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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

「名前によるドラゴンの運命」説@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章のネタバレを含んでいます。未見の方は注意。


三頭のドラゴンはデナーリスに関係していた人物の名がつけられてますね。
長男レイガー   → レイガル
次男ヴィセーリス → ヴィセーリオン
夫ドロゴ     → ドロゴン

ファンの中で、その人物の名前をつけられたドラゴンもまた、彼らと同じような運命になるのではないか?と予測している人もいます。


まず三頭の中で一番大きく力強いドロゴン。
ドロゴと同じように胸の辺りに”サソリ”が放った矢が突き刺さりました。
しかし、ドロゴは生前デナーリスに「鉄の玉座」を約束したので、ドロゴンはその約束を果たすために戦い続けるだろうとしています。

そしてヴィセーリオン。
ヴィセーリスと同様に、呆気なく死んでしまいました。
現在は夜の王のドラゴンとなってます。
ドロゴがヴィセーリスを死なせたように、ドロゴンとヴィセーリオンは直接戦うことになるかもしれないということです。


最後にレイガル。
ジョンの父親でもあるレイガーはロバート・バラシオンによって殺されました。
それでレイガルは何らかの理由により、ロバートの落とし子ジェンドリーに殺されるのでは?という予想が挙がっています。


ジョンがレイガルに乗るという予想も多いですけどね。
個人的に、ジョンはドラゴンライダーになるより、ゴーストとの繋がりを強調して欲しいと思ってます。彼にとってゴーストは特別な存在だし。


ところで、話はガラリと変わるんですが―。
ジェイミー役のニコライさんは俳優25周年を迎えたそうです。

最終章はこの二人も注目してますわ♪


私はジョンとデナーリスより、ジェイミーとブライエニーの行方が気にかかるぅ~。
トアマンドには申し訳ないけど(苦笑)
彼の場合は、青い目にならずに戻ってきてくれることを祈ってます。










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映画「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」

上質なサイコサスペンスと言える作品です。
原作はエドガー・アラン・ポーですし。
短編小説「タール博士とフェザー教授の療法」を基にした作品。

では、今回もネタバレなしでのレビュー。



監督:ブラッド・アンダーソン
出演:ケイト・ベッキンセール、ベン・キングスレー、ジム・スタージェス
製作:2014年/アメリカ

【あらすじ】
19世紀末、イギリス。
オックスフォード大学の医学生エドワードは、冬の雪深い山の丘の上に建つストーンハースト精神科病院へ訪れた。
エドワードは事前に実習させて欲しいと手紙を送っていたが、その手紙は病院へ届いておらず、改めてラム院長に実習の件を話して許可を得る。

病院での治療方針は、拘束や過激な治療ではなく、患者を自由に過ごさせるものだった。

院内を案内されたエドワードは、ピアノを上手く演奏していたイライザ・グレーブス夫人を見かけ興味を示した。

ある日、エドワードは自室で過ごしていると地下の方から何かを叩く音が聞こえ、彼は地下室へと向かう。そこでエドワードが目にしたものは…。


     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もったいぶった”あらすじ”(苦笑)

「ベン・キングスレー、また医者の役かよ」と思えるキャスティングですけどね。
彼の息子がチョイと出てきてました。
日本では地味目に公開した映画ですが、出演している方々は豪華です。


で、なんとなくレオナルド・ディカプリオ主演「シャッターアイランド」を彷彿とさせますが、混乱することはありません。
演出も派手ではないですし、気構えることもなかったです。

話の構成としては二転三転する捻り(どんでん返し)があるんですが、作品自体が「謎解き」に重点を置いていませんから、「へぇ~」という感じでした(私は、ですが)

そういった捻りよりも、最後に差し掛かるシーンで「心の病」とは何か?というものを考えさせるショットが上手いな~と思いました。
自分の行ったことへの罪悪感から心を病んだ人。
人工的に心を空っぽにされた人。
その両者の違いは何か?という風な描写の方が、オチよりも大事な気がします。

19世紀末、今では考えられないようなことで精神異常とされていた時代、「まともであること」を強いられていた時代の息苦しさを感じさせます。
ラストはそういう意味で、自由に生きたいように生きることを否定されていた時代を皮肉るシーンですね。

英国映画「モーリス」
舞台設定として、19世紀末~20世紀になったばかりのイギリス。
この作品でもベン・キングスレーは精神科医を演じていましたが、同性しか愛せないモーリスにこう言いました。
「イギリスは人間性を否定する国だ」

※映画「モーリス」


「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」は物足りない!と思った方。
もっと狂気じみた展開にした映画がお望みなら、同じくエドガー・アラン・ポーの「タール博士とフェザー教授の療法」を”ゆるやかに”基づいて製作されたチェコ映画の「ルナシー」をお奨めします(や、あんまり奨めないけど/苦笑)
2005年製作でヤン・シュヴァンクマイエル監督作品。
かーなーりー、表現が過激でキツイです。
見てるだけで、こっちの精神が参りそうに…。






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「理論」狂想曲@ゲーム・オブ・スローンズ

生まれては消えていく多くの「理論」ですが、特に最終シーズンに向けてヒートアップしています。予測から打ち立てていく「理論」は読んでいて面白いんですけどね。


「ブラン=夜の王」理論で大騒ぎ


私が当ブログで取り上げたのは第七章より以前であり、理論提示者は「この理論を信じないで下さい」と前置きしたものでした。
第七章の前でしたから、「着目点としては面白いな」ということで紹介しました。
現在、世界中で取り上げられ注目されている「ブラン=夜の王」理論は着目点が同じですが、別の人による理論です。
当然、その理論に対しての反論も生じています。

私個人の考えでは、ハッキリ言って「ブラン=夜の王」はないと思っています。

特に第七章を見た限り、ブランが積極的に夜の王を止める行動をするようには感じません。ブランは単に観察者になっています。
自分で見たことを周りに伝えるのみの描写でした。
感情も失われています。
ですから「夜の王をボクがなんとかしなきゃ!!」という試みはないでしょう。

しかし、腕につけられた印によって、夜の王とは何かしら繋がりはあると思っています。

更にクレイジーな理論がありまして、塔から落ちて昏睡状態となったブランに刺客を仕向けたのがブラン自身・・・というもの。
これは「ブラン=夜の王」であるとした上で、そもそも自分(ブラン)が存在していなければ、夜の王にならずに済むという理論です。

もしもブランが刺客に殺害されていたら、刺客を送るブランも存在しなくなるわけですけどねぇ(苦笑)

まぁ、そんなこんなで、様々な理論でファンは振り回されているような状況。
メディアも取り上げますので混乱中です。

ジョンとデナーリスに赤ちゃんができる??


これもあちこちで言われ出しています。
可能性はないと言い切れませんけども。
一方では「一度死んだジョンに生殖能力があるのか?」という点で議論しているところもあります(苦笑)

6エピソードしかない最終章、デナーリスが妊娠したとして、どんな意味があるのか?と個人的には思います。
「サーセイもデナーリスも妊娠?だから何だよ」と。
考えられるのは「新しい未来の象徴”赤ん坊”。そういうエンディングのための妊娠」としてしか思いつかないですね。

もしもそうなら、安直なエンディングで落胆するなぁ。
夢見る”ファンガール”は、そういう展開を望んでいるようですけど(笑)
お腹の子を最初に刺され、命を落としたロブの妻タリサが可哀想。

何でも「理論」になるなら・・・


強引に当てはめることで”理論”となるなら、私だって理論っぽく語れるわっ(苦笑)
「ねぇーよ」と思いつつ「あ…あるかも」となるかも。
以下は、私の勝手な思いつきの”理論もどき”

◆ジェイミーはキャトリンと運命的に繋がっていた


狂王エイリスが叫んでいた「Burn them all !!」
ブランが耳元で囁いたとの理論があります。
でも死の軍団が南進する時期から外れてるエイリスに、なぜ囁く必要があるのか?

実はミーラの言葉が聞こえてきたウィリスのように、エイリスに対して意図しない誰かの言葉が聞こえた可能性があるんじゃないか?
その誰かとは、キャトリン。
キャトリンがブランに言った「Brandon, no more climbing」の”Brandon no more climbing"という言葉が繰り返し聞こえ、やがてエイリスの頭の中で”Burn them all”となって響き出した。
「Hold the Door」が「Hodor」に変化したことと同じ。



ブランは母親からの注意「Brandon, no more climbing」を聞かず、塔に登ってジェイミーから突き落とされた。


エイリスは「Brandon, no more climbing 」を聞いてノイローゼになり、ロバートの反乱時にジェイミーから刺される結果に。

エイリスとブランの共通点は、ジェイミーから手をかけられたこと。

やがてロブの捕虜となったジェイミーは、キャトリンによって解放された。
そして、ジェイミーはキャトリンに忠誠を誓ったブライエニーをリスペクトしている。

如何だろうか?(笑)

◆「約束された王子」とは兄と妹の約束を指す


リアナ・スタークは出産した後、エダードに「約束して」と何度も頼んだ。


エダードは死の床にいたリアナと約束しました。
つまり、ジョンは「約束された(王)子」

赤い星がどうとか、塩と煙の中で生まれた~とか、関係ないんだよぉ~。
リアナとエダードの約束ってことじゃん~。
それで、ジョンは落とし子として身の安全を守られながら、無事に育ったのでした。


トンデモ理論よりは説得力があるでしょ?(笑)







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