awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

裏話:第三章#5~#6@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章の予告編、まだかなまだかなぁ~~♪
ウカウカしてると、ブログの更新を忘れてしまう(苦笑)
では、あまりにも長い待ち時間ですので、小ネタとしてお読み頂ければと思います。


◆第三章 第五話「炎のくちづけ」
  • エピソードタイトルは正確に言うと「炎にくちづけ」となります。これは、野人が赤毛の人を「炎にキスをした」と表現するところからきている。今回はイグリットを指している。
  • ジョン・スノウとイグリットの洞窟でのシーン。原作ではジョンの「誓いを破ることになる」「イグリットを裏切ることになる」等の心の葛藤が描かれているが、ドラマではそのジョンの葛藤は省いた。
  • その洞窟でのシーンは、旗印なき兄弟団の拠点である洞窟と同じ場所で撮影された。
  • このエピソードでスタニス・バラシオンの妻セリースと娘シリーンが初めて登場する(第二章で偶像を燃やしているシーンで別の女優によるセリースらしき人物がいたが、スタニスの隣に立っていただけでセリースと特定するものはないとされている)
  • 脚本家のブライアン・コグマンは、死産だったスタニスの息子をセリースが瓶の中に保存している設定にした。それはブライアンの知人が亡くなった息子の手をブロンズ像にして飾っていたことから発想を得た。
  • ロブ・スタークがリカード・カースタークを斬首するシーン。本来ならば剣の一振りで終えられず、カースタークからの返り血をロブは浴びながら何度も剣を振り下ろして斬首を終える設定だったが、第二章でシオン・グレイジョイがロドリックを斬首した時の状況と対照的にした。それはエダードから剣術をキチンと学んでいたかどうかの違いを表すためだった。
  • そのロブ・スタークがリカード・カースタークを斬首するシーンの撮影では、珍しくレイン・マシーン(雨を降らせる機械)を使用。ロケ先の北アイルランドでは雨はよく降るが、斬首シーンの効果としてドシャ降りにする必要があったため。
  • 衣装デザイナーは、第三章に入ってからロブに対し意図的に鎧などの完全装甲を身につけさせなかった。それはロブを脆弱に見せることによって、軍のコントロールが悪化していること、戦争に於いてロブの立場が危ういことを感じさせるため。
  • ジェンドリーが旗印なき兄弟団の一員になるとアリアに告げたシーン。本当は階級制度に於ける最下層のジェンドリーは、貴族であるアリアに怒りをぶつける予定だった。しかし、ジェンドリーはアリアを気遣っているところがあるため、身分の違いを説明するように変更した。




◆第三章 第六話「登壁」
  • エピソードタイトル(原題の)「登る」は、北の壁だけではなく、リトルフィンガーが語った「カオスは梯子」からきている。人間は登ろうとする運命であることへのメタファー。
  • メリサンドルとミアのソロスの会話でのシーン。ドラマの中で「高ヴァリリア語」として識別されたのは初めて。
  • 原作では、アリアはメイスターの教育によって「高ヴァリリア語」を知っている設定となっている。貴族の子は外国語も教育としてレッスンを受けるが、ドラマのアリアが高ヴァリリア語を知っているのかは不明。たとえ知っていたにせよ、ネイティブスピーカー同士が速いペースで話していることは理解できていない様子であるとわかる。
  • メリサンドルとミアのソロスの会話中、初めて”光の王”の名が明らかとなった。「R'hllor」と示された。
  • アリアは左利き設定である。剣は左手で持ち、弓は左でポジションを構える※第一章では右手で裁縫(針を持つ)していましたが。
  • ロックによりハレンホールに連れて行かれ、ルース・ボルトンに出迎えられたジェイミーとブライエニー。ブライエニーはドレスに着替えさせられた。衣装デザイナーによると「ブライエニーはドレスを着こなし、ドレスが似合いながらも着ることを恐れている」を示すため、あえて見栄えの良いデザインのドレスにし、それが裂けたようにした。
  • この第六話は、第三章の中で最も評価が低かったエピソード。





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スピンオフはどのストーリー?@ゲーム・オブ・スローンズ

先日の「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンオフ製作に関するニュースですが、世界中のファンの間で駆け巡りました。
第七章の放送を控え、長らく待ちわびている時間の興味深いニュースなので、目下「どの話をスピンオフするのだろう?」という予想で盛り上がっています。



一番可能性が高いとされているのが「ロバートの反乱」です。
GOTの中では台詞で幾度か語られていていましたが、具体的に映像描写となったのは”喜びの塔”など、ブランのフラッシュバックで出てきたシーンぐらいですからね。
「ロバートの反乱」ですと、登場人物の説明に割く時間が省けるという利点も。
但し、ファンタジー要素はかなり少なくなりますね。

私たちは、
レイガー・ターガリエンの目的がわからない。
タイウィン・ラニスターの残酷なまでの陰謀を知らない。
ストームエンドの包囲戦を知らない(なぜダヴォスが命がけでスタニスに食糧を運んだのか、その経緯を知らない)
ロバートがどのように即位したのかわからない。
エダード・スタークがどういう経緯で喜びの塔へ向かったのか知らない。
ヴィセーリスと生まれたばかりのデナーリスが、どのようにウェスタロスから脱出したのか知らない。
王の楯だったバリスタン・セルミーが七王国屈指の豪腕だという実感がない。

あとは、GOTの物語の数百年前の話とか、”最初の人々”と森の子らとの戦い、エッソスでの物語なんかも挙げられていますけどね。
そしてGOTのエンディングから数十年後・・・という続編的なものも。
そうなると原作はそこまで到達してませんので、完全オリジナル?
GOTがどのように幕を閉じるかはわかりませんので、予想すらできませんけども。

ところで、「ゲーム・オブ・スローンズ」では初期段階で伏線を張っていたことはご存知のことでしょう。

第一章で、アリアがシリオ・フォレルと剣の稽古をしていました。
その様子をエダードが見にきた時、彼はその稽古の様子を見ながら戦(いくさ)を思い出したような描写となりましたね。
エダードの表情からして、嫌な記憶だと悟れたはずです。
あの描写は何を意味していたのか?

それはズバリ、喜びの塔での戦いの記憶が蘇ったから
気づきましたか?



第一章から繰り返し見ることで「はっ!」と気づくことが多いですよ。
あれは伏線だったのかと。





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スピンオフを計画中だというニュース@ゲーム・オブ・スローンズ

まだ明確に具体的にはなっていないようですが、4人の作家に異なる中身のストーリーを依頼しているらしいです。
その依頼した作家はヒット映画に携わった経験がある方も含まれています。
・Max Borenstein
・ジェーン・ゴールドマン(キングスメン、キックアス、X-MENシリーズなど)
・ブライアン・ヘルゲランド(ミスティック・リバー、グリーン・ゾーンなど)
・カーリー・ワレイ
この4人のうち、2人とは原作者のジョージ・R.R・マーティンも携わるそうです。



スピンオフは、原作のどの物語を描くかもまだわかりません。
そして、D&Dはスピンオフに積極的に関わることはないと発言していたらしいですが、「製作総指揮」に名を連ねる可能性はあるそうです。
「ゲーム・オブ・スローンズ」が終了した後、サポートするようなことを示唆したそうです。

ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」は、日本人が思ってる以上のドラマなのです。
単なるドラマではなく、世界中から得る放送権料、商品ライセンスなどによる収入はHBOの主要収入となっているとか。
ですから、「ゲーム・オブ・スローンズ」は来年で終了となっても、何らかの形で原作を再び映像化することは充分有り得ますね。

但し、「ゲーム・オブ・スローンズ」とのギャップは生じるかもしれないとのこと。
続編(GOTのその後)になるのか、GOTの物語に繋がる前の話になるのか、まったく別の時代に遡るのか、原作が壮大ですから予想がつきませんねぇ。
ロバートの反乱、エイゴンの征服、ヴァリリアなんかは破滅が謎に包まれているので触れて欲しいなぁ~という個人的な望み。

情報ソース:
http://www.hollywoodreporter.com/live-feed/game-thrones-hbo-exploring-four-follow-up-series-1000251

http://variety.com/2017/tv/news/game-of-thrones-spinoff-hbo-1202409434/

http://ew.com/tv/2017/05/04/game-of-thrones-prequels-spinoffs/






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