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ゲーム・オブ・スローンズ 第七章#6

「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン7の第六話目のタイトルは「Beyond the Wall」で、直訳すると「壁超え」です。
放送時間は70分ですので、このリキャップ記事もやたら長くなります(苦笑)

シーズンの最終話に向けてステップとなるエピソード。
全体の印象は会話の部分がD&Dの脚本らしさが表れていたような気がしますが、急ぎすぎる展開ゆえに、ツッコミどころは多少あります。

以下はネタバレです。第七章未見の方は注意。

※「長ったらしいリキャップは結構だが、レビューぐらいは読んでやるよ」という方はここをクリックするとジャンプします

◆イーストウォッチ側の北

ジョン・スノウ、トアマンド、ハウンド、ジョラー・モーモント、ベリック、ミアのソロス、ジェンドリーが先頭になり、イーストウォッチから亡者を捕らえるために北へ進んでいた。(このシークエンスでは、各々の会話が中心となります)


ジェンドリーは紅の女から殺されそうになったと、ミアのソロスに言い、兄弟団の一員になれると思ったのに奴隷のように売られたと訴えた。
トアマンドはハウンドにウィンターフェルにいる”デカい女”の話をし、その女は”ブライエニー”のことだとハウンドは気づいた。トアマンドはブライエニーが自分に惚れていると思い込んでいるようだった。

ジョンはジョラーに対し、ナイツウォッチ総帥だったジオー・モーモントから譲り受けた、モーモント家のヴァリリア鋼の剣ロングクロウをジョラーに返そうとした。
しかしジョラーは、自分がそれを持つ資格はないと、ジョンが持つべきだと語った。
ジオーはその剣をジョンの子孫に伝えてくれればよいと。
落とし子のジョンは、その言葉に複雑な思いとなる。
(まだ会話は沢山ありますが、面倒なので割愛)

北へ進んでいくうち、ハウンドが炎の中で見た矢じりの形の山を発見。
更に一行は山の方へ向けて歩き出した。

◆ウィンターフェル


アリアは誰もいない中庭を眺め、そこへ来たサンサに昔の話を語り出した。
密かに弓を射っていたアリア。それを父エダードは見ていて、拍手をしてくれたと。
その父をラニスターが殺すのをサンサは力添えをしたと切り出し、ロブ宛に書いた手紙の件をアリアはサンサに問い詰める。

サンサは脅されて手紙を書かされたと訴えるも、アリアは「短剣を突きつけられていた?拷問を受けた?」と、サンサには命の危険が特に及んでなかったのでは?と言い返す。

父エダードが処刑されるベイラー大聖堂で、サンサは綺麗なドレスを着て、綺麗に髪を結いジョフリーの傍にいて父を助けようともしてなかったと主張。
それに対し、サンサもアリアに「あなたも助けようとしなかった」と反論する。

「そもそもウィンターフェルを奪回できたのは誰のお陰だと思ってる?」とサンサは自分のために、谷間の軍が加勢してくれたことを強調。
しかし、アリアは「この手紙が北部の諸侯に知られたらどうなる?」とサンサの痛いところを突く。サンサは何も言い返せなくなった。

◆ドラゴンストーン

デナーリスはティリオンと暖炉の傍で向き合って話をしていた。
ティリオンはデナーリスがジョンに好意を抱いていることを察していた。
やがて話はサーセイの件に。
ティリオンは相手の見方で考え、想定することが重要だと話す。そしてラニスター軍への攻撃含め、ティリオンはデナーリスが”衝動的”だったと指摘する。
その言葉に憤慨するデナーリス。

ティリオンは統治は民からの信があってこそだと話し、民に恐怖を与えれば君主の死を願うようになると。
更に、鉄の玉座に就いた後のことも考える必要があると言い、後継者をナイツウォッチや鉄の民のような民主的に君主を選ばせる方法もあると提言する。
しかしデナーリスは戴冠後に考えると、取り合わなかった。

◆イーストウォッチ側の北

吹雪で視界が悪い中、何かが現れた。
それは亡白熊(つまりゾンビ化した白熊です)


ミアのソロスは白熊に襲われ、ベリックは炎の剣で白熊に応戦する。
炎に包まれても尚動く白熊にハウンドは硬直し、動けなくなる。
ミアのソロスは大怪我を負ってしまう。
とりあえず、白熊は退治できた。

その先を進むと、ジョンたちは一人のホワイトウォーカーが少人数の亡者を率いているのを発見し、その中の亡者を捕らえようと罠を仕掛ける。
火を起こして身を潜めていた一行は、その火に気づいて近づくホワイトウォーカーと亡者に襲いかかった。
ジョンがロングクロウでホワイトウォーカーを砕くと、一人の亡者を除いて亡者も一緒に崩れ去った。
ジョンたちは崩れずに残っていた亡者を捕らえ、縄で縛りつけている最中、亡者は大きな奇声を発し仲間を呼んだ模様。

ジョンはジェンドリーに壁へ戻り、使い鴉でデナーリスに救援を要請するよう指示する。
大量の亡者が現れる前にジョンたちは逃げようとしたが、足元を見た瞬間、そこは凍った湖の上であることがわかった。
亡者たちが追いかけてきたため、ジョンたちは凍った湖の上を走り、中央の岩場まで辿り着く。逃げ場を失ったジョンたち御一行。
亡者たちも湖の氷の上を走ったが、重みで氷が割れ、湖を取り囲むように立っていた。


日が落ち、ジェンドリーは夜も必死で壁へ向かって走り、なんとか辿り着いた。
留守番をしていたダヴォスがトンネルの前で倒れこむジェンドリーを見つけ、駆け寄る。
ジェンドリーは使い鴉でデナーリスを呼ぶよう頼む。

◆ウィンターフェル

サンサはアリアが手紙をどのように手に入れたか気にし、北部の諸侯たちから認められている自分の立場が危うくなる不安を抱いていた。
リトルフィンガーは「姉妹を守る約束をしているブライエニーに仲裁してもらえば良い」とアドバイスする。
サンサはその提案に対し、更に不安を募らせた模様。

◆イーストウォッチ側の北

夜が明けた。
亡者たちは湖を取り囲んだままだった。
ミアのソロスは、怪我で体力が弱まり厳しい夜の寒さによって死んでしまった。
ベリックは剣に火をつけ、ソロスを火葬し弔う。

ジョラーはホワイトウォーカーを倒したら亡者も一緒に倒れたことで、ホワイトウォーカーを狙って倒していけば勝機はあるかもしれないとジョンに話す。
しかしジョンは、今はとにかく捕らえた亡者を王都へ運ぶことが先決で、デナーリスが来てくれることが肝心だと返す。


ベリックは遠い向こう側にいた夜の王を指し、「あいつが親玉だ。あいつを倒せばいい」と言うが、ジョンは「簡単じゃない」と苦言する。

◆ウィンターフェル

サーセイからの招待状がサンサ宛に届く。
サンサは自ら王都へ出向く気はないからと、代理としてブライエニーが王都へ行くよう指示する。
ブライエニーはサンサを残して王都に行くことには否定的だった。
リトルフィンガーがいるし、衛兵は彼から買収されている可能性もあると言うが、サンサは聞き入れずブライエニーを王都へ向かわせる。

◆ドラゴンストーン


イーストウォッチからの報せで、デナーリスは三頭のドラゴンを引き連れて出発しようとしていた。
ティリオンは危険な場所へ女王が赴くことを止めようとしていた。
「もし貴女が死んだら、すべてが終わりになってしまう」と説得したが、デナーリスは聞き入れずに出発した。

◆イーストウォッチ側の北

その場から動けない状況で、退屈しのぎにハウンドは氷の欠片を亡者目掛けて投げ、見事にヒット。次いで石も投げたがミスって氷の上を滑らせてしまった。
氷が割れた部分が再度凍ったことに気づいた亡者。
次々、ジョンたちがいる中央部分へ歩き出した。

大量の亡者に襲われるジョンたち。
トアマンドは亡者にやられそうになり、割れた氷の中へ引きずり込まれそうになった(ヒヤヒヤしましたねぇ)
絶体絶命の危機。
そこへデナーリスとドラゴン登場!
ドラゴンは亡者に向けて炎を放つ。

ジョンたちが立っていた岩場にドロゴンが降り、メンバーはドロゴンの背に乗った。
ジョンは襲ってくる亡者と戦っている最中で、ドロゴンへ乗ることができなかった。
そんなモタモタやっているうちに、夜の王は上空を飛んでいたヴィセーリオン目掛けて氷の槍を投げた。
槍はヴィセーリオンに突き刺さり、落下して湖の中に落ちてしまった。
目の光が消え、ゆっくり湖の中に沈むヴィセーリオン(。´Д⊂)

ジョンはその様子を見て感情的になり、ドロゴンに乗ろうとせず夜の王を睨みつける。
夜の王は再び槍を手にし、ジョンはデナーリスに立ち去るよう叫ぶ。
その最中、亡者に襲われたジョンは湖の中に落ちてしまった。
デナーリスはそんなジョンの様子を目にしたが、再び夜の王が氷の槍を手に投げようとする姿が眼に入り、ドロゴンに飛ぶよう命令。
夜の王は槍を投げたが、ドロゴンは何とか避けることができた。

ジョンが気掛かりなデナーリス。
夜の王は何事もなかったかのように、馬に乗ってその場を去った。
ジョンは何とか水の中から浮かび上がり、ロングクロウを掴んで柄を氷に突き刺して這い上がった。
(この時、ロングクロウの狼の目の色が変わった?白から黒い目に変化したように見えましたけど・・・)

水の中から脱出できたとは言え、ジョンは亡者の中に一人で取り残された状態。
そのヤバイ状況下、ベンジェンが駆けつけた。


久しぶりの再会だったが話している間もなく、ベンジェンは自分が乗っていた馬に乗って逃げろとジョンに促し、ベンジェンは大量の亡者を相手に戦うも飲み込まれていく。
ジョンは振り返りながら、その様子を目にした。

先にイーストウォッチに到着していたメンバー。
ハウンドは亡者を連れ船に乗って王都へ向かうため、ベリックとトアマンドに別れを告げていた。
デナーリスはイーストウォッチの上から、ジョンが戻ってくるのを待っていた。
ジョラーから促され下へ降りようとした時、ジョンが馬に乗って戻ってきた。
船に運び込まれたジョンは昏睡状態だった。
着ていたものを脱がされたジョンの上半身に刻み込まれた沢山の傷。それを見たデナーリスは驚愕する。

◆ウィンターフェル

サンサはアリアの部屋にこっそり入り、鞄の中に入っていた男の顔を見て驚く。
その時アリアが部屋に戻った。
サンサは怯えながら、顔のことを尋ねた。
アリアは「私の顔」と答え、ブレーヴォスで修行をしてきたことも話した。
サンサはアリアが語る「顔のない男」の話に困惑し、アリアは顔さえあればその人物になり切れると、半ばサンサを脅すように語った。

◆船の中

ジョンは目を覚ますとデナーリスが傍にいた。
ヴィセーリオンが死んでしまったことをジョンは詫びた。
デナーリスは死の軍団がどういうものか目の当たりにし、ジョンが今まで訴えてきたことを理解できたと話し、ドラゴンは自分で持てる唯一の子であり、ヴィセーリオンを殺した夜の王と死の軍団を倒すとジョンに断言した。

ジョンはさりげなくデナーリスに忠誠を誓うことを示唆した。

◆イーストウォッチ側の北

亡者たちは大きな鎖を引っ張っていた。
そして、その鎖に繋がれている死んだヴィセーリオンが水の中から引き上げられた。
夜の王はヴィセーリオンに歩み寄り、顔に触れる。
ヴィセーリオンは青い目を見開いた。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「いいから早くドロゴンに乗れよ!!ジョン・スノウ!!!」
ヴィセーリオンが攻撃されて湖に墜落した後、一人で夜の王へ向かって行った場面。
第六章の「落とし子対決」でも、リコンが殺された直後に似たような行動をしたので、彼は憤りの感情が湧くとスイッチが入るタイプなのかもしれませんね。

「雪は初めて見た」という四年ぶりに再登場したジェンドリーさん(鍛冶師)は、雪の上を全速力で走ることを強要され、当日未明イーストウオッチに辿り着いた時には半分凍っていたそうですが、命には別状ないとのことです。
舟を漕ぐのも初体験でしたし、彼の初体験はアレも含めて嬉しいという感情が伴わないことが多いですね。

続いての話題はドラゴンストーン。
ティリオンの危惧。
彼が心配していることをデナーリスに告げている会話は素晴らしかった。
第五章、第六章のティリオンはそれまでの存在感が薄れていて不満だったのですが、ここに来てようやくティリオンが戻ってきたという感じ。

やはり、ラニスター軍との戦い方、ターリー親子を炎で処刑したデナーリスの判断に対し、困惑と危機感を抱いている様子ですね。
デナーリスに希望を見出している故の葛藤でしょうか。
なかなかティリオンの気持ちがデナーリスには伝わりません。

それと、今シーズンは「デナーリスのためのシーズン7」と海外のファンの間で言われてもいますけど、確かに他のキャラに比べると扱いが大きいですね。

一方で、ウインターフェル内の描き方は概ね不評。
アリアとサンサの緊張感は「いらない」とまで言われ、特にサンサはいつも険しい表情ばかりでウンザリという方も多いです。
ウィンターフェル以外ではどんどん話が進むのに、ウィンターフェルだけは時空が異なってるようです(苦笑)

「いつまで同じことをやってんだよ」というのは私も感じますが、そうは言っても、気掛かりとなってるのはサンサとアリアでしょう。
ヒタヒタとした怖さや緊張感に包まれていました。
アリアはサンサをどうしようとしてるのか?



アリアは暗に、サンサの顔さえあればサンサになり切れるスキルがあると示した。
アリアが「顔のない男」であると説明した意味は、「サンサに殺害して欲しい相手の名を言え」ということではないでしょうかね?
「顔のゲーム」を持ち出したのは、アリア自身がジャクェンに言われた「娘は自分自身にも嘘をついている」ということをサンサにも当てはまると見た・・・とか?
サンサはリトルフィンガーを信用していないと言っていますが、依存していますね。

■関連記事 第七章#6を解説してみる

さあ、いよいよ最終話です。

ドラゴンピットでのシーンに向けて盛り上がりそうですね。
ウィンターフェルは結果が出るでしょう。
来シーズンに向けて、どのような展開で終えるのだろう?






★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

七人のワイトハンター@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレ・・・になるのかな?


第七章の第五話。
ラストシーンが凄くカッコ良かったので、創作欲求が高まってしまいまして(笑)、画像を加工して更にカッコ良くしてみました。
ついでに、自分なりにスコアをつけるとしたら、この曲が良さげ・・・ということで、その曲も併せて聴いてみて下さい。

音楽はEpic専門の音楽制作会社Two Steps From Hellの曲です。
画像はクリックすると大きくなります。

第五話のラスト、七人の男たちはイーストウォッチのトンネルを抜け、亡者を捕らえるため北へと進んでいくシーンです。
私は勝手に「七人のワイトハンター」と名づけました(苦笑)



自己満足(苦笑)
自分のブログだからできることねー(・m・*)ぅふふ

第六話は、そんなワイトハンターたちは無事に亡者を捕らえて戻ることができるでしょうか?というお話になりますね。







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

第七章#4 バトルについての評価@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレしています。第七章未見の方は注意。



第七章第四話。
ラニスター軍vsドスラク人+ドラゴンの戦いで、世界のファンはどのように評価していたでしょうか?
迫力のある映像で圧倒されましたが、彼らの戦術等を改めて見直してみたいと思います。
そこでQuoraから、戦いに対する沢山の意見から抜粋して紹介します。

デナーリスとラニスターの戦いをどう見たか

◆ラニスター軍は優れている軍であることが浮き彫りとなった

ラニスター軍は信じられないほど訓練された軍だった。
ブロンが向かってくるドスラク人の大群に気づき、兵士に号令をかけ、兵士がスタンバイをするまで短時間だった。


帰路についていた軍隊のキャラバンは数キロに渡って並んでいた。
整列するのは簡単ではない。
そして更に、兵士はドロゴンの姿を見てもパニックを起こしていなかった。
その後、ジェイミーはドロゴンに向けて射手に射撃の号令をかけ、兵士はキチンとした態勢で並んで号令に従った。


恐らくデナーリスはドロゴン抜きだった場合、ドスラク人たちは敗北したと思う。
実際、ドロゴンが現れ攻撃する前、多くのドスラク人はやられていた。彼らは装甲しておらず、指揮官もいなかった。
ドスラク人の数が圧倒し、数字的には勝てる可能性もあったが、彼らが勝利するには大きなコストがかかっただろう。

肝心なのは、ドロゴンが攻撃してもラニスター兵は依然と体を成していたこと。
混乱し逃げ惑うことなく、攻撃態勢を維持していた。
ラニスターの兵士はドラゴンをそれまで見たことはなかった。
普通ならば、パニックに陥って逃げ出すが、彼らはそうではなかった。
そういうことで、ラニスター軍は優れた軍隊であることが明確になった戦いだった。

◆広島原爆の日に放送したのが意味深い

※第四話放送日、日本時間では8月7日でしたが、アメリカは8月6日でした。

ドラゴンを敵として迎え撃つ時、より優れた戦術も意味を成さず重要ではないということがわかった。
剣や弓で戦った場合、斬られても再び立ち上がることは可能であるが、ドラゴンとの戦いでは鎧の中の肉体が焼き尽くされる。
それは「戦争」ではなく「大虐殺」である。
ドラゴンも武器だと言えるが、相手兵士の手の届かないところからデナーリスは焼き尽くそうとしていた。


広島が原爆を投下された日、核兵器に匹敵するドラゴンの破壊力の恐怖を見たということは意味深いと思う。
放送日はたまたま偶然だったかもしれないが、GRRMの反戦主義としてのメッセージとうまく一致した。

◆ラニスター軍のドラゴン対策不備

戦術的に、デナーリスはいくつかの間違いは確かにあった。
しかし、ラニスター軍も愚かなミスを犯した。
クァイバーンが作ったドラゴン用のクロスボウ「サソリ」を一機しか用意していなかった。数十機用意しておくべきだった。
そうすれば、現在の対空砲のようにドラゴンへ攻撃ができただろう。

◆これは中世の戦いではなく、西部劇

西部劇映画のシチュエーション、カウボーイvsネイティブアメリカン(インディアン)
まさに”マカロニウェスタン”
馬に乗りながら雄たけびをあげるドスラク人。
訓練された細い男たちは、この勇ましい群れと向き合った。
 

ラニスター軍側では、ジェイミーもブロンも、そしてランディル・ターリーも戦闘が始まる前から怯えていた。
ラニスター軍の兵士たちは規律正しく勇敢ではあったが、彼らはただ薄く伸びた感じで配置についていただけ。
彼らはハイガーデンの帰り道で疲れていたし、何より騎兵隊がいなかった。

ドスラク人たちはその薄い壁を突破すれば良いだけだった。
ドロゴンが炎で焼く前から、ドスラク人たちはラインを崩していたことがわかる。
つまり、ラインを崩すためにドロゴンは必要なかったということ。
突破したドスラク人が、ラニスター軍のラインの後方部分に回り込む。
それによって、戦いの勝敗は決まった。
ドロゴンがいなくても、デナーリスは勝利していた。

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一部なんですが、様々な見方や捉え方があったことがわかりますね。
中世の戦争として見ている人、そこから飛躍して西部劇のように見ている人など。
「ゲーム・オブ・スローンズ」のファンは、戦術を細かく解釈する方が多いですね。







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★