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キット・ハリントンの新作映画「Brimstone」

「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン(ジョン・スノウ)とカリス・ファン・ハウンテン(メリサンドル)が出演している映画「Brimstone」がオランダを皮切りに、フランス、アメリカで公開されます(日本は不明)

「Brimstone」はオランダ、ドイツ、フランス、スウェーデン、英国等の合作映画。
カリス(メリサンドル)のプライベートのパートナーであるガイ・ピアーズとダコタ・ファニングが主演(ダコタちゃん、すっかり大人っぽくなったわ~)
ジャンルは、西部劇、ミステリー、スリラー・・・となってます。





どんな映画なのか?ということですが、紹介文には「生き残りの叙事詩」とありまして、「 Fear not. Retribution is coming(恐れるな。報復の時が来ている」という文言が。

予告編

面白そう。
日本でも公開するといいですね。
単館系だと、公開するなら来年以降になるでしょうけど・・・。







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素朴な疑問シリーズ:第五章編@ゲーム・オブ・スローンズ

今回は少し長いです(意見や答えが多いので)
では、さっそく。

◆サンサがラムジーと話をしているシーン。サンサがこっそり拾った物は何ですか?


おそらく「ハングリーマ」という、ワインの樽に穴を開ける道具だと思います。


◆最終話、アリアは何故盲目にされたのですか?罰としてですか?

・顔のない男は殺さない。単に贈り物を与えるだけ。
アリアはマーリン・トラントを自分の復讐心によって殺害した。
それは贈り物ではありません。
そして、ジャクェンが毒を飲んだ直後、アリアは取り乱しました。
それは死を恐れているからです。
彼女は死を贈り物であるという風に捉えていなかった。
彼女は数多の顔の神の目的に盲目だったということです。

・アリアは黒と白の館の中ではずっと盲目だった。
利己心から顔を使用したのも盲目だったため。
そこで、ジャクェンは意図的にアリアを盲目にしたが、それは罰ではない。
聴覚、触覚、嗅覚など視覚に頼らないことで感覚が研ぎ澄まされ、アリアは自我をそぎ落とさざるを得なくなる。

・本では、アリアが盲目になったのは訓練の一環として描かれているが、ドラマは罰の側面が強調されていたように思う。
顔のない男は復讐のために殺さない。
アリアはマーリン・トラントに対し、贈り物として死を与えたわけではない。
苦痛と屈辱を与えながら殺害した。
自分の復讐心で顔を使うのは誤った使い方であったと知らしめるために盲目にした。

◆サンサは、何故リトルフィンガーの計画「ラムジーとの結婚」を受け入れたのですか?

・根本的に、サンサは父親エダードと同じミスを犯した。
それは”リトルフィンガーを信じた”ということです。
高巣城での出来事でリトルフィンガーを救ったサンサは、彼が自分を守ってくれるだろうと信じたからです。

・ラムジーの残虐さをリトルフィンガーは知らなかったので、ラムジーという青年を上手くコントロールできると思っていた。
サンサは母親と兄を殺害したルース・ボルトンへは不快感があったが、故郷のウィンターフェルを取り戻すため、リトルフィンガーは自分(サンサ)のために何か計画していると思ったのだろう。

◆スタニスは軍が半分になっても退くことをしなかったのは何故でしょう?
※この質問には沢山の意見が書き込まれていましたので、ごく一部の紹介になります。



・劇中の台詞でスタニスはこう述べていた。
「選択肢はない。己がすべきことをするのみだ」
スタニスが娘シリーンを光の王に捧げた時でさえ、運命に従っているということだったろうが、義務を果たしたり、運命に従っていくことの信念は彼にはない。
兵や傭兵が逃げ出し戦力が乏しくなっても、スタニスは自分の義務を果たそうとしただけ。

・既に退却をしようにも馬や食料が尽きています。
どのみち軍は苦境に陥る。
ならば、戦って死ぬことを望むでしょう。

・よい質問ですね。
まず、基本的に戦闘経験がなく戦略もわからない紅の女に従ったことが全て。
ラムジーはスタニスがウィンターフェルに向かっているという情報を得た直後、僅か20人でスタニスの野営地を襲い、大きなダメージを与えた。
それでも尚、スタニスは紅の女を信じようとした。
火を放たれ多くの馬や食料を損失し、大雪で身動きが取れず傭兵も逃げ出すほどの不利な状況になり、紅の女を信じ続けてきたことを悔いるには遅すぎた。

・スタニスは良い指揮官であったろう。
しかし、メリサンドルにそそのかされ、弟レンリーやロブ・スタークと協力してラニスター家を打倒することを拒んだ上に、呪いをかけた。
少なくとも、ロブは鉄の玉座を狙っていたわけではない。
”北の王”と北部から宣言されたことで呪った(呪いが効いたのかは別として)
メリサンドルの言うまま光の王に逆らう者を火炙りにし続け、挙句は自分の娘までも火炙りにし、妻をも失った。
ウィンターフェルを目前に戦力が半減し、包囲する前にボルトン軍が応戦してきたことを目の当たりして、彼はそれまでやってきた全てが無駄だったことを受け入れ、それを運命だとして前へ進むしかなかったのだろう。

・質問の答えは簡単です。
退却したくても馬がいなかった。

・こういったことは、ひとつの大きなミスによって失敗するのではありません。
小さなミスが積み重なって失敗するのです。
スタニスは運命に従っていたと思っていたでしょう。
しかし、彼はメリサンドルの言葉を信じるという選択をし、鉄の玉座に座る約束された王子であるということを運命だと信じる選択をしました。
最終的に退却するにも遅すぎた。スタニスは向かってくるボルトン軍を見て、ようやく自分の愚かさに気づいただろう。
そんな愚かさと失敗に気づいても立ち向かうしかない。
雪の中走って逃げても騎馬隊には追いつかれる。
逃げている背後から刺されるくらいなら、挑んで相手と向き合って刺された方が名誉ある死となる。

―――――――

スタニスには思うところが多いんですが、彼は精神的にかなり苦労してきたと思えるほどの変貌ぶりでした(俳優さんが老けちゃったということなんですけどね。でも、他のキャラクターに比べても著しかったですね)









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素朴な疑問シリーズ:第四章編@ゲーム・オブ・スローンズ

第四章を一言で説明すると、「ラニスター家のお家騒動」
ラニスター家にとって、大きな転調を迎えたという感じのシーズン。
個人的には、ティリオンを演じたピーターさんの演技の素晴らしさを感じた第四章。
それと、アリアとハウンドのコンビがとても良かったですね。

さて、素朴な疑問と回答です。

◆叔母のライサ・アリンが亡くなったと聞いたアリアが大笑いしたのはどうしてですか?


質問に対する回答は、2つの意見が多いようです。
1) アリアには不運が付きまとい、そんな自分の不運さに笑うしかなかった。
2) ハウンドの計画(アリアを親族に引き渡して金を得る)がことごとく失敗してるので、笑った。
俳優本人の見解。
http://insidetv.ew.com/2014/06/03/game-of-thrones-arya-laugh
「ハウンドの失敗に笑った」というのが正解のようです。

◆最終話、港へ向かうアリアが乗っていた馬はどこで得たのですか?

第四章の一話目、アリアとハウンドは店に入りました。
そこでアリアはニードルを奪った男(ポリヴァー)を発見し、奪い返した。
店を出た後のシーンでアリアは白い馬に乗っていた。

港に向かうアリアが乗っていた馬も白い馬。

二人は高巣城の”血まみれの門”までは徒歩で向かっていたので、馬をどこか安全な場所で繋いでおいた可能性がある。
アリアはハウンドを置き去りにした後、そこへ戻ったということ。

◆(ボルトンの部下)ロックが北の壁に来たのは何故ですか?

シオンからラムジーはブランとリコンを殺害していない話を聞いた。二人が向かう場所は黒の城である可能性が高いと読んだ。
ボルトン家がウィンターフェルの城主として君臨するには、スターク家の正当な後継者であるブランとリコンが邪魔だから抹殺するため。

◆何故サンサはライサを殺害したリトルフィンガーのために嘘を言ったのですか?

・まずひとつに、サンサが危険な状況下に陥った直後、彼が王都から連れ出してくれたことを恩義に感じていること。
二つ目は、彼が処刑される場合、サンサも道連れにされる可能性があったこと。
三つ目は、「Better the devil you know than the devil you don't know」(※見知らぬ悪魔よりも馴染みのある悪魔の方がマシ・・・ということわざ)

・この物語の主軸は「勝つか死ぬか」です。
リトルフィンガーはサンサをサーセイから救ったが、サンサが他人に依存している被害者的立場にい続けていることに辟易していた。
サンサ自身も他者に依存し続けてきたことに気づき、一歩踏み出せる瞬間だったと思う。

・サンサにとって、リトルフィンガーは保護者でもある。
そして、彼は自分(サンサ)のために動けることを知っているから。

・その時点(第四章)で、サンサは異母兄ジョン・スノウ以外に生存が確かであるとわかる家族がいません。
サンサがリトルフィンガーを蔑ろにした場合、自分自身も高巣城にとって重要な人物ではなくなります(リトルフィンガーの姪として城内にいるから)
そこから追放されたら、行く場所がありません。
彼が叔母を殺害するほど不気味な人間であろうと、彼を救い味方につけることはサンサにとって最良の選択だった。

・サンサは、リトルフィンガーが計画に邪魔な者を容易に消すことを知っています。
悪魔のような男だとしても、自分のサイドに置くことが賢明だと気づいたからです。

・彼女はそれまで受動的でした。
自分の周りの人たち(ラニスター等)に従うしかなく、被害者的な立ち位置にいた。
しかし、サンサはこの一件で能動的となる一歩を踏み出した。
自分の運命を他人に委ねるのではなく、自分で切り開くべきだということをリトルフィンガーから学んだのです。
リトルフィンガーを救った瞬間、サンサは物語に於いて重要な人物となりました。

◆最終話、ヴァリスも一緒に船に乗ったのは何故ですか?

当初はティリオンを箱に入れ、積荷として船に乗せるだけの計画だった。
しかし、城の鐘が鳴り響いた。
その鐘は王や王の手の死を告げる時に鳴らすので、ヴァリスはティリオンが逃げる際に何をやったか察した。
城内では速やかに犯人探しを行う。
すると、死刑囚として拘束されていたティリオンがいない、そしてヴァリスの姿がないとなれば、ティリオンの脱走を手伝った人物がヴァリスであると特定されやすくなります。
ヴァリスは自分も追われる身になったため、急いで船に乗った。

◆ティリオンが脱走する際、タイウィンの部屋(王の手の部屋)へ行った理由は?

原作ではティリオンの行動の経緯が書かれているが、ドラマでは部屋へ向かった理由が示されていない。
ドラマではティリオンが部屋に入った時点で、タイウィンを殺害する目的があるようには見えなかった(シェイの姿を見て抑えきれない怒りがわいた)
当初、恐らくティリオンは父親でありながら息子を憎み続け、処刑を宣告したタイウィンに自分の想いを吐き出したかったのかもしれない。
脱走を見逃してもらえず再度捕まる可能性は十分にあった。
ティリオンはどのみち処刑される身なので、脱走を手助けした者の名は言わずに自らの命を絶つ覚悟をしてたのかもしれないと、想像するしかない。
何故タイウィンの部屋向かったかは、原作のプロットをドラマで割愛している部分が埋められず、穴になってしまった。






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