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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

退場して残念なキャラクターランキング@ゲーム・オブ・スローンズ

「ゲーム・オブ・スローンズ」がスタートして、67のエピソードが終りました。
「次は誰が退場するのか?」と予想するぐらい多くのキャラクターが退場したわけですが、その中でも「退場しちゃったのが残念」というキャラクターのランキングです。
今回も参考元は「Ranker」



10位
シリーン・バラシオン 第五章にて退場


9位
WUN WUN 第六章にて退場


8位
カール・ドロゴ 第一章にて退場


7位
シリオ・フォレル 第一章にて退場


6位
イグリット 第四章にて退場


5位
ロブ・スターク 第三章にて退場


4位
グレイ・ウィンド(ロブの大狼)第三章にて退場


3位
ホーダー 第六章にて退場


2位
オベリン・マーテル 第四章にて退場


そして、退場しちゃって残念だと思われているキャラクターの第1位は


エダード・スターク 第一章にて退場

やはりそうでしょうねぇ~。
死して尚、存在感が残ってるキャラクターは珍しいかも。

今回のランキングでは、「もっと活躍が見たかった」「頑張ったのに残念だ」「魅力的なキャラで好きだった」などの理由があると思います。
グレイ・ウィンドは、他の大狼(レディ、サマー、シャギードッグ)の死と違って死に際の鳴き声と屍が映り、その後も悲惨であったからでしょうね。

尚、第七章の退場者への投票数は今後増えるかもしれません。今回のランキングは第六章終了時点ということで。





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夜の王の目的は何か?@ゲーム・オブ・スローンズ

恐らく、現時点での最大の疑問であろう「夜の王の目的は何なの?」を今回は触れたいと思います。これは原作にも描かれていない点ですので、誰がどのように考えても「推論」の域を出ませんが、まぁ想像はできるということで。



原作での夜の王とドラマの夜の王は異なっているらしく、ドラマの夜の王はオリジナルとなりますので、夜の王に関する答えはD&Dの頭の中にしかありません(最終章の脚本は出来上がってるから、そこに答えがあるかもですが)
明確になってるのは、「夜の王は喋らない」ということだけです。
そして、壁を越えて南下してるという状況のみしかわかってません。

夜の王が誕生した背景

ドラマでは具体的に描いてませんが、原作からウェスタロスの歴史を紐解くと、もともとウェスタロスには森の子らが住んでいました。
一万年以上も前、ドーン経由で最初の人々がウェスタロスへ入ってきて、最初の人々と森の子らの戦(いくさ)が始まりました。
この戦は数千年も続いたようです。

その最中、森の子らは最初の人々である男を捕まえ、胸にドラゴングラスを刺し、自分たちの戦力にしました(第六章でブランが見た光景ですね)

夜の王の目的は何か?

やがて、最初の人々と森の子らは双方共に戦に疲れ、和平協定を結びます。
それ以降は互いに干渉し合わず、それぞれが暮らしていたそうです。
しかし、森の子らが作り上げたホワイトウォーカーは人間を攻撃するという目的を持ったまま、彼らは拡大していったという風に考えられます。

夜の王は映画で言うなら「ターミネーター」でしょうねぇ。
第一作目のターミネーターは、サラ・コナー殺害という目的のために過去へ送られ、その目的のために粛々と任務を遂行していく。
ターミネーター自身には意思決定はありませんが、目的のため臨機応変にあらゆることを試みます。それと似てるんじゃないか?と思います。

以上のことから、考えられる夜の王の目的は、森の子らが初期設定した「人間を殺害=人間社会終了」ではないかなぁ~?と思います。
彼らがウェスタロスを征服するのか?というと、それは違う。

人間にとって死は無になることです(ジョンもベリックもそう語っていた)
無からは権力者や奴隷は生じません。
無からは愛や憎しみは生じません。

ヴァラー・モルグリス

ヴァリリアで起きたことは森の子らによるものという理論があり、森の子らはウェスタロスも同様に壊滅させる目的があるかもしれません。
ヴァリリアは炎で滅亡しました。
ウェスタロスは氷??

オープニングクレジットは示唆している

これも理論として言われているんですが、オープニングクレジットで登場する球状アストロラーベのように、物語は繰り返していく。

人間の感覚ですと”時間”は川の流れのように捉えています。
”今”という時間もやがて遠く過ぎ去って”過去”となる。
一方、森の子らは樹木の年輪のように重なっていくように捉えているかもしれません。
その木の中に、時の全てが存在している。


たぶんですけど、ブランはウィンターフェルのウィアーウッドになりつつあるんじゃないかと。三つ目の鴉ですが、鳥の鴉になるのではなく神の木になる。

夜の王はある種、この一連の物語を最初に戻す役割があるかもしれません。
最終章は物語の最後であり始まりとなる・・・という展開なら、それはそれで叙事詩的。
原作者のGRRMは、悪と善を明確に分けることを嫌います。
ですから、夜の王も必ずしも悪という位置づけにはならないかもしれません(D&Dがどう描こうとしてるかはわかりませんが)

人間が夜の王に勝ったとします。
しかし、それで悲劇に終止符を打つわけではないのです。
権力などの人間の欲望から生じる争いは続く。
そんな「人間」を象徴しているのは、サーセイだと思います。

これらは、憶測の域を出ない単なる戯言かもしれませんが、「人間vs死の軍団」が善悪の戦いであり「いつものパターンだろ。人間が勝つに決まってる」という固定観念を少し壊してみるキッカケになったらいいなぁ~と思います。







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「冬来たる」の意味@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章の中身に触れていますので(ネタバレ相当)未見の方は注意。



「ゲーム・オブ・スローンズ」の中身は、思っている以上に意味深いメッセージが隠されているようです。
それで深読みが好きな人は、その奥にある意味を知ろうと探っているんですね。

現在私は色々とネットを漁り、様々な理論や推測を読んでいる最中なんですが、その時にスターク家の標語「”冬来たる”の本当の意味」を推論しているものに出会いました。

冬来たる


第七章の第一話冒頭、アリアは双子城に現れました。
そして、フレイ家の女性に言い残した言葉。

「ここで何が起きたんだ?と尋ねられた時、北部は覚えている、フレイ家に冬来たりと彼らに言いなさい」

この台詞から、「冬」=「スターク」という意味なのではないか?と推論しています。
それを裏付けるのが、この画像になるでしょう。
[NO SPOILERS] The Dead Form the Stark Sigil from gameofthrones

その画像は、崩壊した北の壁を通り死の軍団が人間の領域に入ってきた、第七章最終話のラストシーンです。
その死の軍団の行進の全体像が、スターク家の旗印である狼と酷似しているというもの。

スターク家は大昔「冬の王」でした。
ドラマでは「冬の王」には触れていませんが、なぜスタークは「冬の王」だったのかもポイントになるかもしれませんね。
そもそも、この物語の「冬」は単に季節を指してるわけではありません

そして、今巷では「ブラン=夜の王」という理論が活発化しています。
そのことから、スターク家は夜の王とも何か繋がりがあるのかもしれないとされてます。
「ウィンターフェルは常にスタークでなければならない」という言葉もありますし、最終章ではスターク家の秘密も明らかになるかもしれません。

ウィンターフェル


「ウィンターフェル」は”冬が落ちた”という意味です。
それは「ブランが塔から落ちたことを示していたのではないか?」と言われ始めてます。

ブランが生まれる遥か昔に既にウィンターフェルは存在していました。
時間軸を考えると、ウィンターフェルのネーミングは未来の出来事からつけられたことになります。

第七章のブランはウィンターフェルの神木のそばにいます。
やがて、あの三つ目の鴉のようにその木に宿る・・・という理論もありますし、ブランはウィンターフェルに於いて重要な役割を持つ運命だとも言われてます。
ですから、ブランが塔から落ちるのは必然的だった。

過去シーズン、ブランがフラッシュバックで見るヴィジョンには、毎回ブランが落ちる姿も映っていました。
その繰り返し見せたブランの落下は、スターク家にとって重要なことだったということかもしれませんね。

ブランの重要性に関しては色々と複雑なので、後日書きたいと思います。
興味深く読んでいる海外の方のブログがあるんですが、ダラダラと長文で要点が曖昧な上にまとめ方がかなり下手(苦笑)
読みながら「つまりこういうことね」と、読み手が頭の中でまとめなくてはならず…。
しかし、興味深い内容ですので紹介したいんですけどもねぇ。

ブランが夜の王に印をつけられたことの理由、デナーリスが口にしている「車輪」の本当の意味、真の戦いは何なのか?等々。
今までになかった視点ですので、何とか要点をまとめて紹介したいと思ってます。

最終章までは待ち時間が長いのが幸いかな?(苦笑)








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