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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

映画ネタ――カメオ出演・監督編 其の三

前回の「映画ネタ――カメオ出演・監督編 其の二」から、早一年近く経ってしまいました(汗)
・・・ということで、超久しぶりに映画のカメオ出演を取り上げます。
今回は、映画監督マーティン・スコセッシです。
結構、自分の作品に出てるんですよ。

では、ダダダッと紹介します。これでも一部です(苦笑)
スコセッシ本人だと気づかないわけじゃないので、知ってる方も多いと思いますけどね。

◎ミーンストリート(1973年)

後部座席に座ってます。

◎タクシードライバー(1976年)


この作品では二度出てますね。

◎エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年)


◎ギャング・オブ・ニューヨーク(2002年)


◎ヒューゴの不思議な発明(2011年)


スコセッシのご両親が出演した映画もあります。
グッドフェローズ(1990年)です。
最初はお母さん。

そして、お父さん。そっくり!!



さて、去年の2016年は「タクシードライバー」製作から40年ということで、40周年のアニバーサリーだったんですよ。
その記念のポスター。


出演者も揃ったんですね。
(ジョディ・フォスター、年齢の割に若いわぁ~)


私は「タクシードライバー」が大好きなんですよ~。
音楽もホント好き♪





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ご存知の通り最終章は6話です@ゲーム・オブ・スローンズ

珍しく日本のメディアも取り上げていましたが「最終章は6話のみ」という表現の仕方に呆れてしまいました。

私も前々からブログで書いていましたが、クライマックスにかかる残りの2シーズンは合計13話であろうということをご存知だった方もいるでしょう。
今年の第七章は7話であることから、最終章は6話であろうと予測はできていました。

ちなみに、最終章の脚本担当者も決まっています。
第一話:Dave Hill
第二話:Bryan Cogman
残りの四話:D&D(David Benioff と D.B. Weiss )

まぁ~、日本のメディアの表現の仕方ですと、アメリカのドラマに有りがちな「放送打ち切り」みたいなニュアンスに受け取れるので悪質ですね。
現にそのように受け取った人もいるみたいですし。
「日本のメディアって、そういう風にネガティブな印象操作をするんだな」ということを実感しました。
シーズン全体の放送時間は540分という情報もあり、一話あたりの時間が長いのかもしれないという話もあります。
特に最終章の最終話は映画並みの長さになるという予想から、他の5エピソードは70分前後ではないかと言われています。

最終章の放送時期も、もしかしたら来年の冬になるんじゃないか?と予想するファンもいます。撮影は例年通り9月からですけど、更に待ち時間が増えるのだろうか?(苦笑)

そして、日本のメディアはパネルディスカッションに於けるエピソード数だけに触れていましたが、スピンオフを製作する可能性についての話題には触れていません。
D&DはGOTが終了した後、スピンオフの製作については否定していなかったそうです。
そのスピンオフは、GOTで始まる以前の物語だろうと言われてます。
特にファンの間では、「ロバートの反乱」時期を描いて欲しいという人が多いですね。

で、パネルディスカッションですので質疑回答があったのは言うまでもありません。
興味深い質問として
Q:夜の王側はドラゴンがいますか?
A(ベニオフ):Maybe

これはGOTには限らず、起承転結のある物語は大抵結末は予め決めてあるものです。
「ハリー・ポッター」も原作者は最初に結末がインスピレーションとして湧いたと語っていました。彼女はその結末を書いた原稿を金庫に入れておいてたそうです。
その結末に向けて、ハリー・ポッターの物語が始まったのです。
ジョージ.R.R.マーティンは結末を明確に決めているかはわかりませんが、少なくともD&Dは決めていたそうです。

ヒュー・グラント主演の映画「Re:Life ~リライフ~」は、主人公が脚本家。
壁にぶち当たって金欠になった主人公は、大学の脚本を教える臨時講師の仕事を引き受け、生徒に脚本を書くための重要なことは「登場人物を設定し、今どのような状況でどのような結末に向かうか最初に決める」という台詞で言っていました。
それが決まれば、あとは結末に向けての肉付け。
起承転結に於いて「結」が肝心なのは言うまでもありません。

GOTも最後の2シーズンに向けての肉付けを6シーズンかけて描いてきました。
その残りの2シーズンは本格的に結末に向けた展開になると、D&Dは語っています。

さあ、いよいよ今まで分散していた視点がウェスタロスの同じ場所へ集まります。









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ジョン・スノウに関するセオリー@ゲーム・オブ・スローンズ

久しぶりにセオリー(理論)を取り上げたいと思います。
有名なジョンのセオリーは「R+L=J」でしたが、それ以外にも興味深いセオリーがあります。
今回は特に、高レベルなセオリーを書いているものを紹介します。
そのセオリー提示者は凄い洞察力があり、いろんなセオリーを書いています。
私個人、読みながら何度も唸るほど(今後もその方のセオリーを紹介します)

セオリーですので、「当たっている」とか「外れてる」ではなく、記述された物語の中で読み解く、または解釈しているということですので、物語の深い部分に触れることができる・・・という風に捉えて頂きたいと思います。

◆大狼ゴーストには、レイガー・ターガリエンの魂が宿っている



知っての通り「ゴースト」という言葉は死者の魂という意味です。
私は大狼ゴーストにレイガー・ターガリエンの魂が宿っていると信じています。
そして、ジョンの本来の役割(真の戦い)を成し遂げられるよう、古今の神、光の王、森の子らが協力し、ジョンをバックアップしていると思います。
真の戦いの時、レイガーはゴーストから抜けて息子ジョンをサポートするでしょう。
これは、原作の中の旅行者などの噂話のところに示されている「死んだレイガーは戻ってきている」という、他愛もない話が根拠です。

でも何故そのように捉えることができるか?

ジョン・スノウはウェスタロスで唯一純粋な「火と氷」を結合させた血だからです。
レイガー・ターガリエンは火のDNA2つの血、リアナ・スタークは氷のDNA2つの血。
レイガーは未来に何が起きるか知っていた。そのためにリアナを選んだのです。
火と氷の両方の血をひく子供の誕生はレイガーの目的でした。

(第一章で)ホワイトウォーカーを目撃し、壁から逃亡したナイツウォッチがエダードにその旨を話した日に、帰路についてた途中でエダードたちが大狼を発見したのは偶然ではありません。
そして、スターク家の子供と同じ数の大狼の子、ジョンに発見されるのを待っていたような白い大狼の子も偶然ではありません。
神々はレイガーがゴーストに宿ることを許可したのです。

レイガーが人間の体ではなく大狼の体を選んだのは、人間ですとジョンに近づくのが困難になるからです(人間は戦に巻き込まれて死ぬ確立も高まる)
それに、人々は大狼を見ただけで恐れて逃げ出します。


ジョンはレイガーが死んだ直後に誕生しました。
成長した息子ジョンに、白い大狼に宿ったレイガーは会うことができました。
しかしそれは、スターク家の受難が始まる時でもありました。
北の壁に伴われたゴーストはジョンを見守り続け、ジョンから離れるタイミング、また再会するタイミングもゴーストにはわかっていました。

第六章の「落とし子対決」でゴーストを留守番させていたことに、多くのファンは不思議に感じたようですが、ゴーストは真の戦いでジョンをサポートする目的があるからです。
製作側もそれを知っているのだと思いました。
ゴーストはあらゆる神々の使いです。
最終章、レイガーは役割を終えてゴーストから去るでしょう。
その後ゴーストに宿る魂はあるのでしょうか?
もしもゴーストに新たに宿る魂があるとしたら誰でしょう?
それが”ジョン・スノウ”だとしたら、”ほろ苦い”ではなく”辛口な”エンディングになりますね。


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※)このセオリーの投稿者は原作からの引用も大量にあって、それらの文面から解釈している箇所もあるのですが、引用とその解釈部分は(面倒なので)省きました(苦笑)
ですから私の構成文だけですと、やや強引に解釈しているように思えるかもしれません。
ポイントとなるような部分だけを抽出して記載しました。







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