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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

オープニングタイトルについて@ゲーム・オブ・スローンズ

”メインタイトル”とか”オープニングクレジット”と呼ばれてますが、「ゲーム・オブ・スローンズ」のオープニングタイトルは原作者のマーティン氏もお気に入りだとか。
「物語は地理学が非常に重要なので、地図を用いたことは良いアイディア」だと述べて評価したそうです。

そのオープニングタイトルを担当したのは、Angus Wall氏。
「地図上を飛んでいるワタリガラス」というイメージを与えられたそうで、あのオープニングはワタリガラスの視点でもあるみたいですね。
Wall氏は2011年のエミー賞で、メインタイトルデザイン賞を受賞しました。

さて、オープニングタイトルは物語に合わせて変化していることはご存知かと思います。
ここで、ひとつの動画を紹介します。
第一章から第六章までのオープニングを同時に流しているというもの。
「だから何だ?」と言われたら、それまでなんですけど(苦笑)
でも、6シーズン分のオープニングを「同時に見る」ってできないじゃないですか?
意外と貴重かもしれないと・・・(小声)

左上は第一章ですね。
ズラッと並べて見てると、オープニングが終わる時間が微妙に異なってるのが一目瞭然だったりして、この動画に唸りました。
有りそうで、意外と今まで無かった動画です。







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素朴な疑問:第六章編#3@ゲーム・オブ・スローンズ

では、さっそく第六章の「素朴な疑問」と、それに対する意見を紹介します。

◆ジョンは、まだ少年のオリーをも処刑しなければならなかったのですか?



・ジョンがオリーを処刑しなければならなかったか?
それは”イエス”です。
オリーはナイツウォッチのルールに則って選ばれた総帥を暗殺したのです。
一度死んだジョンはナイツウォッチとしての務めが終了し、処刑する権限がないと思うかもしれませんが、誰も権限に対し疑問視していた者がいなかったことに注目して下さい。
そして、ジョンは喜んで処刑したわけではありません。

・オリーがもし大人なら、裏切り者の上に殺人者なので処刑されて当たり前だと思うでしょう。GOTの世界では、子供であっても考慮はしていません。
スタニスの娘シリーンは火炙りにされ、リコンはラムジーから矢を貫かれた。彼らは何の罪がなくとも殺されたのです。オリーの処刑だけが特別なのではありません。

・オリーは子供だったんですよ。
処刑する必要はありませんでした。
ジョンは愛する家族がいる、大切な友人がいる、尊敬する人がいる、クールな剣も持っている。しかし、オリーは何もない。
家族を奪った野人への憎しみしかない。それがどんなに不幸なことか誰も理解してない。
恐らく、ジョンは死んだことにより何かを失った。子供を殺せる人ではなかったはず。
ドラマはジョンを汚すことが目的だったと思う。
完全な英雄ではなく、傷ついた子供さえ殺せる英雄。

・オリーは明らかにジョンに死んで欲しいと思ったから心臓を刺した。
アリザー・ソーンも含め、個人的な理由でジョンを殺害した。
野人を壁越えさせたことに異論はあったでしょう。しかし、それが殺しの理由として正当化されると、総帥の意向に納得できなければ殺して良いということになる。
ジオー・モーモントが部下の反乱で殺されたことと同じ。
情状の余地はない。

◆なぜジョンは、メリサンドルを処刑せず北部からの追放で済ませたのですか?

・シリーンに関しては、彼女の両親も加担していたからです。
メリサンドルが自分ひとりで行ったことなら、処刑されていたかもしれません。

・ダヴォスは怒っていたし正義を求めていたが、メリサンドルが必要であるということは認めていると思う。
邪悪なメリサンドルの中のほんの一部かもしれないが、冬が到来し、ホワイトウォーカーとの戦いに於いて必要かもしれない可能性があり、処刑にするか追放するかは難しい決断だったと思う。

・アドバイザー的なメリサンドルが何を言おうが、シリーンを生贄にする決断をしたのはスタニスだった。つまり、スタニスに責任があるということ。
そのスタニスは死んでいる。
それに、ジョンはその時点で北部の責任者でも王でもないので、処刑という極刑を科す立場ではなかった。
ダヴォスはジョンに仕えると自ら決断したので、ジョンの判断に従うしかない。

◆最終話。サーセイが着ていた鎧のようなドレス。彼女は女王になると知ってましたか?



・サーセイはトメンが死ぬことを望んでいた、若しくはそうなると知っていたかはわかりませんが、冒頭の彼女の姿を見て、戦いに直面すると思っていました。

・ドラマの衣装デザイナーの話。
黒はサーセイの父親、子供の死を示していますが、彼女の権力への追求も示しています。
素材の選択と正方形の強いシルエットは、タイウィン・ラニスターと酷似しています。タイウィン・ラニスターは、ダークな素材と模様付レザーを使用したトリムでした。
サーセイの肩の装飾部分は、ジェイミーの王の楯の装飾を思い起こさせ、彼女ら二人の感情的な関係を表現しています。
ドレスの足の部分は、意図的に力を象徴するデザインです。

・ルース・ボルトンが血染めの婚儀で何が起きるか知っていて鎖帷子(チェーンメイル)を着ていたのと同じで、彼女も知っていたのだろう。

・トメンが自死することは予想していなかったと思う。
彼女自身が戦争を始めたという認識があったから、あのようなドレスを着込んでいたのだろう。
ドレスは父タイウィンの遺志を引き継ぐという表れで、玉座に座ることは想定してなかったのではないか。





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ドラマ「エクソシスト」を見てみた

”世界を震撼させたホラー映画の金字塔がTVシリーズとなって蘇るっっ!!”と、スターチャンネルが推し推しで宣伝していたドラマ「エクソシスト」
そして、関連作品として映画版の「エクソシスト」4作品。

一作目の映画、私はトラウマになっているため鑑賞はパス。
子供の頃に見てショックで熱まで出したんですよ(マジ話)
・・・で、二作目以降の作品は一応全部見ました。

連日映画の方を見て、悪魔とか何とかに少々お腹いっぱいな感じ。
ドラマはまだ一話目なので、何とも言えません(苦笑)
首180°回転とかはありましたよ。

ドラマの方は「妙なことが起きてるけど、一体何!?」というヒタヒタな感じでのスタートではなく、舞台となるランス家のアンジェラが「家に何かいるっぽいの~、悪魔かもー。神父さん力を貸してぇ」と、メキシコ系の若きラーカス・オルテガ神父に相談するという、いきなりな感じでスタートでした。

ラーカス神父は「悪魔なんていません。気のせいじゃ?」と取り合わなかったけれど、彼は夢でマーカス・ブレナン神父が悪魔祓いをしているシーンを見た。

で、「いつ聞いたんだよ」と突っ込んでしまいそうになったけれど、ラーカス神父は「ランス家を救うことが使命だ」と告げた神の声を聞いたんですと。
それで、マーカス神父を探し、協力を要請する。

ランス、ラーカス、マーカスと何だか似たような名前ですね(苦笑)

さて、アンジェラを演じるのは、ジーナ・デイヴィス。

お久しぶりーーーって感じ。
お子さんは14歳と12歳なんですよね。頑張ったなぁ~。

大好きな映画「テルマ&ルイーズ」


あとは、アンジェラの夫役のアラン・ラック。

見ないうちに老けたわ~~!
もっとも還暦(60歳)だそうですから、年相応なんでしょうけどねぇ。
1980年代、青春映画でお馴染みのジョン・ヒューズ監督作「フェリスはある朝突然に」に出てた頃のイメージが強かったので、ちょいビックリ。

「フェリスはある朝突然に」のアラン・ラック



ドラマのエンディング曲、「チューブラー・ベルズ」なんですね。
昔は恐怖が蘇るので曲すらダメだったんですけど、今は何とか大丈夫(苦笑)

最後に、興味がありましたら「エクソシスト」のモデルとなった事件を解説している記事をどうぞ(他ブログです)






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