awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

The Battle of Bastards@ゲーム・オブ・スローンズ

いよいよです。
何が「いよいよなのか?」
第六章の8話目まで未見の方は注意。以下、ネタバレ含んでいます。



9話目は「The Battle of Bastards」ということで、ジョンたちがウィンターフェル奪還のため、ボルトン軍に挑みます。

遡れば、シオン・グレイジョイがロブを裏切り、ウィンターフェルの守備が手薄なところへ攻め込んできました。
人々は殺され、ウィンターフェルは焼かれてしまい、OPクレジットでもウィンターフェルは第四章まで悲惨な姿に。

その後、ルース・ボルトンの落し子ラムジーがシオンをいたぶり、ルースもロブを裏切ってウィンターフェルを奪ってしまった。
・・・ということで、もう何年もの間、視聴者は「ウィンターフェルが可哀そう~」と思い続けてきました。
そしていよいよですよ!The Battle of Bastards

ファンが作った動画です。
戦のシーンは今までもありましたが、更に迫力が増してるっぽいですね。

勝利はどちらの手に。
7話目でサンサが書いていた手紙はリトル・フィンガー宛ですが、ラムジーもその手紙の内容を知ることを前提に書いていた、言わば「手紙は釣りの役目もしているのでは?」というセオリーも出ています。

さぁラムジーはどうなる?(死ぬと予想する人が大半で、あとは捕虜になるのでは?と予想する人も多いですね)





★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

「昔の噂」とは何か?@ゲーム・オブ・スローンズ

第六章8話目に関して、ネタバレ含んだ記事です。
未見の方は注意して下さい。



七神正教のハイ・スパローに追い詰められているサーセイ。
既にハイ・スパローは王トメンを手中に納め、王都をコントロールし出しました。
サーセイは、自分で蒔いた種がこのように育ってしまうとは思わなかったでしょう。

タイレル家を陥れるために利用できると思った七神正教。
武器を持たせ、王都の町を支配させてしまったツケはあまりにも大きかった。
自分自身も捕らえられ、屈辱的なことまでさせられ、挙句には息子のトメンまでコントロールし出し、サーセイから奪ってしまった。

サーセイは裁判を決闘裁判に持ち込むつもりでいました。
ターミネーター化したマウンテンが戦えば、サーセイは無罪を勝ち取れると思っていたのです。

ところが、ハイ・スパローは先手を打ってきた。
それは「今日の日を以って、七王国中で決闘裁判を禁ずる」という王のお触れ。
サーセイは窮地に追い込まれた格好。

その直後にクァイバーンがサーセイに話しかけます。


クァイバーン「That old rumor you told me about — my little birds investigated」

サーセイ  「Tell me, was it a rumor or something more?」

クァイバーン「More, Your Grace. So much more」

昔の噂は噂でしかないのか、それ以上なのか?とサーセイが尋ねると、クァイバーンは「それ以上ってもんじゃない」と答えました。
その噂とは何か?ということになりますが、恐らくブラック・ウォーターの戦いで使った「鬼火」に関すること。
狂王エイリスが王都を焼き尽くすだけの鬼火を作らせ、王都の地下のいたるところに貯蔵していたという話ではないでしょうか?
その鬼火が思っているよりもはるかに多く王都にはあるということ。

ティリオンは鬼火を貯蔵してるところを見てその数に驚いていましたけれど、あれですら一部でしかないということなんでしょうね。

では、この会話の意味することは何か?
サーセイは王都を焼き尽くす覚悟でいるのでは?ということです。
自分の居場所はなく、地位も権力も失い、王都などどうでも良くなったんでしょう。
全てを焼き尽くしても構わない。
王都のすべてが自分の敵になってしまった。

しかし、ドラマの流れからすると、サーセイが鬼火をどうにかする前にデナーリスがやって来そうな気もしますね。
焼け野原の王都を征服ってことにはならないような・・・。





★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

ゲーム・オブ・スローンズ 第六章#8

第六章も佳境に入ってきました。
今回は「No One」というタイトルですので、アリアがどうなるのか?ということに注目したエピソード。そのせいか、セオリーも沢山出てきました。
当たってるのかどうかも注目。

以下、ネタバレ含んでます。


◆王都
七神正教の聖兵がサーセイに対し、ハイ・スパローが呼んでいると伝えに来たが、サーセイはハイ・スパローが赤の王城へ来ればいいと応じない。
暴力に訴えてもいいぞと聖兵が挑発すると、サーセイは「訴えたら?」と応じ、マウンテンが聖兵のひとりを殺害。


一方、トメンはすっかり七神正教にのめり込んでしまっていた。
玉座の間にて、トメンは改めて王室と信仰が手を組んでいくことの重要性を語り、サーセイとロラス・タイレルの裁判の日時を告げた。
そして、昔からある”決闘裁判”は神の裁きとはならず、七王国中で禁止するお触れを出した。決闘裁判にするつもりだったサーセイは計画を潰されてしまう。


そんな時、クァイバーンは何やら過去の噂を調査した結果、思っていた以上のことが明らかになったとサーセイに告げる。

◆リヴァーラン
ブライエニーがラニスターの軍に包囲されてるリヴァーランに辿り着き、まずは剣を返すためにジェイミーと再会する。
ジェイミーにとっては珍しく敬意を抱く相手ブライエニー。
彼女は味方ではないにしろ、ライリー・バラシオン、キャトリン・スタークへの忠誠を守っていたことに更に敬服し、ヴァリリアの剣はブライエニーのものであると言って受け取らなかった。


ブライエニーは、ブリンデン・タリーにウィンターフェル奪還の協力を要請する目的。
ジェイミーにサンサからの手紙をブリンデンに渡すための協力と、ラニスター軍が開城した際はブリンデンを北部に行かせるよう流血なしでと頼む。
ジェイミーは協力に応じるが、ブリンデンは城を守るために抵抗するだろうと、北部にブリンデンが行く可能性はほとんどないと示唆する。

ジェイミーが言った通り、ブリンデンはウィンターフェル奪還の協力は拒否。
仕方なくブライエニーは「失敗した」とサンサに使い鴉で手紙を送ることに。


ジェイミーはラニスター軍の捕虜となったエドミュアに面会し、互いの姉の話をし出す。
エドミュアの姉キャトリンは、子供たちを守るために重要な捕虜であった自分を解放したと。そして、ジェイミーは自分の姉サーセイを愛しているとまで語り、姉のいる王都に帰れるならリヴァーランの城をどんな手段を使ってでも取り戻すとエドミュアに話をする。
ジェイミーはタリーの兵に武器を置くよう命令させるため、エドミュアを入城させる手段を取った。キャトリンが自分を解放したのと同様に、一か八かの賭けに出たジェイミー。

リヴァーランの城の城主はエドミュア。
ブリンデンはエドミュアを入城させるなと命じたが、兵士はエドミュアが城主だからと突っぱねた。エドミュアが入城すると、兵士たちに武器を置いてラニスターの軍を入城させるよう命じる。

ブリンデンから城を出るための舟を用意されたブライエニーは、ブリンデンも一緒に舟に乗るように言ったが、血染めの婚儀では逃げたブリンデンは二度と逃げず城に留まると言い、そのまま城の中に戻った。そして彼は討ち死にしたとジェイミーに報告された。
こうしてリヴァーランの城は呆気なくラニスターの手に戻った。
舟に乗って城から離れたブライエニーを見送るジェイミー。

◆ミーリーン
町は元のように活気を取り戻していた。
所用で遠征の旅に出るヴァリスを見送るため、町を一緒に歩いていたティリオンは、町の様子を見て自分の計画が功を奏したと信じていたが、ヴァリスは懐疑的だった。

また平和なミーリーンになったということで、ご機嫌なティリオンはグレイ・ワームとミッサンディを相手にワインを飲んで冗談話をしていた。
しかし、奴隷を取り戻すために親方たちが船で集結し、ミーリーンを攻め込んできた。
やはり計画は失敗だったとティリオンは悟り、攻撃に対しての戦略もないまま、成す術もなかった。そこへドロゴンに乗って戻ってきたデナーリス登場。
登場の仕方がいちいちカッコいいデナーリス(苦笑)


◆谷間のどこか
世話になったレイをはじめ、一緒に過ごしていた人たちを虐殺されたハウンドは、その敵を討つために「旗印なき兄弟団」の連中を捜していた。
すると、ミアのソロス、ぺリックらが集まり、虐殺行為をした者を絞首刑にしようとしている場に出くわす。
掟を破って罪もない人を虐殺したことにより絞首刑となる三人。
ハウンドは自分の手で敵を討たせろと訴え、持っていた斧を振り上げたが、苦しませるための罰だからとミアのソロスから三人のうち二人の絞首刑の執行を許可された。

そしてハウンドは、自分も「旗印なき兄弟団」の一員になると申し出た。ミアのソロスは、北では善人であろうが悪人であろうが、誰にでも見境なく襲い掛かる嵐が吹き荒れ出すと言い、一緒に北へ向かうことになる。

◆ブレーヴォス
黒と白の館の少女から刺されたアリアは、女役者のいる劇団の楽屋に逃げ込んでいた。そこで女役者に助けられ、彼女の自宅で介護してもらう。


しかし、そこへ少女が現れ、女役者を殺害。
アリアは女役者の家から逃げ出し、少女は執拗にアリアを追う。
ブレーヴォスの町の中を、刺された傷口が癒えぬまま必死に逃げるアリア。再び出血した状態でアリアが向かった先は、”ニードル”を隠していた場所。
そこへ少女がやってきて、いよいよアリアにトドメを刺そうとした時、アリアは灯していたキャンドルを消して真っ暗な状況にする。

黒と白の館の中で血痕を見つけたジャクェン。
その血の痕は地下の「数多の顔の神」が祀られている場所まで続いていた。
ジャクェンはそこに少女の顔が並べられているのを見つけ、背後からアリアは「殺せと命じたのか?」と問いただす。
ジャクェンはアリアを殺害する命令を出したことを認め、アリアに対して「誰でもない者になった」と告げるが、アリアは「私はウィンターフェルのアリア・スタークだ。ウェスタロスに戻る」と言って、黒と白の館を後にする。



8話目のインサイドストーリー


「誰でもない者」になったと言われたアリアですが、そもそも「誰でもない者」とは何なのでしょう?私たちが見ているアリアはアリアではない?
ジャクェンは満足そうな表情をしてました。
それと、あの画像は何だったのか・・・(苦笑)
こちらの記事に紹介してます。
本編ではシルエットは出てなかった気がしますが。ファンを弄んだんですかね?(笑)

ジェイミーとブライエニーの友情がとても良かった。ジェイミーはサーセイ以外で心を開いている相手は、彼女だけかもしれませんね。

9話目の予告


いよいよ、ラムジー率いるボルトン軍との戦いが始まりますね。
戦力が充分ではなさそうな中、ジョン・スノウ率いるごちゃ混ぜ軍はどうなるでしょう?
そして、ダヴォスはどうやらシリーンが火炙りになった跡を見つけたらしい。
黒の城をスタニスが出発する時、シリーンにダヴォスは「私を守って下さい」と冗談ぽく言い、シリーンは「守るわ」と答えました。
もしかすると、シリーンは何かの形でダヴォスを守るんじゃないかなぁ?というのが私の推論。あれも何かの伏線になっていそう。






★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★