んでいましたけど、母親として何か直感的に自分の息子の重要性を感じていたかも。

私はリトル・サムがAzor Ahaiであろうがなかろうが、とにかく何か重要な子であると思います。

夜の王が壁を越えて南下。
ジョンやデナーリスがチャッチャと退治して終了~♪ってことにはならない気がします。
長い長い冬の到来。
その時、サムは長い冬に不可欠な人物を知ることになるのでしょうが、それが誰か?ということが、終盤で明らかになる予想は多くなされてます。



サムがメイスターになることに意味があり、そのサムと一緒にいたジリとリトル・サムにも役割があるはずです。
たぶん、リトル・サムが成長するまで暗黒の季節が続く?
成長するには十年以上かかりますし。
大昔に人類が経験した長い冬と同様になるでしょう。
もしもリトル・サムが重要な人物ならば、ホワイトウォーカーから守り、剣術を教える人が必要になります。
それが「氷と炎」であるジョンなのかもしれません。



想像力は豊かに(笑)







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